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![]() 大分県で呼吸器・アレルギー宮崎内科クリニックを開業されている宮崎幸重医師は、電子カルテを開業時に導入し、現在ではMac OS X対応「WINE STYLE」により診療と医療事務双方の効率化を実現しています。WINE STYLEとORCAをCLAIM接続したシステムによって、診療からORCAによるレセプト処理まで、Mac OS Xをベースとした先進的なワークフローについて、導入から現在の稼働状況までを伺いました。 導入から現在のワークフロー確立までの変遷 「開業する時にカルテ開示の必要性も感じていましたが、丁寧な字を書くのが苦手なのです(笑)。他人が見ても見苦しくないカルテにしたかったいう単純な理由なんですよ」と、電子カルテ導入の動機について語る宮崎医師。現在クリニックではMac OS Xで稼働しているWINE STYLEと、医事会計電算化(レセプト処理)のために導入したORCAをCLAIM接続した医療情報処理システムを見事に構築されています。
「WINE(現在のWINE STYLEの前身となったバージョン)は2000年6月の開業時に導入しました。Mac OS X自体の移行期であったので、完全に診療へ移行できたのは翌年の1月になってしまいました。処方や検査などの診療セットのカスタマイズ(設定)も、今にして思えばめったに使わないものなども一生懸命やりましたね。当時は現在のような(株)サン・ジャパンによるサポート体制もなかったですし、最初の設定には結構時間がかかりましたね」と宮崎医師。その後WINEもWINE STYLEへバージョンアップされ、Mac OS X自体のバージョンも10.2、10.3と進化して一段と高速化されたため、快適な環境で毎日の診療が行えているとのことです。
WINE STYLE導入で、患者さんとのより密なコミュニケーションも 「勤務医のころから紙カルテの検索や運搬の際にかかる時間がとてももどかしく感じていました」と宮崎医師。電子カルテでは受付で患者IDを入力すると直ちに診療室の画面にカルテが表示され診療が可能となり、タイムラグがなくなります。受付時刻も同時に表示され、今患者さんが何人待っていてあとどれくらいかかりそうだなどが一目でわかるので、時間がある場合はゆっくり患者さんとコミュニケーションするなど、時間的な調整もできるようになったそうです。「WINE STYLEならではの便利な機能なのですが、患者カルテを何枚も同時に開けますので、患者さんと話をしながら、別の患者さんの処方箋を書いたりしています」と宮崎医師は語っています。 従来の診療方法では、医師が処方を記載しても、会計処理と処方箋の発行までにはさらにレセコンへの病名と処方箋の入力という二重の手間と時間がかかります。「患者さん1人あたりの診療時間が10分間くらいと考えれば、このようなほんの少しずつの時間のロスは実はとても大きいのです。医師にも時間的な余裕があるとミスが少なくなり、診療後の疲労感が強く感じないのです」(宮崎医師) 次ページ:2. 導入から現在のワークフロー確立までの変遷 後編 |
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