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東京都立広尾病院 小児科の山本康仁先生は、PowerBook G4を始めとする各種のMacとMac OS X v10.3 “Panther”を日頃の医療に積極的に役立てているパワーユーザです。たとえば、山本先生はPantherのネットワークOSとしての側面に注目しています。 ![]() 「.MacとiSyncでいろいろなデータがシンクできるのは、とても便利です。とくにSafariのブックマークのシンクやiCalのカレンダーの共有などは、職場にも自宅にもMacが置いてある場合は、仕事の連続性においてこんな素晴らしいことはないですね。また、iPhotoの写真も.Macなら数クリックで写真をWebにアップして回覧できます。.Macと連携することで、Pantherのネットワークコンピューティング機能が高まるのです」 また、こちらの記事でもご紹介しているように、山本先生は、院内の勉強会やレクチャー、研修会のプレゼン資料の作成にKeynoteを使い、品質と効率の両面で大きな効果を上げています。そんな山本先生の周りでも、まだPantherに移行していない医療関係ユーザの方がいらっしゃるというのです。理由はどこにあるのでしょう。 山本先生によればそれは、「移行に時間がかかりそう、大きく変化したので戸惑っている、Mac OS Xに詳しい知人がいない(情報が足りない)、どんな機能拡張が読み込まれているかといったことが見えにくい印象がある…」などといった理由からだといいます。 しかし、それらの多くはちょっとした誤解に過ぎないし、なによりPantherにはMac OS 9にはない数え切れないほどのアドバンテージがある、というのが山本先生の見解です。 これらはいずれも、Mac OS Xでなければ利用できない機能やアプリケーションです。こうした数々のメリットを、現在Mac OS 9をお使いの医療関係ユーザの皆様にも享受していただくために、以下ではPantherに移行することで得られる数多くのメリットをお伝えするとともに、「9の壁」を超えるための方法をご説明しています。 さらに効率的で、安全で、快適な作業環境の実現のために、Panther移行へ向けてのはじめの一歩を踏み出してみませんか。
最先端のオペレーティングシステムだから、その分動作速度が遅いのでは? とお考えだとしたら、それはMac OS X v10.3 "Panther"には当てはまりません。Pantherでは、従来バージョンのMac OS Xに比べてアプリケーションの起動、ネットワークへの接続などのパフォーマンスがアップし、体感のレスポンスも大幅に向上しました。 また、マルチユーザということも大きな特長です。これは1台のマシンを何人ものユーザが共用できるシステムで、アカウントを持つ各ユーザには、自分用のファイルを置く基本スペースとして「ホーム」フォルダが用意されます。そして、それぞれのユーザごとに各自の環境を、高いセキュリティを保ったままセットアップすることができます。 さらに、Pantherにはマルチランゲージという特長もあります。特別なランゲージキットなどを追加することなく、標準のままで世界中のあらゆる言語に対応できるのです。マルチユーザとマルチランゲージを活用することで、たとえば、日本語環境のアカウントとドイツ語環境のアカウントを作り、用途によって使い分けるといった使用法が可能です。ファーストユーザスイッチ機能によって、その場で迅速に言語環境を切り替えながら作業ができるのです。いますぐPantherに完全移行するのはためらわれる、という方には既存のMac OS 9環境を残しつつPantherを導入する方法がおすすめです。同じMacを用途や場合に応じてMac OS 9とPantherを切り替えて起動するようにセットアップすることができます。* ●iPodにPantherをインストールする現在お使いのシステムに手を加えたくない方は、外付けハードディスクにPantherと各種アプリケーションをインストールしてみてはいかがでしょう。FireWire接続の高速な外付けハードディスクはApple Storeなどで手に入ります。また、iPodはミュージックプレイヤーとしてだけでなく、FireWire接続の高速外付けハードディスクドライブとしても機能します。もちろん、起動ディスクとしても使用可能です。 従来のアプリケーションが必須の業務ではMac OS 9で起動して作業し、それ以外のときには外部ハードディスクからPantherを起動させてみてください。UNIXのパワフルさとMacの洗練されたルック&フィールを持ち合わせたPantherにあなたが慣れるまで、そう多くの時間は必要としないはずです。また、PantherにはiLifeアプリケーションやMailをはじめ、数多くの高機能なアプリケーションが標準搭載されています。Mac OS 9では実現できなかったそれらの先進的機能をぜひお試しください。 そしてもし、外部ハードディスクから起動することのほうがずっと多くなったと感じたら、お使いのMacの内蔵ドライブにPantherをインストールすればよいのです。
●Classic環境で「一挙両得」Pantherの中でMac OS 9のシステムを起動させる「Classic環境」を使えば、PantherとMac OS 9用アプリケーションの間をシームレスに行き来できます。Pantherの先進的なシステムやアプリケーションのメリットを受けながら、従来使っていたアプリケーションなどの資産も活かせます。しかも、Classic環境で実行していたアプリケーションが仮にクラッシュしても、Panther側にはまったく影響を及ぼしません。そのときにPantherのMailで書きかけだったメールはもちろん「無傷」です。PantherのアプリケーションとClassic環境との間でのコピー&ペーストももちろん可能です。Pantherの先進性と、長年使い慣れた環境とを「両取り」できるのです。 ●「理想」の移行方法 もし、デスクスペースに余裕があるなら、もっとも理想的な移行方法は、PantherがプリインストールされたMacをもう一台用意することでしょう。「Panther世代」のMacなら、その先進的なシステムの真価を余すことなく引き出すことができるからです。従来のシステムと使い分けているうちに、いつしかPantherのパワーと使いやすさに魅了されているはずです。 整然としたフォルダ構造
システム機能拡張はどこへ?Mac OS Xには「機能拡張フォルダ」がありません。システム起動時に機能拡張アイコンがずらりと並ぶこともありません。でもご安心ください。高い安定性を誇るMac OS Xは、機能拡張のコンフリクトといったような問題でシステムが落ちることはありません。Mac OS 9までの機能拡張に相当するものは「カーネルエクステンション」と呼ばれます。カーネルエクステンションは、必要なときに自動的に読み込まれて、必要がないとメモリから自動的に削除されます。したがって、どんなカーネルエクステンションがインストールされているのかについて、通常は意識する必要はありません。 もし、インストールされているカーネルエクステンションについて知りたいときは、システムプロファイラで確認することができます。 また、shiftキーを押しながらMacintoshを起動すると「セーフブート」になります。 ※現在動作しているプロセスについてはアクティビティモニタで確認することができます。ただし、どのカーネルエクステンションが動作しているかは、アクティビティモニタでは確認できません。 |
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