2006年は日本代表としてドイツW杯出場、ジュビロ磐田ではチームの顔として大車輪の働きを見せた福西崇史選手。日本を代表するボランチとして2007年もさらなる活躍が期待される福西選手に、サッカーという競技の魅力、iPodと音楽についてお伺いしました。さらに福西選手には新型iPod shuffleを体験していただき、感想をお聞きしています。
激動の2006年シーズン
─2006年のシーズンを振り返っていただきたいんですが、激動のシーズンでしたね。
そうですね。自分にとっては大きな一年でしたね。
─一番大きいのはドイツでのワールドカップ。
はい。
─実際大きな舞台に立ってみてどうでしたか?
W杯の舞台に立ってみて初めて分かったことがたくさんありました。ただ、欲を言えば自分の中では全て(の試合)に出たかったという思いも強かったですね。
─そこで得た一番大きなものは?
W杯に向けての長期的なチーム作りですね。日程が厳しい中でのゲームでの力の発揮の仕方とか、チームを完成に持っていく過程とかは勉強になりました。ピッチに立ったことで相手の勝つ意欲も今までにないものを感じましたし。そして、自分たちの力が足りないからこういう結果になってしまいましたし…。
─一次リーグ敗退という結果はどのように受け止められてますか?
結果が全てですから…。納得いかない結果ではありますけど。
─一方、Jリーグではジュビロ磐田は今シーズン年間5位。ただ、タイトルからはしばらく遠ざかっている状況です。
そうですね。監督が変わったというのもこの一年の大きな出来事でした。やっぱり監督が変わってから若手の選手と今までやってきたメンバーとのズレって言うか、経験の差が凄いあって、そういうのを近づけない限りはチームとして機能しないんじゃないかっていうことは、自分の中で少し考えながらやった一年ではあります。
─その中で後半はチームとしては白星という結果が徐々に出てきました。
結果としてはそういう形で出ましたけど、やはり優勝争いをしたかったですね。
─チームの中心として引っ張っていかなければならない存在になってきていると思います。
今年一年で名波さんや(藤田)俊哉さんとか、自分がチームのことを考えなくてもやってくれる人がいなくなってしまったので、そういう意味では自分もそういうことを気に留めてやっていかなければなと思いましたね。チームを引っ張らなければいけない年齢でもあるし、立場でもありますから。
─今年で気がつけば30歳。何か変わりましたか?
自分の中では30という数字に対する意味はあまり感じないというか…。おじさんといえばおじさんなのかもしれないですけどね。ベテランと周りから言われるのはしょうがない。自分の中では今までどおりやっていこうと思っているんですけどね。
サッカーの魅力は“奥深さ”
─サッカーの魅力や楽しさはどこにあると思いますか?
プロになってから思い始めたんですけど、“奥深さ”でしょうね。11人プラスそれ以外の選手、監督とかチームのフロントの状況、周りの環境にあわせてチームが変わる。そういった奥深さに楽しさや面白さを感じますね。
─そういったサッカーの奥深さをジワジワ感じ始めたのはいつ頃ですか?
最初はボールを蹴るだけで楽しくて…。自分が思ったとおりに蹴れたり、止められたりっていう単純な作業が上手くいくことに楽しさを感じてましたけど、プロになってやっていくにつれて、『やっぱりサッカーは一人じゃできない。何て奥深いんだ』ということを感じるようになりました。
─高校まではフォワードでしたよね。プロになってポジションを替えて。そういったこともサッカーの奥深さを感じるという意味では大きかったと思いますが。
そうですね、ボランチやれって言われたときは、何も知らずに言われたとおりにやるだけで、またそこでサッカーの勉強じゃないですけど、サッカーを考えさせられましたし。今までやってきたのとは違う方向で勉強することで、奥深さや楽しさを感じましたね。
─ドゥンガさんの影響も大きかったと思うんですが、いかがでしょうか?
そうですね。自分がなにもわからない状況の中で、隣に当時世界一のボランチがいましたからね。見よう見まねできたのは大きかったですね。
─ボランチというポジションの魅力は?
攻守において常にサッカーができるというか、ボールに絡まないといけないという部分でしょうね。今のサッカーでチームの主となるポジションだと思います。そういう面白さはありますね。
─でも、最初はやるのが精一杯で。
精一杯ですね。自分のことしか考えられなくて、もちろんチームのことなんか考える余裕がない。でも、やっているうちに面白みも出てきて、周りも見えてきて。
─ボランチでいけるという手応えを感じたのはいつごろですか?
わかりやすいように言えば、ドゥンガに怒られなくなった頃…。いや、怒られなくはならなかったですけど(笑)、あまり言われなくなり始めた頃ですかね。
─褒められたことは?
褒められたこともありましたけど、怒られる方が強烈でした(笑)。
Profile
- Name
- 福西崇史(フクニシ タカシ)
- Birthday
- 1976/9/1
- Blood type
- A型
- Speciality
- 音楽鑑賞
Gallery
ジュビロ磐田のクラブハウス
グラウンドは素晴らしい環境に整えられています
福西選手の力強い眼光が印象的
iPod shuffleはどこに付けても気になりません
『iPod shuffleは小さすぎてビックリですよ』





