Special Report
The Street Fighters
テレビ朝日系全国25局で放送中の音楽番組「The Street Fighters」は、2002年に放送をスタートし、日本各地のストリートカルチャーを紹介、地元アーティストの活躍を応援し続けてきました。2008年5月現在までに番組へ参加・登録しているアーティストは1800組を超え、HY、やなわらばー、サスケなど多数のアーティストを輩出しています。
そして番組開始から7年目となる今年、新しい試みが始まりました。4月30日からは、iTunes Storeで計11組の番組参加アーティストの楽曲配信がスタート。5月3日には、札幌・銀座・名古屋・大阪・福岡、全国5店舗のアップルストアで、昨年の全国大会決勝FINAL STAGEでトップの座を勝ち取った5組のアマチュア・アーティストが、若さ溢れるステージを見せてくれました。
今回は、アップルストア銀座でライブを行ったNITRO BOXのメンバーと、番組プロデューサーの藤沢浩一氏に、インストアライブの感想とiTunes Storeでの楽曲配信についてお話を伺いました。
iTunesで自分たちの曲がどんな風に広まるのかワクワクする
ライブを終えたばかりのNITRO BOXのメンバーに、お話を聞きました。
─今日のライブはいかがでしたか?
お客さんが座って聴く会場なので、最初は大丈夫かな?っていう不安がありました。でもライブがスタートした瞬間からいつも通り、自分たちらしく演奏することに集中できたと思います。ライブハウスとは違う場所でも、常にいい演奏をするためにはどうしたらいいかを考えることができました。今後自分たちがいろんな場所でライブをやっていくにあたって、とてもいい経験ができたと思います。
─アップルやアップル製品に対するイメージを教えてください。
アップルというと、やっぱりiPodのイメージが強いですね。ちなみに、メンバーもiPod nanoを使っています。
─iTunes Storeで自分たちの楽曲が配信されることについてはいかがですか?
やはり世界中の人がアクセスできるということが凄いですね。これから自分たちの曲がどんな風に広まって、評価されるのかと考えるとワクワクします。
続いて、「The Street Fighters」プロデューサーの藤沢浩一氏にお話を伺いました。
平成世代のバンドには、新しいデビュー手段が必要
─最近番組で活躍しているバンドの印象について聞かせてください。
私がこの番組の担当になってから3年が経つんですが、その頃から平成生まれの世代が登場するようになりました。彼らには今流行っている音楽と並行して、ビートルズのような60年代の音楽も非常に素直に受け入れられています。両親やおじいちゃんが聴いていた音楽が、今の子たちにはまた違って新鮮なんですね。
もう一つの特徴としては、一時期はゆずに代表されるようなフォーク系デュオが多かったんですが、最近はまたロックバンドが増えています。英語の歌詞を歌うのも当然の感覚になっていますね。
─番組に出るアーティストには、どんな共通性や価値観があるのでしょうか。
昔のバンドのような、ロックをやったら学校はドロップアウトっていう感覚はほとんどないようです。音楽にも勉強にもしっかり取り組んでいます。むしろ真面目に勉強している高校生の方が音楽のセンスが良かったり、演奏も巧かったりするんですよ。そこが面白いと思います。
この番組に出る意味合いとしては、高校時代の仲間といい想い出を作りたいっていうことは大きいと思います。もちろん、プロ志向のバンドも多いですが、1曲だけでもいい曲が書けたら満足っていう子たちもいます。
─iTunes Storeでの楽曲配信についてはどんな可能性をお感じですか?
高校生の彼らにとってiPodやパソコンは、多くはまだ憧れの対象だと思います。普段音楽を聴く手段も、ケータイかレンタルCDが中心でしょうから。
ただ、今回私が彼らの楽曲をiTunes Storeで配信したいと思ったのは、番組を知らない人たちにこそ聴いて欲しいと強く思ったからなんですね。iTunes Storeなら、いろんな有名アーティストと共に彼らの音楽が並ぶわけで、CDパッケージを店頭や通販で届けるよりも格段に可能性が広がります。今後はプロになるひとつの手段として、“iTunesデビュー”を目指そうよ、っていうことも十分ありえます。
それがたった1曲でもいいんです。その1曲がいろんな人たちの記憶に残れば、そのバンドにとっては最高に幸せなことですからね。
─ありがとうございました。
(2008年5月7日 ビデオ・パック・ニッポン KR編集スタジオにて)
Photo
NITRO BOX (アップルストア銀座)
COMBAT LIFE (アップルストア名古屋栄)
RUN fools 5 (アップルストア心斎橋)
S.R.S (アップルストア福岡天神)
RUN fools 5 メンバーと番組プロデューサーの藤沢氏
湯別メインストリート (アップルストア札幌)













