東京インターナショナルスクール

21世紀に活躍できる人材育成を支える、
MacBookとiLife

東京インターナショナルスクール


JR山手線・田町駅から歩くこと数分、東京インターナショナルスクール(以下、TIS)に一歩足を踏み入れると、そこは日本の中の“外国”。45ヶ国以上から集まった4才〜14才までの380人の生徒たちが、英語で声を掛け合いながら元気に学習しています。TISは21世紀を生き抜く人材を育成するために、国際的な学習カリキュラムである国際バカロレア初等プログラム(IBPYP)/中等プログラム(IBMYP)を採用し、そしてアップルのMacBookを一人一台支給し、テクノロジーを活用した斬新な学習環境を提供しています。

TISの創設者でありビジョンナビゲーターのパトリック・ニュウェル氏は、「これからの学校教育には、21世紀のビジョン/21世紀のスキルが必要」と語ります。21世紀のビジョンやスキルとはどういうものでしょうか?
TISではアップルが描く理想のデジタル学習環境『創造、配信、アクセス、共同作業』が実践で活かされ、生徒たちの探求学習をサポートしています。

教科書ではなく、MacBookとiLifeが生徒の学習のベースに

初等プログラム(PYP)コーディネーターのケリー・ホルムさんと、中等部副校長のアンドリュー・ハンコックさんのお二人に、現代を取り巻く教育環境の変化、TISの教育方針や授業の特徴についてお話をお聞きしました。

「本校でのプログラムでは、数学、社会、理科、美術、音楽などといった学科を総合的なテーマの中で学びます。例えば、“地球上で我々はどのように共存しているか”といったテーマについて、いろんな角度から勉強していきます。そこで生徒が身につけなければならないスキルは、『考える』『話す』『グループワーク』『プレゼンテーション』の4つです。TISにおける教師の役割は、生徒たちの学習意欲を高め、彼らが自分たちで疑問を見つけ、課題を創り出し、答えを導きだすようにガイドしてあげることなんですよ」(ケリー・ホルム氏)

TISにおいて最も驚くべきことは、授業で、数学以外は教科書を使わないということ。なぜ教科書を使わずに授業ができるのでしょうか?

「問題は教科書を使うと、そこに書かれていることしか教えられなくなるということです。その結果、教師も生徒も教科書に縛られてしまうのです。本来、授業や教え方には無限の方法があり、一人ひとりの子どもに合った教育方法が必要なのです。TISでは、実際の授業のやり方は、教師それぞれのやり方に委ねられています。つまり学校側は、教師にも生徒にもできるだけ“こうしなさい”という強制を行わないようにしているのです」(ケリー・ホルム氏)

生徒や教師の自主性に委ねられた同校の授業において大事なことは、子どもたちが進んで勉強したくなるような環境を用意することでしょう。その学習環境において、MacBookやiLifeなどのアップル製品が貢献しているようです。子どもたちにコンピュータを与えることは、21世紀の学習にとってどんな意味を持っているのでしょうか?

「今までは、先生が授業を支配していました。なぜなら、先生が誰よりも情報を持っていたからです。でも今は、世界中がインターネットで繋がれ、いつどこにいても同じ情報を得ることができるようになりました。それによって、状況が全て変わったといってもいいでしょう。もう、情報は子どもたちの手の中にあるわけですから」(アンドリュー・ハンコック氏)

「MacBookは、生徒たちの情報収集とドキュメント作成、プレゼンテーションに欠かせないツールです。iMovieやGarageBandといったソフトウェアも、大人より子どもたちの方がすぐに使い方を覚えます。ソフトウェアの使い方は、プロジェクトによって違います。例えば、コマーシャルを作ろうというテーマならばiMovieを使いますし、生徒たちが自分たちで使いたいソフトウェアを選べるようになっています」(ケリー・ホルム氏)

ちなみに、同校ではAirMac Expressによって無線LAN環境が整っており、生徒は学校内のどこにいてもインターネットに接続できます。万が一生徒がMacBookを壊してしまっても、生徒のデータは校内のMac OS Xサーバと全て同期されているので、新しいMacBookを以前と同じように使うことができます。ITテクニカルサポート担当のアラン津田氏にMacを導入するメリットについて伺いました。

「Macは一台のマシンに必要なアプリケーションが揃っているので、買ってきてすぐに使えるところが私のような管理者にとって非常に嬉しいところです。二台サーバを使っていますが、Apple Care Premium Service and Supportを導入しているのでトラブルが起きても安心です。生徒のために新しいMacBookを用意するときのネットワーク設定も簡単ですから、本当に手がかかりませんね」(アラン津田氏)

「世界中で仕事や学習のプロセスが急速に変化し続けており、ITの世界では新しいテクノロジーが日々生まれています。学校もその変化に対応していくのは当然のことです。教科書の知識よりもっと大事なことがMacBookやiLife、インターネットを通じて学べることは、既に今までの授業と生徒たちの学習結果で実証されています。現在世の中で起きていることを知るためには、今の学習環境がベストだと考えています」(アンドリュー・ハンコック氏)

そうした環境がある一方で、生徒たちの学習評価はどう行っているのかが気になります。

「国際バカロレアプログラムには、2つの評価方法があります。一つは、従来のテスト形式で、何点取れたかどうかで評価するものです。もう一つは、生徒が学ぶべき項目が決まっていて、その項目の中から生徒ができなかった事を明確にできる評価方法です。今までの評価の問題点は、ただ点数を付けて終わりにしてしまい、生徒が何を理解できなかったのか分からないことでした。TISの場合は、学ぶべき内容が非常に明確で、生徒が自分でどこまでプログラムを理解できたかが一目瞭然なのです」(アンドリュー・ハンコック氏)

ただテクノロジーがあるだけではなく、このような評価システムがある事で、さらに生徒のモチベーションを高めることができるのでしょう。