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Keynote 2はPowerBook G4のデュアルディスプレイ機能を活用して、スライド表示とは別に手元に発表者用の情報を表示する機能を搭載しています。この機能を利用することで、学会など時間があらかじめ決められた場での発表を円滑に進めることができます。さらにWebページや他のアプリケーションとの連係、ボタンやアイテムを使用した対話型スライドショー作成などの機能も用意しています。 ここでは、Keynote 2に搭載された発表者ディスプレイ機能を中心に、実際のプレゼンテーション発表をスムーズに行うための機能について解説します。 発表者ディスプレイ/実際のスライドを別々に表示 デュアルディスプレイでプレゼンテーションをスマートにサポート ![]() 発表者ディスプレイと実際のスライドを別々の画面に表示できるのは、デュアルディスプレイに標準対応しているPowerBook G4ならではの機能です。一方の画面はプロジェクタや大画面テレビなどを接続してスライドの内容のみを、操作するPowerBook G4のディスプレイではオーディエンスには見られたくない情報をそれぞれ表示させることができます。プレゼンテーションに慣れていない場合でも、必要な情報を見ながら進められるため、落ち着いた口演を行うことができるでしょう。 ![]() プレゼンテーション時の発表者ディスプレイには、現在/次のスライド、時計、講演の経過時間または残り時間、スピーチ内容をまとめたノートを表示することができます。これらすべてを表示するほか、自由にオン/オフすることも可能です。 ![]() プレゼンテーションの再生時にはさまざまなショートカットを使用してスライドをコントロールすることができます。中でも便利なのが、スライド再生中に特定のスライドへスムーズにジャンプできる「スライドスイッチャー機能」です。 スライド再生中に「+」または「=」キーを押すと、スライドスイッチャーがオーバーレイ表示されます。現在再生されているものの次のスライドを中心に、その前後のスライドが表示されます。この状態でReturnまたはEnterキーを押すと目的のスライドに移動します。「-」キーを押すと同様に前のスライドへ移動できます。 また、目的のスライド番号がわかっているときは、その番号を数字キーで入力するとスライドスイッチャーに目的のスライドが表示されます。そこでReturnまたはEnterキーを押して確定します。もしジャンプをキャンセルしてスライドスイッチャーを閉じたい場合にはEscキーを押します。 その他の主なショートカットは以下の通りです。
これらのショートカットはスライドの再生中に「?」「/」「Help」キーを押すことでも確認できます。 ![]() 新しいPowerBook G4では、これらに加え、トラックパッドジェスチャーによる移動も可能です。キーボードショートカットと同じかそれ以上にスピーディかつスムーズにスライド再生をコントロールすることができます。 PowerBook G4でプレゼンテーションを行う場合に忘れがちになるのが省エネルギーの設定を変更することです。ムービーを貼り込んだりアニメーションを多用したスライドを表示する場合、強力なCPUパワーが必要になります。このためプレゼンテーションを行う前にプロセッサのパフォーマンスが「最高」になっているかを確認しておきましょう。 新しいPowerBook G4は、最高で1.67GHz PowerPC G4という、ノートブックの常識を覆す強力なプロセッサと最新のグラフィックプロセッサを搭載。メインメモリは最大2GBまで拡張可能です。多大なマシンパワーを要するダイナミックなプレゼンテーションには、新しいPowerBook G4が最適なプラットフォームになるでしょう。 他のアプリケーションとの連携 プレゼンテーション中に他のアプリケーションに切り替え可能 一般的なもの以外にも、Keynote 2にはいくつかの便利なショートカットキーが用意されています。特に他のソフトの画面を表示させる必要のあるプレゼンテーションの中では、Keynote 2のスライドを一旦停止するといったショートカットが重要になります。 スライドを中断し、別のアプリケーションを表示するには「H」キーを押します。このときKeynote 2と目的のソフトだけを起動している状態なら、自動的にもう一方のソフトの画面に切り替わります。複数のアプリケーションが起動している場合は「command+tab」で表示されるアプリケーションリストでKeynote 2の右隣に表示されているものへと切り替わります。アプリケーションでのプレゼンテーションが終わったら、DockからKeynote 2を選ぶかcommand+Tabで切り替えると自動的に停止したところからスライド再生が再開されます。また「R」キーでタイマーのリセット、「U」と「D」キーでそれぞれノート表示の上下スクロールを行えます。 そのほかにもスライドの再生中に「F」キーを押すとスライドの一時停止、「B」キーを押すと一時停止に加えて画面をブラックアウトする、といったショートカットも用意されています。それぞれもう一度キーを押すことで前の状態に復帰することができます。 Webのスナップショットとハイパーリンク リアルタイムにWebページの内容をスライドに表示 インターネットでの情報公開が進む昨今では、プレゼンテーションの一資料としてWebページを紹介するケースも増えてきています。これまではWebページはグラフィックでスライド上に貼り込むか、プレゼンテーションの中でWebブラウザに切り替えて表示するといった形が一般的でした。Keynote 2にはWebページをスライドに連係させる2つの便利な機能があります。 その1つがスナップショットの自動アップデート機能です。スライドに「Web表示」を追加するとグラフィックと同様にオブジェクトとしてWebページが貼り付けられます。このWeb表示はSafariと同じエンジンを使用し、実際のWebページをスライド上に表示しているのです。貼り込んだページは自動更新をオンにすることでスライドの再生時に最新のものをダウンロードします。常に更新されているデータを表示する必要があるときなどに、とても役立つ機能です。
対話型スライドショー ボタンやアイテムを使った対話型のスライドも作成 ![]() 「ハイパーリンク」では画面上に配置したオブジェクトをボタン化し、Webブラウザや電子メールソフトを呼び出すことができます。さらに他のスライドへのジャンプや別のKeynoteファイルを開いたり、スライドショーの終了といった操作を行うこともできます。 ハイパーリンクの機能を利用することで、インタラクティブなスライドの作成が可能になります。これまでのプレゼンテーションソフトで作成したスライドは、最初から最後まで順に表示するだけのものでした。しかしKeynote 2ではオブジェクトにハイパーリンク設定をすることで、分岐やループといった効果を備えたこれまでにない形のスライドを作成できます。 この機能を使って作成したスライドはKeynote 2だけでなく、QuickTime形式に書き出すことでKeynote 2を持たない人やWindowsユーザーでも同様の操作感で、対話型のスライドを再生することができます。QuickTime形式での書き出しについては次のページを参考にしてください。
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