早稲田大学川口芸術学校
映像教育に選ばれるFinal Cut Pro
創り出すことに目を向けた、これからの映像教育に最適なツール




作品制作は学生たちが独自に企画・制作し、チーム単位で作業することも多い。学内では、気軽に講師へアドバイスを求めるなど、自由・闊達な雰囲気にあふれている
創りたいものに合わせて環境を選ぶ

同校では、実践的な映像のプロの育成を目指しています。このため、何よりも“自身で考え、自身で判断する”自主・独立性を重んじています。このため、学習スタイルや作品制作は、すべて学生たちの自主性に委ねられています。当然、学生自身が作品を企画し、ロケハン、撮影、編集などを独自に行なっています。作品やファイルなどのバックアップについては、学生個人にFireWire対応の外付けハードディスクを購入してもらい、個人の責任においてバックアップするように指導しています。

学生 は、まずiMovieで映像制作の基本を覚えていきます。自分のプランをどう表現していくかをiMovieを通じて体験し、「自分は何を創りたいのか」を確認していきます。そうして経験を積み、学生たちの判断でFinal Cut Proへ移行します。制作作業では、「このソフトで作りなさい」という強制はいっさいありません。「どの道具を使うのが適切か」もすべて学生の自主性に任せています。


●川口芸術学校の映像制作の流れ
DVデジカムで撮影した映像素材や静止画、音楽データなどをeMacへ取り込み、Final Cut Proでノンリニア編集。完成した作品は、QuickTime形式のストリーミング映像やDVDビデオとして保存される。



“Final Cut Proは、基本的な使い方がわかりやすく、はじめてのユーザでも覚えやすい”

ビデオ制作やCG素材などの映像素材を撮影する時は、DVカム「DSR-PD150」を使用し、学外へ出かけたり、多目的に使用される「制作スタジオ」などを利用します。撮影した映像は「映像制作実習室」にあるeMacへ取り込み、iMovieやFinal Cut Proで編集作業を行なって、用途に合ったフォーマット(DVD、QuickTimeストリーミングなど)で作品化します。「どんな絵を撮り、どんな編集をするか」も学生が判断します。講師陣は、学生たちに映像作りの基本を教え、「こんな作品を創りたい」という学生へのアドバイスを密にすることでバックアップします。

このとき、iMovieやFinal Cut Proは、その優れた操作性で学生たちを支えます。「作品を創りたいときに、アプリケーションの複雑な操作の習得に時間をとられるのは、私自身の経験上でもつらいことでした。Final Cut Proは、基本的な使い方がわかりやすく、はじめてのユーザでも覚えやすいところがいいですね」(前出・角井氏)。

iMovieの延長線上にFinal Cut Proがあり、その優れた操作性のおかげで、学生たちは苦戦しがちなアプリケーション操作の苦痛から解放されます。学生たちは創りたい作品に専念でき、簡単な編集作業ではiMovieを使い、より高度な編集作業ではFinal Cut Proを選択します。環境に合わせて作品を創るのではなく、創りたいものに合わせて環境を選ぶという考え方を、Final Cut Proが実現しています。

次ページ:価格、機能、操作性でバランスに優れたFinal Cut Pro

Solutions/Education

映像教育に選ばれるFinal Cut Pro
1. これからの映像教育に必要とされるもの
2. 創りたいものに合わせて環境を選ぶ
3. 価格、機能、操作性でバランスに優れたFinal Cut Pro



ソニー
3CCD デジタルカムコーダー
DSR-PD170

業務用DVデジカム。ハンディスタイルながら、プロ用映像作成のための性能・機能を備え、操作性にも優れているのが特徴。ワイドコンバージョンレンズと専用フードが付属、総重量2.0kgと軽量だ。価格は約45万円。早稲田大学川口芸術学校では、前モデルのDSR-PD150が使用されている。