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日本が誇るシンガー・ソングライター & ピアニストの矢野顕子さん。「ファンとのコミュニケーションを大切にしたい」と語る彼女が、新しい情報配信のかたちとして選んだのがiTunes Music StoreとPodcastingです。2005年11月23日(水)には最新シングル「PRESTO」が先行配信され、Podcast第2弾「ヤノstyle」もスタートしました。
PodcastとMac、iPodが切り開くコミュニケーションの可能性について、そしてご自身の生活とアップルとの関わりについて、古くからのMacユーザでもある矢野さんにお話を伺いました。
──矢野さんがMacを使い始めたのは80年代半ばごろと伺っていますが、ふだんはどのように使われていますか?
キャリアは長いけど、基本は「教えてくれなきゃわかんない」って人なんですよ(笑)。自宅にはPowerBook G4が2台あって、ひとつは音楽制作用。Mac OS X Tigerも買ってきて早速インストールして。Tigerはすごく快適で、私みたいなせっかちにはぴったり(笑)。もう1台にはメールから写真から、いろんなものを全部幕の内弁当みたいに入れてます。管理するってところまではいかないけど、とにかく写真はiPhotoに、CDはiTunesに入れてますね。──iPodは使われてますか? 40GBが出たときにすぐ買いました。主に使っているのはツアーのときですね。イヤホンをつけて歩くのは怖いので……歩くときは歩くって機能に集中しないとね(笑)。でも、音楽を聴くのは圧倒的に車の中だから、iPod用のアダプターは買おう買おうってずっと思ってるんですよ。……後で買ってこうかしら(笑)。 ──ぜひお買い物していってください(笑)。それではニューヨーク在住の矢野さんにお聞きしたいのですが、街中でiPodを使っている人というのはどのくらいいますか? 多いわよー。ニューヨークはここ1年ぐらいで急激に増えましたね。耳から白いコードが出てるからわかっちゃう(笑)。本当に、歩いてる人を見ても電車に乗ってる人を見てもiPodをよく見かけます。 ──それ以前にもポータブルプレーヤーで音楽を聴く、という文化はあったと思うんですが、やはりニューヨークでもガラッと白いイヤホンに変わった、という印象がありますか? そうなの。それまでは、例えばCDプレーヤーを持って歩いていたわけでしょ? 「そうまでして音楽聴かなくてもいいや」って人もたくさんいたと思うの。ところが、iPodはポケットの中に入るということで、じゃあ持ち歩いてもいいかなって人が増えてきた。そういう機能性が生んだ、新しい習慣のような気がしてます。 ニューヨークに生きる人々の習慣、そして時代の空気をもiPodが変えつつある、と矢野さん。最新シングル「PRESTO」は、2006年2月のパッケージ版の発売に先がけ、iTunes Music Storeでの先行配信というかたちで2005年11月23日(水)にリリースされました。こうした選択にも、時代の変化にしなやかに対応する矢野さんらしさが伺えます。 ──今回配信される最新シングル「PRESTO」はどうやって作られたのでしょう? 去年、年末恒例の「さとがえるコンサート」のときにくるりと競演する機会があって、そのとき(くるりの)岸田繁さんと一緒に作った曲なんです。その後ライブでやってとてもいい感じだったので、今年の夏前ぐらいかな、正式にレコーディングすることになって。 ──くるりの岸田さん、そしてレイ ハラカミさんなど、近年は若い世代のミュージシャンとのコラボレーションを積極的にされてますよね。
とにかくいい音楽を作る人ならば、その人の音楽を聴くと「この人と一緒に何かやりたい」「この人と一緒に歌いたい」って思う。例えばかわいい女の子を見たら「うわー、この子と付き合いたい!」と思うでしょ?(笑)そういうのと同じで、自然にあの人たちと一緒に音楽を作りたいと思ったわけね。あくまでも「この人は何を作っているか、何を表現したいか」ということだけが接点だと思ってます。次ページへ ライブレポートページへ:2005年11月23日(祝)Apple Store, Ginza |
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