一人一台のMacによって実現した最先端の教育環境
京都造形芸術大学
iMovieで映像編集の面白さを実感
—宇川教授の授業の感想を聞かせてください。
(藤井さん)実際の映像編集をやる前に、古い実験映画とか本当にいろんな映像を見せてもらったのが面白かったですね。他にもミュージックビデオで映像と音楽のシンクロさせる方法などを教えてもらって、自分もVJをやったりCMを創ってみたいという気持ちがとても高まりました。
(福井さん)先生は映像だけでなく音楽にも詳しいので、単なる映像編集だけでなく、映像と音楽を組み合わせる方法やアイデアを教えてもらえたのが楽しかったです。いろんなミュージシャンのミュージックビデオを創っている先生ならではのユニークな授業ですね。
—MacとiMovieを使った感想はどうですか?
(久保木さん)直感的でとても使いやすいですね。もっと映像について勉強しながら、iMovieを使っていろんな作品を創ってみたくなりました。
(藤井さん)大学に入って初めてMacを使ったんですが、映像編集の面白さにすっかりハマりました。
(福井さん)iMovieは操作に困ることなく、自由な制作ができました。元々はグラフィックデザインの勉強をしていたんですが、映像にもだんだん興味が出てきましたね。
MacもiMovieも大学に入学してから初めて触ったという学生が多いようですが、どちらもすっかり学生たちの生活の中に馴染んでいるようです。やはり学生が一人一台のMacBookを持っていることが、授業や課題制作などに様々な場面で役立っているように感じました。
“Macは僕らの創作における共通言語。こんなマジカルなツールを手にできた恩恵を、自らの表現に最大限に活かして欲しい。”
京都造形芸術大学情報デザイン学科
教授 宇川直宏氏
学生自身がMacを使って行う、大学のプロモーション
京都造形芸術大学ホームページでは大学の案内の他、「KUAD-TV」という映像コンテンツ配信の役割を持っています。これは副学長の秋元康氏が2007年に立ち上げたプロジェクトで、これから入学を考えている高校生たちに興味を持ってもらうために、学生たちが自ら映像作品を創っています。このプロジェクトに参加した、情報デザイン学科1回生の仲乃亮(なか・だいすけ)さんにその時の感想を伺いました。
「大学入学と共にプロジェクトメンバー募集が始まり、8名のチームが結成されました。8月にはアップルストア心斎橋で行われた、iMovieの特別ワークショップに参加して、ソフトや撮影機材の使い方を勉強しました。そのおかげで、iMovieはマニュアルを見なくても使えるようになりました。このプロジェクトのテーマは、高校生たちに“そうだ、造形大行こう!”と思ってもらうこと。僕が考えたアイデアのひとつは、学内に生えている一本の木をテーマに、コンクリートに囲まれたその木がどんどん伸びていくという映像でした。10月末には映像が公開されたんですが、あえて友達には言わずに、後になって「あれ、何??」と言われるのを楽しんでいましたね(笑)」(仲さん)
大学運営スタッフが随時サポートしながら、学生たちが自分たちの視点で大学の良さをアピールすることによって、型にはまらない大学のPR活動を行っています。ホームページ上の映像作品は随時更新されており、それを見た人たちに「自分もこんな作品を創ってみたい」と思ってもらうことで、同大学独自の魅力を強くアピールするサイトになっています。
大学の運営において、各授業において、Macをはじめとする新しいテクノロジーを使った実験的な取り組みを行っている京都造形芸術大学。「現在の教育現場に、過去のマニュアルは全く必要ないんです」と宇川教授が語るように、大学と学生が一体となって次々と面白いことに挑戦していくことが、未来の優秀な人材輩出に何より重要なことなのでしょう。
