学びの形を一新した、
フィラデルフィア・パフォーミングアーツ校

教材をカスタマイズして、
新しい学び方と教え方を培う教師たち。

化学の授業で、各面に元素名が書かれている紙の立方体を組み立てている生徒たち。iPadのカメラを通して見てみると、Elements 4Dアプリケーションが、その立方体をインタラクティブな3Dの元素モデルに変身させています。このアプリケーションは拡張現実を使って、平面的な元素周期表を、劇的に生まれ変わらせてくれるのです。生徒が2つの立方体を合わせると、目の前で化学反応が起こり、化学への理解を深めるのと同時に、その現象に対する好奇心を抱かせてくれます。このユニークな授業は理科をより楽しく魅力あるものにして生徒を引き込むために教師が考案したカリキュラムの一例です。

ストリングセオリー・チャータースクールのフィラデルフィア・パフォーミングアーツ校ではこうした斬新な授業がごく当たり前に行われています。同校は市内で最も大きな授業料免除のK12(幼稚園から小学校6年生まで)のチャータースクールで、学問とアートを共に重視したSTEAM(理科、テクノロジー、工業、アーツ、数学の科目横断型)教育のカリキュラムを提供しています。学びと教え方の基礎にAppleのテクノロジーを活用して教師陣がカリキュラムをデザインし、生徒たちは各自のクリエイティビティと学んだ知識を生かしてマルチメディアプロジェクトに取り組みます。こうして、フィラデルフィア・パフォーミングアーツ校はクリエィティブな問題解決能力に長けた人材を数多く育てています。

教師それぞれのユニークな授業プラン。

新しいカリキュラムのあり方を考えた結果、フィラデルフィア・パフォーミングアーツ校は中学校と高校で、教科書の代わりにiTunes Uを使って、課題と教材を各生徒のiPadに直接配信する方法に切り替えました。教師たちは自分の教え方と、生徒が最も学びやすい形に合わせてカリキュラムをカスタマイズすることができます。また、iPadやMacで、iBooks AuthorやPages、Keynote、その他のApple製コンテンツ製作アプリケーションを使って教材を作り、全米共通学力基準(Common Core)や州のガイドラインに沿って授業計画を立てています。

さらに、iPadを使うことで教師は臨機応変に対応できるようになりました。時事問題や新しいアイデアに合わせてiTunes Uのコースや教材を素早く更新し、プッシュ通知で生徒にそれを知らせることができます。生徒は最新のニュースを基に学ぶことができ、教師は常に最新の授業計画を実施でき、確実に情報を共有することができます。「iPadとiTunes Uがあれば、いつでもクリエイティブに、教師としての技を磨き続けることができます。子どもたちにとって意味のある教材やプロジェクトを作成し、教えることができるのです」とストリングセオリー・スクールのチーフイノベーションオフィサー、Jason Corosanite氏は話します。

教師はチームになってカリキュラムを作成します。ですから各教師の英知を集めたカリキュラムになるのです

イノベーション及び教育工学ディレクター Christine DiPaulo氏

同行の教師たちはチーム一丸となってカリキュラムを作成し、意見交換を行い互いに学び合っています。一緒にアプリケーションを評価し、ベストプラクティスを共有しています。「中には、縦割りの組織や学級編成から、このような高度なコラボレーションを求める環境に移ってきた教師もいます」とイノベーション及び教育工学ディレクターのChristine DiPaulo氏は語ります。「これまで考えても見なかった視点から彼らが取り組んでいるのがわかります。これまで、こんなプロフェッショナルデベロップメントは経験したことがない、と教師に言われたこともあります」

一人ひとりの生徒に合わせた学び。

フィラデルフィア・パフォーミングアーツ校で生徒たちがiPadを使うのは「自分にはどんな学び方が向いているのかを、生徒自身が見出すための機会に他ならないのです」とCorosanite氏は言います。教師はiTunes Uのコース内で課題に複数の選択肢を作ることができます。生徒はビデオ撮影、作曲、スケッチ、Keynoteプレゼンテーションの作成の中からいずれかを選び、自分が好きなアプリケーション、ムービー、本を使いながら課題を仕上げるのです。代数の授業ではGarageBandでラップを作曲します。自分の言葉とリズムで作曲して、二次方程式を理解するのです。フランス語の授業では、会話やストーリーを考えてiMovieの動画を制作し、フランス語とフランス文化の理解を深めます。発見した学びを思うままに表現できるので、生徒は全てを自分の力でやり遂げることを覚えます。iPadはそれを助けるのです。

テストで出題された事は忘れても、自分が作ったものは記憶に残ります。そして教師が『お、これはすごくいいね』と感心してくれたことはいつまでも忘れません。生徒はそれを胸に成長していくのです

イノベーション及び教育工学ディレクター Christine DiPaulo氏

iPadのコンテンツ制作アプリケーションがあれば、教室内にとどまらず、どこでも学ぶことができます。例えば英語と社会科の共同プロジェクトでは、生徒はiPadを持って、フィラデルフィアのダウンタウンに出かけ、記念碑を撮影します。そしてプロジェクトで学んだことを基に、選んだテーマについて自分の記念碑を作成します。iPadの3Dモデリングアプリケーションで設計し実際に彫刻をつくるのです。こうすることで、そう言った芸術作品の制作にはどのような背景があり、どんなストーリーが語られているのかを理解できるようになります。「クリエイティブなプロセスが生徒を学びにぐいぐい引き込むのです」とDiPaulo氏は語ります。

生徒に自信を与え、教師にインスピレーションを与える教育成果。

iPadはカリキュラムの自由度を高めただけではありません。年間10万ドル以上の教科書の購入費削減にも貢献しました。教科書は数学期ごとに廃棄されるので、これには大きな効果がありました。「物事は変わっていくので、教科書の内容はどうしても古くなります」と言うのは、高校1年生のGia Angeloさんです。iTunesとiPadなら、教材の内容を現実に即したものにしておくことができます。

教師の目から見て、iPadは明らかに生徒の学習意欲に貢献しています。「面白いプロジェクトが目の前にあると、子供の顔がパッと明るくなり、生き生きと学ぶようになります。そのやる気はとどまるところを知りません」とCorosanite氏は語ります。「テストの成績も大幅に向上しました。地元の学校を基準にすると、2桁を上回る伸びです」

こういったスキルを身につける事は、生徒にとって大学や職場での大きなメリットになります。クリエイティブな社会を担う次世代のリーダーを育成していると思っています

チーフイノベーションオフィサー Jason Corosanite氏

Corosanite氏は、iPadが生徒たちの人間としての成長にも役立っていると考えています。「生徒たちの自信や、クリエイティブな問題解決能力には目を見張るものがあります」と言います。Giaさんの言葉です。「高校でiPadを使っていることで、自分の学ぶ姿勢がずっと良くなりました。社会に出て成功するための準備ができたと思います」

クリエイティビティを
羽ばたかせる生徒たち。

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