
常に最新の情報を携帯できる魔法の箱。
─iPodはお持ちですか?どのように使われてますか?
POPY OIL 焼き肉屋さんのロゴを作った時に貰いました。ツアーに行く時に、兄貴のレコードバッグとか見て、そのツアーで使う曲を確認して、iPodに入れて移動中必死で覚えるのに使ってますね。
OLIVE OIL 秋葉原で10GBの超初期のを手に入れて、ハードディスク代わりに曲のデータなどを入れて使ったり、MP3音源にして作品の音を確認したりしてます。俺の場合Macをまだ古い環境で使ってるので、iPodに入れるしかデータをMacから出す方法が無いんで、iPodはかなり製作に重大な役目を担ってますね(笑)。
POPY OIL サイズの割に容量が凄いでじゃないですか?何千って曲をこれひとつで携帯できて、好きな音をどこでも聴けるだけじゃなくて、自分達の音源のチェックや、ハードディスクとしてMP3やデザインデータの受け渡しにも使える。常に最新の情報を携帯できる魔法の箱みたいな感じです。そのままiPod渡せば、作品も見せられる名刺としても使えそうですね。
─VJする時はPowerBookですか?
POPY OIL どうしても見た目がカッコいいんでG3使ってます。キーボードのボタンが10個ぐらいないんですよ。わかりやすくていいんですけど(笑)。
福岡という街で、化学変化が起きたのは間違いないんです。
─福岡で活動している理由はなんですか?
POPY OIL 学校で来たのが最初ですね。その時は東京でも良かったんですけど、住んでみたらいいんですよ。山も海も近いし。地元も近いし。
─福岡で影響を受けたDJやミュージシャンはいますか?
OLIVE OIL そのクラブで、一緒にEL NINOをやるMCのFREEZと出会って、そいつのラップ聴いた瞬間に、HIP HOPのヤバさをまた思いだしたんですよ。外人にしか出せない音域っていうか声帯持ってて、その声聴いた時、ダンスミュージックみたいな声がなくても踊れる音楽にはまってたんだけど、またHIP HOPやりたい!と痛烈に思う出会いでした。それとヒムロヨシテルさん(himuro名義で海外でもリリースしているミュージシャン)との出会いもでかかった。あとはBASEというクラブは大きいです。彼らから受けた影響を踏まえ、自分らしさをどう表現していくか模索中です。
─日本全体で見ても福岡のクラブシーンは面白い時期だと思います。素晴らしいDJや、ミュージシャンがいて、理解のあるクラブがあって、お客さんもレベルが高いという。福岡が今こうなっているのは何故だと思いますか?
OLIVE OIL 福岡という街で、化学変化が起きたのは間違いないんです。俺らがやっているようなジャンルは、日本中見てもなかなかいなくて、どこでやっても平日にスケジュール組まれるような扱いでした。同じ頃、HIP HOPだと西海岸ノリな人たちが人気で、アンダーグランドHIP HOPと云われる人たちは隅っこに追いやられてたんです。そんな時に俺とMC FREEZは知り合って、ちょうど昔のHIP HOPに足りなかった新しい要素を俺が持ってて、その当時の日本のHIP HOPに対して必要だった要素を彼が持ってた。そんな2人が、そこで出逢ったことによって化学変化が産まれて、それぞれが交流できる場がどんどん増えてきるんです。
─それが福岡の独自性になっていったんですね。
OLIVE OIL いま凄いですよ。トラックメイカーのパーティーにMCが見に来てて、MCのパーティーになると俺らの仲間が行って、良いDJ、良いMCを血眼で探してるんですよ。そうやってお互いに他のジャンルのお客さんも来るようになって広がってきてる。だってこの2つのジャンルを聴いて育った若い奴らにとっては、もうこれが新しいひとつのジャンルとして捉えるようになりますからね。
─福岡という街が今後どうなっていくと思いますか?
OLIVE OIL 音楽的に見てかなり重要な街になるでしょうね。他の都市に比べて、若い子達が普通にMacで曲作りしてますからね。ジャンルが混じり合うことで、2〜3年後とかには、進化して凄い事になっていると思います。
─音楽やビジュアルワークってお2人にとって何なのでしょうか?
OLIVE OIL 遊びの延長ですね。だからビースティーボーイズのスタイルが一番好きなんですよね。仲間で集まって、ワイワイやりながらやったことが、いちいちカッコ良くて。いちいちブームになって。でも彼らは仕事として固い気持ちでやってる訳じゃなく、遊びの延長。だけど、真剣に遊んで良い物作れば、それは世界中の多くの人に面白がられて、楽しんでもらって、最後にはお金になって帰ってくるっていうスタイルでいきたいですね。
─ありがとうございました。
(2007年2月13日 福岡にて)
ボクたちの街に響く音
Profile
- OILWORKS
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DJ/サウンドクリエイターのOLIVE OILと映像/グラフィックアーティストで実の弟POPY OILとのクリエイティブユニット。
OLIVE OIL
HIP HOP/エレクトロニカ/ドラムンベース/Dub/音響/テクノ/ハウスなどをユニークな観点から昇華し、傑出したミックス/コラージュ感覚でフリースタイルにライブで表現。実際のプレイでもいつ何がどう生まれるのか全く持って想像がつかない極めてスリリングなスタイルを信条とする。POPY OIL
OILWORKSのアートディレクションを担当し、映像、VJデザイン等を手掛ける。ペイント/コラージュ/スクリーン/オイル/デジタル等を仕様し、詩集『アストロノート』(萩原朔太郎賞)等のカバー仕事や、OILWORKSとしてSONAR SOUNDフェスで演出を手掛けた。
Sound Gallery
HERRIT
先輩DJの洋服屋さんです。家からも近いので新しい曲ができたら、必ず遊びにお邪魔してお店のサウンドシステムで新曲を聴いたりしています。日頃から凄くお世話になってます。初めて先輩のDJプレーを見た4、5年前に、この曲を2枚使いしてたのを覚えてます。ちなみに同じネタで僕もトラック組みました(笑)。

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A.D.O.R.
Let It All Hang Out
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今泉珈琲店
福岡に引っ越してきてすぐの頃、天神を歩いる時に、その良い匂いに一発でやられて入った美味しいコーヒー屋さん。 その頃作ってたミックスCDに毎回入れていたイメージがあるUNKLE。彼らの音の作り方にはかなり影響受けました。

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UNKLE
Guns Blazing(Drums of Death,Rt.1
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THIRTY THREE
いつも遊びに行くレコード屋さん。ここでインストア・イベントとかもやらしてもらったりと、色んな形で協力、サポートしてくれる心強いお店です。感謝!

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Olive Oil
Tenjin Drunkers Night
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Planning ES
ここはPOPY OILのやってる別プロジェクトLOWORKSがデザインした壁がある秘密スポット。いつもMacの画面でしか見ないものが壁のデザインになってるのを見て感激しました。この曲RYDEEN 79/07はそのスポットに行くまでの景色になんとなくリンクします。

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イエロー・マジック・オーケストラ
RYDEEN 79/07
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YURURI
後輩に教えてもらった24H営業の居酒屋さんです。パーティー終わりの朝方だと行ける場所が限られるのですが、ここはオススメ。お酒の種類も多く、珍味も、ご飯も美味しくて居心地も良く最高の場所。時間を忘れて朝の11時まで飲んでたこともありました(笑)。

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Medeski, Martin & Wood
Start-Stop
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