
ダンス・ミュージック界をはじめとして世界の様々なミュージック・シーンに大きな影響を与える、イギリスのダンス・ユニット、Underworldが前作より5年ぶりとなるニューアルバム『Oblivion with Bells』を10月3日に発売し、iTunes Storeでも配信を開始しました。
リリースを記念して9月24日、Underworldのメンバーであるカール・ハイドさんがApple Store, Shibuyaでトークイベントを開催。『Oblivion with Bells』のアルバム制作に影響を与えた12人のアーティストの楽曲を紹介してくれました。
イベント開始前から大勢のファンと報道陣が詰めかける中、カール・ハイドさんが愛用のデジタルカメラを片手にシャッターを切りながら登場。「みんなも撮ってよいけど、僕も撮るからね」と、にこやかにイベントがスタートしました。
Underworldが今回のアルバム制作にあたってインスピレーションを受けたのは、ボブ・マーリー、アフリカン・ミュージックのKonono N°1をはじめとして、Apple Storeにも出演経験のあるイギリスのドラムンベース・ユニットのHigh Contrast、APPARAT ORGAN QUARTET、そしてジョニー・キャッシュなどジャンルもさまざまなアーティストたち。さらに日本のバンドであるMELT-BANANA、あふりらんぽ、ボアダムスといったアーティストの名前も挙げ、会場に集まった大勢のファンを沸かせました。
「今日撮った写真はネットにアップしてみんなでフォトセッションしよう!」と、ファンを大いに沸かせてイベントを締めくくったカール・ハイドさん。今回はニューアルバム『Oblivion with Bells』について、11月の日本公演について、そして発売されたばかりのiPod touchについてお話をお伺いしました。
200曲作った中から生まれたアルバム『Ovlibion with bells』
─本日のアップルストアでのイベントはいかがでしたでしょうか。
僕が音楽以外で人前に立つのはちょっと不思議な感じだけど、とても楽しかったよ。お客さんとはライブに近い感じのやりとりもあったしね。
─新作『Ovlibion with bells』は前作から実に5年ぶりとなるアルバムですね。大勢のファンが待ち望んでいたと思いますが、ニューアルバムの製作過程を教えてください。
この5年間は本当に忙しかったんだよ。Underworldlive.comでは楽曲を3曲配信して、2005年には幕張でやったライブの3枚組のアルバムを出したし、『JAL to Tokyo』を含む12インチを5枚も出した。それに『BREAKING and ENTERING』というサントラもね。
あとは『In The Belly Of Saint Paul』という本を出版して、インターネットラジオやQuickTimeで4時間のウェブキャストもやった。そういったものすべてにインスピレーションを受けて今回のアルバムを作ったんだ。結果的には楽曲を200曲作って、その中から選んだ楽曲で今回のアルバムが完成したんだよ。
─ファーストアルバムを思い出すようなモノクロのアートワークも非常に印象的ですね。
実は今回のアートワークを手がけたのはファーストアルバムのアートワークも手がけたジョン・ウォーウィッカーというTOMATOのアーティストなんだ。僕と彼はもうかれこれ27年の付き合いなんだけど、彼とはネット上にバーチャルのアートスタジオを作って、写真や絵を交換し合ってジャムセッションをしてるんだよね。そこから彼が素材をコラージュして作品にするんだ。11月のライブでもインスタレーション・アートの展示ができればと思ってる。
─アルバム『Ovlibion with bells』はiTunes Storeでも同時配信されています。Underworldはインターネットを利用した活動も精力的に行っていますよね。
自分たちの好きなタイミングで出来た曲をすぐ配信することも可能だし、ウェブキャストも出来る。問題も当然あるけど、ネットによっていろいろな形で作品を出したり表現ができるということは、アーティストとしてはすごく開放的でよいことだと思うよ。
iPod touchはセクシー・ボーイだよ!
─カール・ハイドさんは普段はiPodを使われていますか?
僕らのやっているインターネットラジオではiPodを使って音楽を流すんだよ。僕のiPodには何千曲もの音楽を入れているからね。
─iPod touchを指先で実際に触ってみていかがでしたか?
これは本当にすごい。iPhoneと同じテクノロジーが採用されているんだね。あと、このスリムなボディーを見てよ。僕みたいに旅行を頻繁にする人には、ポケットに入れていつでも持ち歩けるのが最高だね。iPod touchはセクシー・ボーイだよ!
─11月21、22日には大阪公演、11月24日には東京公演が控えていますが、どのようなライブになりそうですか。
今回も相変わらず音楽も照明も映像もすべて即興でやるつもりだから、毎公演が違ったショーになるだろうね。TOMATOも僕らと一緒に来て、映像をバルーンのようなスクリーンに映し出すんだ。日本でやるかはわからないけど、今回のライブツアーではQuickTimeでウェブキャストをやるんだよ。それは30年来の夢だったから、日本でも実現できればいいと思っているよ!
─ありがとうございました。
(2007.9.24 Apple Store, Shibuyaにて)

スーパースターの登場に、会場は熱気に包まれました。

今回のニューアルバム制作に影響を与えた
アーティストの楽曲をiTunesで紹介。
お客さんや自分の顔の写真を撮るカール・ハイドさん。

前列のファンの方々と最後まで握手をして退場。

発売されたばかりのiPod touchに触れていただきました。
Profile
- Underworld
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メンバー:カール・ハイド (Vo/G)、リック・スミス (Key) 。
92年に活動を開始して以来、現在まで4枚のオリジナル・アルバムをリリースし、世界のダンス・ミュージック・シーンを牽引してきた。シングル『ボーン・スリッピー』(95年)が大ブレイクしたことがきっかけとなり、一躍メジャー・シーンに躍り出た。彼らの活動は自身もメンバーの一員であるアート集団TOMATOとの連動によって、音楽作品のみならず、ライヴ、アート、ファッション、映画、NETと表現の可能性をどこまでも広げてきた。2007年10月、5枚目のオリジナル・アルバム『Oblivion with Bells』をリリースした。
iTunes Store

- Oblivion with Bells
Underworld
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- Crocodile
Underworld
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- A Hundred Days Off
Underworld
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