英語教育に変革をもたらした
「英単語道場」を
約1万台のiPod nanoが支援
早稲田塾
志望校への現役合格を強力にサポートする一方で、大学受験のためだけではない「一生モノ」の教育を標榜する早稲田塾。中でも「日本の英語教育を変える」という志のもとで開発された画期的プログラム「英単語道場」は、早稲田塾の大きな特色のひとつです。その英単語道場において2006年4月より、生徒のさらなる英語力の定着を図るためにiPod nanoが導入されています。
受験に特化した英語教育を覆す「英単語道場」
「英単語道場」は、早稲田塾のオリジナリティを具現化しているカリキュラムのひとつと言えるでしょう。中学から大学まで英語を勉強しているにも関わらず、どうして日本人は英語を上手く話すことができないのか、受験英語と呼ばれる英語教育を変えることはできないか──そんな想いのもとに早稲田塾が独自に開発したのが英単語道場です。
英単語道場が生まれたきっかけは、開発担当者たちの「剣道の道場のような雰囲気で、英語を真剣に勉強したら身につくのではないか」という発想でした。実際の授業では「英語を学習する雰囲気作り」を重視し、まさに道場と呼べる空間を演出しています。80分の間、姿勢を正し、神経を研ぎすませて英語と対峙するのです。
そのネーミングから、ただ英単語を詰め込み型で覚えているだけにように思われがちですが、授業では英語の「聴く、読む、書く、話す」のすべてをカバーしています。さらに特徴的なのは、「まず母語を鍛える」というスタンスであること。日本語を鍛えなければ、英語を正しく理解したり、自分の意見を英語で的確に述べることはできないというのです。これは「受験のためだけではなく、社会に出てからも使える英語力を」という早稲田塾の教育方針の現れでもあるでしょう。
英語を持ち歩いて「耳で聴ける、目で見られる」iPod nano
早稲田塾オリジナルの英語教育プログラム「英単語道場」でチーフトレーナーを務める宮代 融氏。
1995年に開発されて以来、着実に成果を伸ばし続けている英単語道場で、2006年4月からサポートツールとして導入されたのがiPod nanoです。早稲田塾では、すべての受講生にiPod nanoを配付しています。
英単語道場の授業は週に1回ですが、その冒頭で前回の授業を踏まえた「復習テスト」と呼ばれるリスニングテストを行っています。復習テストまでの1週間、受講生たちはテキストなどを使って勉強することもできますが、最も有効に活用されているのがiPod nanoです。iPod nanoには、早稲田塾の独自開発による英単語道場のリスニング教材があらかじめインストールされています。受講生は、iPod nanoに収録されているリスニング教材を自由な時間に繰り返し聴くことで、授業への理解を深めていくのです。なお、教材の初回インストールは販売代理店のトランスコスモス株式会社が行いました。英単語道場のチーフトレーナーを務める宮代 融氏は、次のように話します。
「iPod nanoには最新の教材をいつでも追加できます」と教材の開発を担当した石川成樹氏。
「今まではCDでリスニング教材を配付していたのですが、CDを持ち歩いたり、MDにダビングをしたりすることに多少の労力と手間が掛かっていました。しかしiPod nanoなら、受け取った瞬間から聴いてもらえるんです。iPod nanoには早稲田塾が独自に開発したコンテンツがインストールされていて、スクリプトを見ながら英語を何度も繰り返し聴くことができる。無理なく自然に聴き込めるから、これまでは英語の意味しか気にしていなかった生徒が、発音を気にするようになってきたんです」(宮代氏)。
教材の開発を担当した石川成樹氏は、iPod nanoのメリットをこう語ります。「普段から英語の教材を持ち歩いて聴ける。しかも、スクリプトと連動できるのがiPod nanoの利点です。機能や操作性がシンプルであることも、iPod nanoでの英語学習を定着させる上では大きなポイントですね。追加の教材は専用のWebサイトで配付していますが、早稲田塾にはiMacやiBookも設置しているので、家にコンピュータがない生徒も最新の教材をiPod nanoにダウンロードできます」(石川氏)。
受講生自身が自然に取り入れるiPod nanoでの英語学習
iPod nanoを使うようになってから、復習テストは満点です
早稲田塾受講生の言葉
早稲田塾の受講生たちは、通学途中の電車の中などでiPod nanoを日常的に活用しています
早稲田塾では、英単語道場という「英語を学ぶ空間」の延長線上にあるツールとしてiPod nanoを意欲的に導入しています。実際に受講生はiPod nanoをどのように活用しているのか、お話を伺ってみました。
「iPod nanoに変わってから、通学途中の電車の中でスクリプトに合わせて聴くようになりました。CDよりも復習しやすくなったと思います」と語るのは高校3年生の受講生。また、別の受講生は「トータルチェックテスト(定期的に行われるまとめのテスト)の前はiPod nanoをよく使ってます。繰り返し聴いて、特に2回目からは意味を考えながら聴いたり、iPod nanoで英語に接する機会が増えました」と、iPod nanoでの英語学習がすでに習慣となっているようです。ちなみに二人とも、iPod nanoを使うようになってから「復習テストは満点を取れるようになった」と言います。
英単語道場の授業自体は道場と称するだけあって、学ぶことの基本姿勢にもこだわりながら厳しい雰囲気の中で行われます。しかしその一方で「やるならスタイリッシュに効率的に」というのが早稲田塾のカラーでもあります。そんな独創性とオリジナル教材によって積み重ねられてきた英語教育のノウハウ、そして「一生モノ」という教育理念があいまって、iPod nanoを導入した効果が早くも現れていると言えるでしょう。
緊張感を集中力アップにつなげる英単語道場。iPodを愛用する受講生もいます。

