
─そういう意味では武道館のような大きなホールだと、仕掛けも全然違いますよね。
クラブツアーの場合は基本的に私とDJとキーボードの3人だけで全国を回るんですけど、それが武道館のライブともなると、5、60人の人間が一斉に動くわけですから、それだけでも大違いですよ。
─アルバムに収録する曲のチョイスも苦労された部分ではないでしょうか。
自分としては全部好きな曲だから、そこはやっぱり難しいところなんですけど、今回のアルバムでは
『I Wanna Know』、『No Way』といったシングル曲や、ライブでは必ず歌う『LIFE』だったり、みんなが耳にしたことがあるような曲をセレクトしています。
─『My Friend』という曲で、会場のお客さんと一緒に合唱するシーンがありましたね。あの場面は聴いているだけでも鳥肌ものでした。
でしょ?
私はステージにいてそのみんなの声が聞こえるわけですよ。あれはホントにすごかった。ライブアルバムって音を綺麗にまとめちゃいがちですけど、やっぱりその場にいた時の臨場感がそのまま欲しいわけですよ。だから今回の『LIVE A.I』では、できる限りそのままの音で収めています。
─この『LIVE A.I』の中で、AIさんの特に思い入れのある曲はどの曲ですか?
それはもう全部(笑)。でもオープニングの
『I Wanna Know』かな。ステージ上で細いワイヤーで吊されて、3階分ぐらいある高さのセットから飛ぶんですよ。歌うことで緊張はしないけど、そういう普段やり慣れないことをするのは緊張しますよね。ツアーでは毎回「これで最期になるかもしれない…」って思いながら飛んでて。そのたびに遺書は書いておかなきゃって思うんだけど(笑)。
─そのシーンは3月28日発売の『日本武道館A.I.』のDVDに収録されているんですね。
そうですね。それとLAから連れてきた6人のダンスパフォーマンスがとにかく最高ですよ。また今回特に良かったのは、Flii Stylezをはじめとする超一流の振り付け師たちに振り付けをしてもらえたことですね。
周りを盛り上げれば、結局それが全部自分に繋がってくる。
─最後に、今年のAIさんの活動について教えていただけますか。
春からまたライブが始まるんで、今のうちに曲をいっぱい作っておいて、シングルにする曲を選んでます。今年はとにかく盛り上がれる曲。誰が聞いても、「これはカラダを動かさないとしょうがねぇな」って感じで気分を上げられるような曲を届けたいですね。
それと今年は特に野外フェスとか、自分を知らないファンがいるところにも積極的に行きたい。4月にはオーストラリアにも行くんですけど、そこでは「ワーキングホリデーで海外に来てはみたけれど、ここに何しにきたのかわかんなくなっちゃった」とかそういう日本人を目覚めさせて、さらに奮い立たせるようなイベントをやれればと思ってます。
─すごい!まるで歌でボランティアをしているみたいですね(笑)。
まずは自分の周りを盛り上げること。周りの人が元気になって盛り上がってくれれば、自分の気分も良くなるじゃないですか。結局それは全部自分に繋がってくるものだし、それを自分の力に変えていければ最高でしょう。
─ありがとうございました。
(2007.2.20 ユニバーサルミュージックにて)
Profile
- AI
-
1981年11月2日LA生まれ。歌と踊りをロスで本格的に習得、1999年にはジャネット・ジャクソンの『ゴー・ディープ』のPVにダンサーの一人として出演。2000年に帰国しデビュー。2005年5月にリリースしたバラード曲『Story』は売上げ30万枚、ダウンロード300万件と2005年を代表する曲となる。同年のアルバム『MIC-A-HOLIC A.I.」は50万枚超のセールスを記録し、この年、第56回NHK紅白歌合戦に初登場を果たした。2006年9月には最新シングル『I Wanna Know』と、アルバム『What's goin' on A.I.』をリリースして、アルバムにおいては3作連続のセールスTOP5入りを果たした。ソウル、R&B、ヒップホップ、ダンスと全要素を横断する「クイーン・オブ・ヒップ・ホップ・ソウル」的エンタテイナーである。
Special Movie
Information

- LIVE ALBUM『LIVE A.I.』
2007.03.07 OUT STREET!!
¥2,000
2月28日よりiTunes Storeで
先行配信中 試聴はこちら

- LIVE DVD『日本武道館A.I.』
2007.3.28 OUT STREET!!
初回限定盤:¥4,800(2枚組)
通常盤:¥4,400(2枚組)※2006年12月13日、AI武道館公演を完全収録!初回限定盤はライブフォト満載の40P写真集付!



