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東京女子大学でのNetBootシステムは、8台のXserveで210台のiMac全てを運用しています。iMac本体のハードディスクは使用せず、サーバ(Xserve)上の起動ディスクイメージを読み込んでブートします。 iMacで使えるアプリケーションの管理もサーバ側から設定でき、起動ディスクイメージにMicrosoft OfficeやWebブラウザ、PDFリーダーといった主要アプリケーションが搭載されています。一部のアプリケーションはUNIXベースのアプリケーションサーバから供給されています。ストリーミング映像の鑑賞にも対応し、各種の映像ファイルの視聴ができます。また、UNIXを使用する人向けには、Solaris 9サーバのリソースをXプロトコル経由で利用できるので、UNIXアプリケーションも利用可能です。 ![]() 東京女子大学の教育ネットワークシステム。NetBoot管理用の8台のXserveは、既存のSolarisベースのUNIXシステムに組み込まれ、LDAPによる認証サーバ4台でiMacへのログイン、無線LAN、学内情報コンセント(IEEE802.1x)、メール(SMTP AUTH、POP)、メーリングリストサービスなど、学内のアカウントの集中管理をしている
クライアントを使用する学生たちの反応も良好です。自宅でWindowsを利用する学生が多い中、Windows PC で一般的な3ボタン・スクロールマウスを用意したり、Microsoft Officeの他にMSフォントを使用することでアプリケーションだけでなくフォント環境の互換性を実現したことも高く評価されています。選定プロセスにおいて利用者による実機評価を行った際、その使いやすさや互換性の高さからiMacが第一候補となったそうです。セキュリティ面についても、NetBoot環境を活かして情報処理センターが一括管理しているため、学生は安心してメールやレポート作成などに、iMacを存分に使っています。「コンピュータが苦手な学生たちにもLook & Feelも良好なiMacは抵抗なく使えるようで、予想外の効果があった」(今井氏)といったこともあり、教室では順番待ちの列ができる時があるほど好評です。 導入を担当した日本電子計算株式会社の佐藤誠氏は、次のように語っています。「サーバのXserveは、既存のSolarisベースのUNIXシステムのなかに組み込みました。SunのLDAPによる認証サーバから、iMacへのログインなどを管理しているのですが、こうした環境においてもMac OS Xの融合性の高さを実感しています。このようなシステムは同じような状況を抱える学校環境に有効です。システム構築では多少の苦労はありましたが、一度稼働させてしまえば非常に効率的にセンターを運用できるでしょう」 情報処理センターでも、今回のMac OS XでのNetBoot環境について、「UNIXであることの安定感」と、「導入後スムーズに運用できたこと」を高く評価しています。また、こうした利用環境の向上と安定した運営管理の実現を、予想を下回る負荷で構築できたコストパフォーマンスの高さも、大きなメリットとなったそうです。 取材:2004年3月
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