iPodがスポーツを楽しくする。 松井 千夏(スカッシュ)

2001年・スカッシュ全日本選手権を最年少で優勝し、その後、活躍の舞台を世界に移している松井選手。女性アスリートとしてTV番組にも引っ張りだこの松井選手に、スカッシュに関するエピソードとその魅力、そして音楽との関係性についてお聞きしました。

限界を作りたくない

─スカッシュは、激しいスポーツというイメージがあるのですが。

確かに見た目には激しいスポーツ思われがちですね。なにしろ、狭い空間で壁に向かってラケットでボールを打ち、しかも相手はすぐ自分の真横にいたりすぐ後ろにいたりするわけですから。でも、私はスカッシュは他のスポーツと比べてもそこまで「激しい」というイメージはないんですよ。どのスポーツでもレベルが高くなれば当然激しくなりますからね。スカッシュはプレースタイルも人それぞれですし、楽しいスポーツです。決してキツくはないんですよ。

─スカッシュの面白みはどのあたりにありますか?

身体だけじゃなくて頭も使う部分ですね。スカッシュには壁を利用して打つショットがかなり多いんですよ。自分が優位に立てるポジションをうまくキープしつつ、相手を走らせ、壁を上手く利用して立体的なショットを放つ。ビリヤードの感覚に近いかもしれません。

─スカッシュを始めたきっかけは?

高校までバレーボールをやっていたんですが、私、あまり背が高くないので、大学に入ったらテニスをやろうと考えていたんです。でも、入った大学が日体大、スポーツの一流選手が集まってくる大学なので、別のスポーツをまた1から始めるとなるとちょっと難しかったんですね。それで、どうしようかなと思っていたところで、ある写真を見つけたんですよ。

─どんな写真だったんですか?

ガラスに向かって、選手がラケットとボールを持って打とうとしている写真だったんですけど、『何コレ?』って。それがスカッシュとの出会いですね。テニスじゃないけど、ラケットスポーツっぽいな、やってみようかな、ということで始めたんです。その頃はスカッシュというスポーツ自体知らなかったんですよ(笑)。

─スカッシュを始めてからトップの大会に出場するまでそんなにかかりませんでした。

そうですね。でも、スカッシュは大学のサークルで始める人がほとんどなんですよ。ですから、皆スタートが一緒なんですよね。私はそれまで運動はしていましたし、テニスも多少はかじったことがあるので、ある程度は他の人よりアドバンテージがあったのかなとは思います。

─そして日本でトップクラスの成績を収めるようになって、世界の選手と対戦するようになりました。世界の壁は感じていますか?

やはり自分がスカッシュを始めた年齢と、世界のトップ選手が始めた年齢があまりにも違いすぎて、その部分で壁は感じますね。感覚というかセンスというか、そういったものがまったく違います。スカッシュは経験も必要なスポーツなんですが、私はまだ数年しかやってませんから。やり方を考えていかないと追いつけないでしょうね。自分ではまだ限界を作りたくないので、やってみようという想いがある限りは上を目指しますよ。

次にどんな曲が来るのか楽しみ

─iPodはかなり前から使われているようですね。

最初はiPod miniでした。海外遠征が多いので、これ1つで音楽を持ち運べるのは本当に便利です。海外だと電車移動が10時間とかもざらで、重宝していますよ。移動中には、今はnanoを使っています。

─その他にも、iPod shuffleをお持ちです。

そうですね。使い分ける感じです。shuffleはランニングの時に主に使っています。miniやnanoだとちょっと重さが気になるのと、身体を動かすと落しちゃったりするのが心配で。shuffleだと、その点は心配ありませんからね。

Profile

Name
松井千夏(マツイ チナツ)
Birthday
1977/8/8
Blood type
AB型
Speciality
ヒップホップを聴くこと
Tune your run. Nike + iPod
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