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日頃の研究で蓄積した数値データに、分析を加えてグラフ化したい——そんなときにはJMPが便利です。JMPは、統計処理が専門でない人でも、手順を追って作業することで目的のデータにたどり着くことができます。また、グラフ化によって、統計データをビジュアルとして理解することが可能です。 複雑な生存率時間分析なども、JMPなら難しい手間などなくグラフ化できます。JMPで得られたグラフは、Wordなどにコピー&ペーストして利用が可能です。また、ドローソフトのCanvas 9にペーストし、オブジェクトへの変換とグループ化の解除を行えば、Canvas 9上でグラフをさらに加工して見栄えをよくすることもできます。 論文中で必要になる表組データは、Excelで作成します。Excelで作成した表組データは、コピー&ペーストやドラッグ&ドロップでWordに貼付けることが可能です。Wordに貼付けた後でも、数値やラベルのテキスト、行の幅などを編集できます。さらに、最新のMicrosoft Excel 2004では、レイアウト機能がさらに強化され、ページ単位での編集が可能になります。表・グラフ混在の複雑なワークシートも画面で見た通りに編集でき、簡単にページごとにプリントアウトできます。 ![]() これまで利用されてきたMac対応のグラフ作成ソフトには、医療表現に最適なMac OS X対応グラフソフトであるDeltaGraph、医療分野で古くから多くのユーザーをもつ「CA-Cricket Graph III(1.5.3J PPC版)」(以下、Cricket Graph)、「Kaleida Graph 3.6」などがあります。Cricket Graphは、クラシックMac OS対応版で開発が終了し、現在は発売中止となっています。Kaleida Graph 3.6はMac OS X対応版として2003年2月に発売されました。 DeltaGraphの特長としては、Excelと連携してビジュアル面に優れたグラフを作成できるという点があげられます。Excel上の必要なデータをコピーしてDeltaGraphとリンクさせれば、Excelで加えた変更がDeltaGraphにも自動的に反映されます。 DeltaGraphで作るグラフの加工例:「エラーバー(誤差線)」 グラフ上の厳密な表現を、選択肢から選ぶだけで簡単に調整できるのが、科学・ビジネス用途のプレゼン資料作成用に考案されているDeltaGraphの最大の特長です。 ここでは例として、グラフを書いた後の加工作業である「エラーバー(誤差線)の追加」を見てみましょう。一見、些細な工夫のように思われますが、公式な発表の場でのグラフでは欠かせない表現です。グラフへの評価だけでなく、データ解釈に関する発表者の意識評価にもつながる一面もあります。
グラフィックソフトとの連携で、より目を引くグラフを作成 よりビジュアルにこだわったグラフを作成したい場合は、Canvas 9が便利です。先のJMPやDelta Graphで作成したグラフをコピーして、Canvas 9にペースト。Canvas 9上で[オブジェクトに変換]というコマンドを実行し、更にグループの解除を行えば、グラフが各パーツごとに分解され、細かく編集可能になります。Mac OS Xの描画エンジン「Quartz」がもたらす、「透明」の効果などを生かしたグラフを作成すれば、論文をプレゼンテーションする際の説得力が上がります。 ![]() 模式図やフローチャートの作成ドローイメージを容易に作成できるOmniGraffleでは、 OmniOutlinerと連携したり、「Periodic Table」などあらかじめ用意されているパーツを使うことで、簡単に模式図やフローチャートを作成することができます。作成した図は PDFなどに書き出して、他のアプリケーションに貼り込むことが可能です。 OmniGraffleは、PowerBook G4シリーズに標準でインストールされています。 ![]() 以上のようにして作成したビジュアル素材は、論文はもとより、 Keynoteで作成するスライド・プレゼンテーションや、ポスターセッションなどのドキュメントを作成する際にも、パーツとして利用できます。
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