PodcastとiLifeで広がるデジタル教材の可能性
玉川大学
MacとiLifeは教育者にとってジャストフィットのツール。
映像、音楽、写真など、さまざまなメディアを駆使したデジタル教材を制作するには、様々なアプリケーションが必要です。しかしMacならiLifeがバンドルされているので、わざわざアプリケーションを揃える必要がありません。また、iLifeは導入コストに於いても学校側には大きな魅力のようです。
「iLifeがバンドルされているということは、コスト面でも大きなメリットだと感じます。一回試算したことがあるのですが、Windowsで同じような環境を整えようと思ったら、それだけで70万円ぐらいのコストが掛かってしまうんです」(清水氏)
他メーカーのアプリケーションだとファイル形式など互換の問題も出てきますが、iPhoto、iMovie、GarageBandといったiLifeのアプリケーションなら互換性に悩まされることはありません。
“iLifeは直感的な操作でマニュアルを使用しなくても使える。そう言う意味でもMacはジャストフィットなんですよ。”
玉川大学学術研究所准教授
清水氏
「日々多忙な教員にとっては、短い時間で簡単に教材が作れればいいんです。10分間の授業に使う教材制作に一週間は掛けられませんから。iLifeは直感的な操作でマニュアルを使用しなくても使えるので、そう言う意味でもMacはジャストフィットなんですよ」(清水氏)
今回の授業で初めてiLifeを使ってデジタル教材を制作したという大学院生のDさんは、MacとiLifeの使用感についてこう語ってくれました。
「デジタル教材を制作する場合は書類を作る時のように文字を打つだけというわけではなく、いろんな機能を駆使しないといけないと思うのですが、その点Macは使いやすくて、iMovieも本当に驚くほど簡単でしたね」(玉川大学 大学院生、Dさん)
玉川大学ではこうして学生たちが作ったデジタル教材を、実際に教育の現場で教員が使用しています。すぐに役立つ教材になるわけではないそうですが、実際に使用した教員からの評価をフィードバックしてもらい改善することで、最終的には実用的なデジタル教材にしていきたい、と清水氏は言います。
「教材を作っている学生たちに唯一足りない部分は、現場の経験が無いことなんです。どんなに格好良い教材を作っても、実際の教育現場では使えないものもある。それを解決するために、現場の教師に使ってもらって評価をしてもらっています。ノウハウを蓄積することで、デジタル教材のクオリティを上げていきたいですね」(清水氏)
実際の教育現場で使用されることを第一に考え、Podcast形式を重視する清水氏は、今後、Mac OS X Serverの新機能として搭載されたPodcast Producerの導入も検討しているとのこと。玉川大学では今後もMac、iLife、iPodというAppleのソリューションが活躍する機会が増えていきそうです。
