1to1プログラム導入で授業がかわる
メイン州公立中高 アメリカ
生徒たちが学習に積極参加
調査対象の教師の約90パーセントが、ノートブックを使う生徒たちが「以前より積極的に参加」し、「ノートブックを使う事で、生徒の提出物の質が向上する」と答えています。 「従来、子どもたちは、教師を通じて知識を得なければなりませんでした」とシルバーネイル氏は言います。「しかし、生徒のひとりひとりにノートブックを持たせると、実験室や図書館に行く必要がなくなり、教師による知識の提供や選別に頼る必要もなくなります。教師は一方的に教えるのではなく、学びのファシリテーターになり、今生徒が学んでいる内容理解を手助けできます」 「このような変化に付随する要因は、ほかにもあります。たとえば、 学校内のリーダーシップや教員研修の積極化です。」とシルバーネイル氏。「しかし、真の環境変化をもたらし、生徒の成績を向上させているのは、ノートブックを使った1 to 1学習にほかなりません。教師たちとの対話の中で、知識につながる力が時代とともに大きく移行している事に気づきました。」
教員研修も評価
教育者がテクノロジーツールを最大活用するためには、継続的な教員研修が必要です。MLTIのスタッフは、ワークショップ、メールでのサポート、オンサイト訪問、e-Learningに遠隔ワークショップ、ウェブリソースを通じたサポートを続けています。
“真の環境変化をもたらし、生徒の成績を向上させているのは、アップルのノートブックを使った1 to 1学習にほかなりません”
デビッド・シルバーネイル博士
メイン州では、最新テクノロジを用いた教育支援の効果についての調査を続けながら、MISTM(Impact Study of Technology in Mathematics:数学にテクノロジを導入した際の影響についての調査)を実施しています。これは、メイン州教育局(DOC)、メイン州教育政策研究所(MEPRI)、そして マサチューセッツ州ボストンにある教育開発センター(EDC)の共同調査です。この3年間にわたる研究調査では、7年生と8年生 (中学1年、2年生に該当) の数学教師を対象に、テクノロジーを取り入れた教員研修プログラムが地方に住む中学生が最新テクノロジを導入した授業を通じて学ぶ事で数学の理解度がいかに変化するかを調べます。 この研究調査は、2006年末まで継続されます。
生涯学習者を育てる
調査結果を総合すると、ノートブックイニシアティブがメイン州の生徒たちの学習方法、 学ぶ姿勢、 未来の学びの質を変え、自分自身に学びの責任がある事に気づかせることができました。
“ノートブックがすべての子供たちの学びを変え、 教師にとって今までになかった教育方法を作り上げる助けとなると確信しています”
ベット・マンチェスター氏
Classroom Connections Internationalのアン・デイビス氏は、つぎのように語っています。「メイン州のノートブックプログラムについて考えた時、最初に思い浮かぶのは、ノートブックを使っている生徒たちのテストの成績です。確かに成績は上がっていますが、もっと大切なことがあります。それは、生徒達が生涯学んでいくことを考えると、このプログラムはより深く、意味のある変化をもたらしました。 最新テクノロジへのアクセスなしで勉強するなんて、絶対にあり得ないことです」
マンチェスター氏も同じ意見です。「私は教育現場で36年間教えてきた。教えてきた生徒の中には常に教師の助けを必要とする生徒もすぐに良い結果を出す生徒もいた。 ノートブックがすべての子供たちの学びを変え、 教師にとって今までになかった教育方法を作り上げる助けとなる確信しています」
強い経済を発展させる
バルダッチ知事は、1 to 1 学習イニシアティブがメイン州経済に貢献する将来の労働者の育成に役立っていると確信しています。また、このプログラムを同州の高校生にも広げたいと考えています。現在、教育省と協力して、同州の大人のためのノートブックを使い、家にいながら最新テクノロジを学ぶことができるプログラムの設立に取り組んでいます。
「私たちは、経済発展の2つのエリアに焦点をあてています」とバルダッチ氏。「ひとつは天然資源の保護、もうひとつは、よりよい報酬を伴う、21世紀型職業への投資です。私は、テクノロジーの教育とトレーニングを受けることが、州民の収入増加に役立つと信じています。このようなスキルを開発することで、メイン州での仕事の機会の増加と改善を約束できるのです」
「アップルの大きな支援がなければ、何も実行に移せなかったでしょう」とバルダッチ氏は言います。「アップルは、メイン州を支援するために、常にできる限りの協力をしてくれました。単なるテクノロジーの提供者にとどまらず、私たちの大きな成功を望む組織として活動し、そのための人材とリソースも提供してくれました。アップルは、メイン州との揺るぎないパートナーシップを確立したのです。私は、その成果に大いに満足しています」
イースタン小学校のある生徒は、メイン州が生徒たちにしてくれたことに特に感謝しています。「僕を育ててくれたパパとママ、僕を指導してくれた先生たち、そしてノートブックコンピュータをくれた知事さん、本当にありがとう」
