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![]() Macは、優れたメールソフトやWebブラウザに加え、動画編集ソフトまでも標準で装備しており、医療従事者の日常活動を強力にサポートします。今回、お話を伺った東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科の深沢祐之先生は、内科医兼情報管理室室長として院内の情報システムを管理するかたわら、各科の先生方が使用するパーソナルコンピュータの利用に関して相談役も引き受けています。深沢先生自身、ここ数年はWindowsとLinuxを利用されていますが、情報管理室長という立場上、最新のコンピュータ環境を知っておく必要があるという観点からかねてより最新のMacを使用してみたいという強い関心をお持ちでした。今回は、最近新しいPowerBook G4を使い始めたという深沢先生に、そのファーストインプレッションを伺いました。また、他のコンピュータ環境に馴染んだ方が戸惑いやすいポイントや、院内の医療情報を一手に管理なさっている立場からみたMacの優位性についても、お話いただきました。 1 Mac OS Xファーストインプレッション Mailの迷惑メールフィルター機能に感心 eメールは、時間の無い忙しい日々をおくっている医師にとって、欠かすことの出来ないコミュニケーション手段になっています。 深沢先生は「わたし自身、1日に何十件ものメールを受け取りますし、医師のあいだでは、WordやExcelで作成したファイル、プレゼンテーション用のスライド・データなど、あらゆるファイルをメールに添付して受け渡しすることが日常的になっています」と語ります。 しかし同時に、昨今のスパム・メールなどの不要なメールの増加は多忙なドクターの手を煩わせ、最近では無視できない問題になってきています。 「この状況が進むとメール本来の便利さが損なわれると思います。もうメールを使うのは面倒だと言い出している先生もいるくらいですから…。あと、スパムメールを自動識別してくれる高機能なメーラーが標準装備されていることに感心しました。これは、日々メールを多用するユーザにとっては、とても助かる機能ですね」。 不要なメールの識別・除外を支援してくれる「迷惑メール」機能と合わせて、差出人・送信アドレス・タイトルなどの情報をもとにメールを分類してくれる「ルール」設定を十分に活用することで、メールによるコミュニケーションが、より円滑かつ便利になると感じられたそうです。 ![]() ![]() .Macを使えばデータサイズの大きなファイルもインターネットで共有可能 eメールを使ったコミュニケーションにおいて、深沢先生が感じてらっしゃるもうひとつの問題点が、添付ファイルのサイズだそうです。 「大きなファイルサイズであることを気にとめず、なんでもかんでも添付して送信してくる方もいるので、ちょっと困りますね(笑)。」「当院のメール受信サーバは、ファイルサイズに関しては余裕をもたせた設定にしてありますが、送信側のサーバに制限があると残念ながら大きなサイズのメールを渡すことが出来ません」。 医師の場合、ファイルサイズの大きさが問題になるのは、おもにプレゼンテーション用のデータだといいます。しかし、医師の間でプレゼンテーションファイルやスライドデータの共有は頻繁にあり、このアクティビティに制限がかかることは、学術的なコミュニケーションを円滑化する観点からは決して望ましいこととは言えません。 .MacサービスのiDiskを利用したインターネット経由のファイル共有は大きなファイルサイズ(オプションで最大1GB)にも対応し、Windows XPユーザーからも利用でき、パスワードがかけられるのでデータ保護やセキュリティの面でも優れていると言えます。 Mac OS Xは.Macサービスとシームレスに連携していて、簡単かつ便利に利用できることに対して、「簡単さや便利さは、機能やサービスを実際に利用するうえで、とても大切なことです」と深沢先生は語ってくださいました。 ![]()
Keynote 2とPowerBook G4を組み合わせた優れたプレゼン機能はMacならでは 「Keynote 2の発表者ディスプレイは、話の内容を自然につないでゆくうえでスピーカーに待望の機能です。」深沢先生が、Macにアドバンテージを感じた点のひとつに、Keynote 2のプレゼン機能がありました。 「口演の発表者にとって、手元のパーソナルコンピュータに表示される画面は、重要な意味をもっていると思います。会場のスクリーンに映されているスライドと同じ画面が手元で表示されていても、あまり意味はないでしょう。Keynote 2の発表者ディスプレイは、現在のスライドのみを表示するのではなく、次のスライドも同時に表示できます。この機能は、次々に変わる話の内容を自然につないでゆくうえで非常に有用です」。 口演会場のスクリーンに表示されるスライドと、手元に表示される発表者ディスプレイ。1台のPowerBook G4が2つのディスプレイを駆動できるのは、強力なグラフィックプロセッサを搭載しているからに他なりません。 「口演をはじめるときに、自分が普段使用しているデスクトップ画面が会場のスクリーンに映ってしまうようなケースを良く見かけますが、あれは、色々な意味でかんばしくないですよね(笑)」。 PowerBook G4とMac OS Xの強力なグラフィック性能に裏打ちされたKeynote 2のプレゼンテーション機能を駆使すれば、よりスマートな口演が実現できます。 「早速、過去にWindows機で制作したプレゼンテーションファイルを、Keynote 2に読み込んでみたのですが、文字、背景、レイアウトなどが正確にインポートできることが分かり、これなら過去の資産(スライド)を継承しつつ、Keynote 2にスムーズに移行できるなと実感しました」。 ![]()
動画を編集し、プレゼンテーションに利用するのも簡単 医師のワークスタイルのなかで動画の使用頻度が高いかどうかは、診療科や施設の環境によっても異なってきますが、全体的な傾向としては、やはり検査や手術の動画を有効利用したいという要望は高まってきているようです。動画を扱うには、ビデオカメラや診断装置などからの一次情報を記録し、それをパーソナルコンピュータに取り込んで、必要に応じて適切な編集を加える。さらに、二次情報、三次情報として利用できるよう動画ファイルの形式を変換するというプロセスが求められます。 深沢先生は、「これから、パーソナルコンピュータ上で動画を編集したいと考えている方には、MacにバンドルされているiMovieがぴったりだと思います」と語ってくれました。 DV形式のビデオ映像などを取り込み、ノンリニア編集して、プレゼンテーションファイルに埋め込む。このようなプロセスを、分かりやすいユーザインターフェイスを介して簡単に実現できる環境が、iMovie HD+keynote 2でシームレスに実現します。 Mac OS Xには、動画や音声を扱う統合環境としてQuickTimeが装備されています。深沢先生はQuickTimeについて、次のように語ってくれました。 「他のプラットフォームでは、同じ拡張子の動画ファイルなのに、他の人のコンピュータでうまく再生できないといった問題が生じることがありますが、これはおもに、動画を作成した際に使用したビデオコーデックが、他の人のコンピュータにインストールされていないことが原因です。Macでは、どの機種にも標準でQuickTimeがインストールされていますので、他のMacに動画データを持ち込んだときにコーデックの種類が違うといった問題は起きません。動画にあまり詳しくない方が使う場合にも、安心して、動画取り込み、編集、データ変換などのプロセスが実行できますね」 。
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