地元名古屋を拠点に、青春時代に影響を受けたHIP HOPをベースに、様々な音楽を自分たちなりの解釈で吸収し、ブレンドして耳触りの良いメロディを作り出すMC3人、DJ/トラックメーカー1人の4人組が、このカルテット。3月7日には、シングル『一期一会』をリリース予定ということで、ますますこれからの快進撃が楽しみなカルテットのみなさんに会いに、彼らの地元名古屋へと足を運び、愛着ある街、名古屋を紹介してもらいながら、お話しを伺いました。
衣食住「音楽」くらい大切なモノ。
─シングル『一期一会』を聴かせてもらいました。HIP HOPと云うには、また新しい音が出てきたなという感じがしました。自分たちで自分たちを説明するとしたら、なんと表現しますか?
NAL名古屋を拠点に活動しているHIP HOP4人組で、MC3人、DJ/トラックメーカー1人。パンクであったり、ジャズであったり、ポップスとかロックとか色々なジャンルを、カルテットなりの解釈でHIP HOPを受け皿に、自分たちの音楽に昇華している感じです。
─HIP HOPらしいサンプリングしてトラックメイクというよりは、作曲に近いように感じたのですが?
AViA そうですね。基本的にサンプリングというよりは、バンドをやっていたこともあり、自分でギターや鍵盤で演奏しちゃってるんですよ。でもループ感とかがHIP HOP的ではあるんですよね。
NAL 僕等にとってのHIP HOPはまだ文化になりきっていないと思うんです。でもHIP HOPを音楽のジャンルとして初めて知って、それに憧れて音楽やり出しましたからね。ゴリゴリのHIP HOPにこだわっていた時期もありましたけど、いまはもっと大きい目線で、より多くの人に自分たちの音楽を伝えたいと思っています。
eX そうですね。原点がHIP HOPだからボクたちがやってる音楽はHIP HOPなんだろうっていう解釈しかできないですね。
─HIP HOPをベースに様々な音を吸収して、耳触りの良いカルテットらしい音で表現していると。
AViA そうですね。曲がスマートというか、オシャレな印象だといいぁというのはありますけど、まぁ自然に出てくるのが、こういった音なので(笑)。
─カルテットという名前には、どんな意味が込められているのですか?
NAL 最初は、いまの4人ではなく、eXがいなくて、スクラッチDJがいたんです。その4人でデモテープを作ろうとして、名前が必要になったので、「4人の個性を重ねて、音を奏でる」という単純な発想でカルテットに決めました。でも今だったら絶対付けないかも(笑)。
─『一期一会』や『春夏秋冬』など曲名や、歌詞など日本語に対する強いこだわりがあるように思ったのですが?
NAL 偶然といえば偶然なんですけど…。
AViA でも最初からカルテットという名前自体カタカナで付けようとは思ってたんですよ。メインになる曲のタイトルを日本語で付けたというのは、ぱっと見てインパクトがあると思うし、日本で日本人に向けた音楽を作っているので、そっちの方がより伝わりやすいとは考えてます。
NAL 例えば「always」と歌うよりも、「いつも」と歌う方が伝わると思うんですよ。もし同じ意味の言葉で迷ったり、悩んだりしたら確実に日本語を選びますね。特に今は日常の目線というか、日々の生活の風景が浮かぶリリックを中心として書いてますから。
─みなさんにとって音楽とは何でしょうか?
NAL 最初は楽しいだけの自己満足だったんですけど、いつのまにか仕事になって、自分を120%発揮できるものというか、自分を成長させるものというか、いっぱいありすぎて、ひと言では言えないですね。うーん“自分”ですかね(笑)。
eX 単語として最初に浮かんだのは“LIFE”です。生活の中の音楽、自分の人生の中の音楽。
AViA 風景ですね。普段から風景に溶け込むような音楽を聴いてますし、どんな風景にも溶け込むような音楽が好きです。
SAMON 衣食住「音楽」というくらい大切なモノです。
─活動してきてターニングポイントになった出来事はありますか?
AViA やはりシングルの『一期一会』をインディーズで出した時ですね。今までに比べ周りの反応が大きかったです。そこからメジャーの話とかも来るようになりました。
NAL カラオケや、着うたになったりして、急に周りのメディアが動き出した感じがしました。俺たちの音楽が仕事になるんだ。お金を生む事ができるようになったんだなと感じましたね。
─どんなところで自分たちの曲が流れたら嬉しいですか?
NAL クラブですね。実際名古屋では流れたりするんですけど、自分の曲で体をゆらして踊っている人がいると嬉しくて、お小遣いあげたいくらいです。
eX コンビニとかで流れていたら、「ヤベー!かかってるよ」ってテンション上がっちゃいそうですね。
ボクたちの街に響く音
Profile
- カルテット
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名古屋発ゴールデン・ヒップホップ・スクゥエア=カルテット。良質HIP HOPを輩出し続ける名古屋最大の超新星。ジャンルも時代も横断するトラックとメロウなフロウでハートを鷲掴む3M&1MUSIC。02年結成、05年夏のインディ盤『一期一会』が大ヒット。06年夏のインディラスト曲『Summer Breeze』、秋のデビュー曲『春夏秋冬』が2曲連続で名古屋FM局邦楽チャート1位を獲得。実力話題ともに東海NO.1ニュージェネレーション。07年3月7日『一期一会』が涙必至のニューヴァージョンで誕生!全国にカルテット旋風を巻き起こす!
CBCテレビ『なつめぐ堂』番組エンディングテーマでカルテットの『一期一会』がOA中です。
Sound Gallery
栄交差点広場
ラップをやり出した頃、この広場の近くでもらったフライヤーがきっかけでそのイベントにレギュラー出演するようになった思い出の場所。当時はこの曲のトラックの上に自分のラップをのせて歌っていました。ここは僕の音楽ライフはじまりの場所です。
eX(エクス)

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2PAC
CHANGES
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矢場公園
僕の名古屋ストリート憩いの場所。高校生だった僕が初めて聴いたHIP HOPアーティストがNASでした。歩き疲れた時にいつも立ち寄ってたこの公園で、よく聴いていたのを覚えています。HIP HOPに出会った頃から進化を続けるストリート・ミュージックのいまを聴かせてくれる曲です。
NAL(ナル)

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NAS
Hip Hop Is Dead
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テレビ塔
カルテットの全ての曲が産まれた僕の部屋から真正面に見える、この街の象徴的存在、テレビ塔。僕の第二の故郷で、また音楽を続ける決意をしたシドニーの街を歩くときのBGMだったこの曲は、刺激に満ちた海外生活を思い出させてくれる風景アルバムでもあり、今でも曲作りに様々なインスピレーションを与えてくれています。
AViA(アビア)

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The Streets
Weak Become Heroes
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大須観音万松寺商店街(入り口)
大学を辞めて働き出し、音楽を本格的にやろうと決意した自分にとって原点ともいえる場所です。この曲は、当時CLUBでもよくかかっていて、SPEECHの歌とラップができるスタイルが凄く新鮮で、自分の目指すところでもありました。この曲、この場所は初心にかえる事ができる大切なものです。
SAMON(サモン)

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SPEECH
The Hey Song
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カフェS4
カルテットが結成当時から、現在までライブをしているCLUBにほど近いカフェです。深夜まで営業しているので、ここでライブや曲の打ち合わせをよくしています。実はここでカルテット結成のドラマがありました。
メンバー4人

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カルテット
一期一会
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