東京学芸大学附属高等学校

教育から部活動まで、
学校内のあらゆるシーンで活用されるMacとiLife

東京学芸大学附属高等学校


情報教育をはじめとして様々な教科でMacを活用している東京学芸大学附属高等学校。校内の各教室にはネットワークに繋がったMacが1台ずつ設置されており、生徒たちは休み時間や放課後など、好きな時にMacに触れることのできる環境が整っています。また一年生の情報科の授業では、iLifeを活用して表現力を高めるためのユニークな実習が行われていました。

情報の教育で活用されるiLife

東京の中心地に校舎を構え、都内でも有数の進学校として知られる東京学芸大学附属高等学校。1995年よりMacを導入する同校では、情報の授業をはじめとしてさまざまな教科でiLifeが活用されています。

視聴覚室に所狭しと並ぶのは、2004年に導入されたOSX搭載のeMacと2007年に導入されたiMac。1年生の必修科目である『情報』の1学期の授業では基本的な情報リテラシーを身につけ、2学期には他人にわかりやすく伝えることを目的としたプレゼンテーション映像を制作します。そして3学期には1年間の情報の総まとめとして、15秒以内で東京学芸大学附属高等学校のCMを制作します。

この日の授業『iMovieを利用したプレゼンテーション』では、生徒たちが“学校の特色を紹介する”というテーマで映像制作を行っていました。1組2〜3人程度のグループに分かれて、デジカメや携帯電話で撮影した写真や、教員や生徒からインタビューをした情報などを素材として、プレゼンテーション用のムービーをiMovieで編集・制作します。

生徒たちが制作する作品のテーマは『学校内の購買の秘密』、『校内オタク調査』、『担任の先生の食生活』など実にさまざま。iMovieを使用した授業は今回で2回目とのことですが、携帯電話に保存してある写真やiPodの音楽を駆使して映像編集をこなしていく生徒たちのコンピュータリテラシーの高さには驚かされました。生徒たちは皆「授業の中で情報が一番好き」「すごく楽しい」と口を揃えます。 東京学芸大学附属高等学校が情報科の授業にiLifeを採用したのは、2004年に導入されたeMacがきっかけとなっています。当時美術部がiLifeを使用して美術部のCM制作をしていましたが、それを見た情報科の教諭である森棟隆一氏が「情報の授業に生かせないだろうか?」と考え、その翌年には授業への本格的な導入がスタートしました。

「eMacが導入されたその年にビデオカメラを8台導入してもらい、そこから学校のCM制作を開始しました。iMovieを使っていくうちに、iPhotoやGarageBandとの連携がすごくよいことに気づきました。それまでWindowsの映像編集ソフトを軽く触ったことはありましたが、音楽を取り込むだけでも一苦労でしたからね。生徒たちにはソフトウェアの操作で悩むのではなく、伝えたいものを表現する部分で悩んで欲しいと思っています。そういった意味でもiLifeはすごく簡単で使いやすいツールですね」(森棟氏)

またiLifeを使った授業は生徒たちにも非常に好評のようです。「紙と違ってiMovieだと、映像と音楽を駆使して見る人の五感を刺激できる作品ができるのがよい」といった意見や「パソコンなら失敗してもすぐに直せるし、例えばグラフなんかもも手書きに比べて綺麗に作れるし、なにより作っていて楽しい」といった意見も。今後は自分たちが作った作品に既存の音楽をはめるのではなく、iLifeのGarageBandで作ったオリジナルの音楽を付けてみたいという意欲も見せてくれました。生徒たちはコンピュータリテラシーを楽しみながら身につけられているようです。