鎌倉女学院高等学校

生徒たちの自由な感性の表現をサポートするMac

鎌倉女学院高等学校


Macの使いやすさが表現の可能性を広げる

実際の制作活動では、生徒がそれぞれ担当を受け持ち、さまざまな成果物を生み出しました。「鎌倉 夏のぶっトビ大作戦!」というキャッチコピーに始まり、CM、Podcast番組、イベント用のチラシやキャラクターグッズ、Webサイト、BGMなどなど。メインキャラクター「ハットビくん」や、トンビにさらわれる食べ物をモチーフにした「弱にぎり」、「ジャック・バーガー」、「弱肉まん」といったキャラクターも効果的に使われ、9名の生徒さんたちの豊かな感性が存分に発揮されています。佐藤先生も驚くほど、クオリティの高い作品の数々。この充実した作品の制作には、iMacやAdobe Flash、そしてGarageBandが活用されていました。

「過去のカリキュラムでは、技術的に難しいことを実践したために、ソフトの使い方の習得でほとんど時間を費やしてしまい、コンテンツを充実させることができませんでした。その教訓を受けて、現在は、なるべく操作の簡単なマシンやソフトウェアを使うことにしています。今回も、使いやすいMacやGarageBandを活用したことで、コンテンツ作りに集中することができ、生徒の表現力をここまで高めることができました」(佐藤先生)
実際に授業を受けた生徒さんからは「Macはデザインがおしゃれで好きです。使っていて愛着が湧いてくる感じ」「普段はインターネットしかやらないので、GarageBandを使ってPodcast番組を作る体験はすごく面白かった」といった声が聞かれました。

“操作の簡単なアップルのソリューションを活用したことで、コンテンツ作りに集中でき、生徒の表現力を高めることができました”

—鎌倉女学院高等学校
教諭 佐藤正二氏

生徒の積極性を引き出すカリキュラムの魅力

これほどたくさんの作品を制作するためには、1回3時間、計7回の授業では足りませんでした。授業以外でも多くの時間を費やしたそうです。それでも、口をそろえて「大変だったけど、楽しかった」と話す生徒さんたちに、今回の授業の感想を聞いてみました。

「今まで情報は受け取るだけだったんですが、授業で作ったものを、自宅に帰ってネットで見ることができたときに、自分達で作ったんだという実感が湧いてきて、やってよかったと思いました。友達からも『携帯の待ち受けがかわいい』と言ってもらえました。自分が担当したものじゃなくても、みんなで作ったものに対していい反応があるとすごくうれしかったです」と、ある生徒さんは情報を発信する楽しさを話してくれました。
「授業では毎回、全員が意見を言わなくてはいけなかったんですが、みんなで意見を交換していると、ほかの人がどんなことを考えているかがわかって、その人自身のことも知ることができました。ほかの人の意見を聞くことで自分の考え方も広がったと思います」と、人とのコミュニケーションによる広がりを実感したという生徒さんもいました。

また、「プロモーションの奥深さを知り、雑誌の広告やCMを見る視点が変わりました。この授業を通して、情報を発信する広告代理店の職業に興味を持つようになりました」と、 この授業で職業体験ができ、将来の進路を考えるきっかけになったという生徒さんもいました。

新しい情報教育の追求

最新テクノロジーに触れながら、情報の収集、編集、発信について学んでいく土曜講座「情報」では、これからも通常の授業より一歩踏み込んだスタイルで、生徒に新しい体験を提供していく予定です。
「今回のカリキュラムを通して、生徒は楽しさや苦労を体験しながら、問題を乗り越えて達成感を味わうことができたと思います。この経験から、何か問題が起きたり、新しいことに直面したりしても、ひるまずに対処していく力がついたのではないでしょうか。今後も、Macなど使い方のやさしいテクノロジーを活用しながら、情報の収集と発信という両面に取り組んでいきます。人とのコミュニケーションやテクノロジーを通したコミュニケーションの取り方を体験できるカリキュラムを提供していきたいですね」(佐藤先生)

充実したコンピュータ環境の中で、新しい情報教育の在り方に取り組んでいる鎌倉女学院。今後もどんな鎌倉の情報が発信されるのか注目しましょう。