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![]() 学会など限られた時間内でいかに効果的に、わかりやすく、スマートかつインパクトあるプレゼンテーションを行うか。これは多くの医療関係者にとって関心の高い課題です。スライドの作成からプレゼンテーションの実行、ファイルの活用までを効率的に行える、アップルのプレゼンテーションソフトウェア“Keynote”は、医療関係者の間でも利用者が増え続けています。そのKeynoteを活用して説得力のあるプレゼンテーションを心がけているという杏林大学医学部共同研究施設フローサイトメトリー部門、高橋 良先生に今回、大幅にアップグレードしたKeynote 2について伺いました。 いかに一瞬で見てわかるスライドを作るかが重要 “Keynote 2で作成したスライドを見せると、 その表現力の高さにショックを受ける方が多いです”
まずは上のサンプルをご覧ください。これは高橋先生がKeynote 2で試験的に作成したスライドをQuickTimeムービーに書き出したもので、「自分がつくるスライドとしてはかなり派手な仕上がり」(高橋先生) 高橋先生が発表スライドの作成で心がけていることは、「伝えたい事を限られた時間の中でいかにして伝えるか」であると言います。そのためには、文字を読ませるのではなく、見てすぐに理解しやすいもの、一瞬で見てわかるのもを作ることがキーであり、説得力のある写真やイラストをうまく使うことが重要なポイントとなります。さらに、注目をしてもらいたい“決め”のスライドではグラフィカルなトランジションを使うのも効果的と高橋先生は言います。「ただし、トランジションの多用は逆効果になることもあり、比較的単調な流れの中で、“ここ”という“決め”のポイントで使うのが効果的です」 使い慣れたさまざまなソフトでスライドの素材を作り、Keynote2に貼り込む 高橋先生は、発表スライドにKeynoteを選択する理由を効率よく、短時間で満足の行くクオリティのものがつくれることと指摘します。「今回のKeynote 2でかなり理想に近い表現とクオリティのものができるようになりました。」(高橋先生) 先生の場合、普段の研究成果を“素材”と名付けたフォルダにPDF形式で保存しており、スライドを作成するときは、そこからファイルをKeynoteの画面にドラッグ&ドロップして、効率よく活用されています。 「Mac OS XになってからはPDFがOSの標準フォーマットになっています。そのため、Keynoteのスライド、あるいはポスター作成のためのアプリケーションなどでも、クオリティを保ったままで素材の使い回しが可能なのは、効率的なスライド作成や学会発表においてとても重要な点といえます」(高橋先生)
機序を示すシェーマも自動ビルドを使ってダイナミックに表現
「リンパ球が血管から皮膚へ遊走する過程を説明するためには、このような表現が可能です」と高橋先生。Keynote2のビルド機能を使って、細胞の間を通過するメカニズムをダイナミックに表現しています。「このようにオブジェクトごとのレイヤを自由に操れるので、思いのまま構造を示すことができるのです。しかも直感的にできるところがいいですね」 そして、他のアプリケーションにはないKeynoteの要素として「グラフィック・トランジションの美しさ。それに(ガイドラインによる直感的な)レイアウト整列・配置方法は、スライドを作る際の想像力を豊かにしてくれる大きなポイントです。トランジションについては従来の“キューブ”に加えて、Keynote 2の“ドロップレット”や“グリッド”も、決めのスライドで使えるのでは」と語ります。
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