授業や地域活動に、アップルのソリューションを
最大限に活用する学部
大東文化大学
大東文化大学の環境創造学部は、昨年4月からWindowsのノートブックからMacBookへとスイッチしました。この環境創造学部は中板橋商店街の活性化や高島平団地の再生プロジェクトにも取り組んでおり、通常の授業のみならずこうした実践的な地域活動においてもMacBookやiLifeが欠かすことのできないアイテムになっているようです。
iLifeを使用したメディア教育の必要性
昨年4月からMacBookの1 to 1(学生一人に一台のコンピュータ)環境となった大東文化大学環境創造学部。前年度まではWindowsのノートブックを導入していた同学部ですが、今年度からMacBookにスイッチしました。そのきっかけを大東文化大学環境創造学部専任講師の塚本正文氏にお伺いしました。
「MacBookを導入した理由はいくつかあります。一つは価格のメリットです。MacBookのスペックで13万円台というのは非常にコストパフォーマンスが良かったこと。もう一つは単に文章やプレゼンテーションを作成するだけではないマルチメディアの学習を学生たちに教えたかったということがあります。WindowsでもAdobe製品を揃えれば同様のことができますが膨大なコストが掛かってしまいます。しかしMacならiLifeというマルチメディアソフトが最初から入っていますので、そこも大きな魅力でした」(大東文化大学環境創造学部専任講師・塚本正文氏)
大学での情報の講義ではWord、ExcelなどOffice製品で学習をするというのが一般的ですが、大東文化大学の環境創造学部ではマルチメディア教育にも力を注いでいます。たとえば一年生の必修である情報基礎の授業では、GarageBandやiMovieを使った学校紹介の制作を行いました。実際に作品を制作した学生さんにも、「はじめは大変そうだと思ったんですけど、実際にできた作品を見て、面白いなと感じました」「テレビで流れているような映像が自分で作れるのはすごい。私でもできるんだ、と思いましたね」と、評判は上々のよう。
こうしたiLifeを使ったメディアリテラシー教育の必要性を塚本氏はこう答えます。
「経済学部をを母体にして生まれた環境問題に取り組むこの環境創造学部は、非常に先進的なコンセプトの学部です。他の学部と違うところは教室の授業のみを重視するのではなく、現場主義でより実践的な学習をしているということ。そういう場においても学生には活躍してほしいのです。たとえばCMや広告など、宣伝媒体というものはまずビジュアルで訴えるものを制作するわけですね。そういったものはOffice製品の授業のみでは学べませんからね」
学部単位で導入できるXserveのメリット
また塚本氏は、MacのXserveならば学校側の導入コストや管理コストを下げられるということもメリットの一つとして上げています。
「通常は大学単位で購入していたサーバですが、Xserveの価格であれば、学部単位でサーバを導入することができるので学部の意志を反映したポリシーでサーバを使用することができます。例えばMac、Windows間でもファイル共有ができるファイルサーバを作ることや、iChatのサーバを組むといった他の学部ではできないことが実現できます」(塚本氏)
学部単位でサーバを導入することができた結果ネットワークを活用とした授業として、iChatを使用した授業を行うことができました。学生さんの iChatのアカウントは貴重な授業時間を使用しないようにと、学籍番号でログインできるように工夫されています。また、学生さんにカスタマイズして提供(キッティング)しているMacBookは、Xserveを使ってインストールをすることで、管理コストを抑えています。
「仮にトラブルがあって復旧させる場合、通常ならカスタマイズされたインストール用のDVDやHDDを用意しなければいけないと思いますが、本学部ではXserveを使ってリカバリーしています。DVDでのインストールと違ってディスク交換の手間もないのですごく楽ですね」(塚本氏)

大東文化大学は大正12年までその歴史をさかのぼる事ができ、東洋の文化を基礎として西洋の文化を吸収することで「東西文化の融合をはかり、新たな文化の創造をめざす」という建学の精神をもつ。東京都板橋区と埼玉県東松山市の2つのキャンパスをもち、8学部19学科(学生数約13,000人)で構成される総合大学である。商店街活性化プロジェクト「なかいた環創堂」や、団地活性化の「高島平再生プロジェクト」(2007年度文科省現代GP採択)を推進するなど地域連携事業で注目を集めている。