iPod touchで水族館の楽しみ方が変わる。

iPod touchで水族館の楽しみ方が変わる。

慶應義塾大学『クラゲラボ プロジェクト』による
新しいエデュテイメントの提案。


新しいガイド・ツールとして期待されるiPod touch

新江ノ島水族館は、以前よりエデュテイメント活動に力を入れてきました。併設されているなぎさの体験学習館では、大小さまざまなワークショップが年間を通じて開催されています。新江ノ島水族館を訪れる来場者は小さなお子様を連れたファミリーから、カップル、そして年配の方までと様々ですが、年代を問わず生き物への関心が高いそうです。今回の“えのすいナビ”のような取り組みは、こうしたエデュテイメントに対する意識が高い人々への期待に応えるものと言えるでしょう。
新江ノ島水族館の杉本繁則氏は、今回のiPod touchを利用した“えのすいナビ”に、大きな期待を寄せています。

「iPod touchはハイスペックで、非常に利便性が高いのが魅力的です。今回の取り組みは幅広い年代の方に受けるのではないかと思います。ゴールデンウィークは年間でも1、2を争うほど大勢のお客様がお越しになる時期。今回は30台のiPod touchを用意していますが、一人でも多くの方にこの“えのすいナビ”を楽しんで欲しいですね」(新江ノ島水族館 企画・広報グループ 企画チーム 杉本繁則氏)

また新江ノ島水族館で数多くの貴重な映像を撮影してきた三縄和彦氏も、“えのすいナビ”と水族館との相乗効果に期待をしています。

「初めてiPod touchで私が撮影したタカアシガニの脱皮の映像を見せてもらったとき、映像があまりにも綺麗なのでびっくりしました。iPod touchのようなツールで簡単に、そして貴重な映像が見られるのであれば、みんなが見たくなると思います。例えば口を大きく開けてプランクトンを摂取するマイワシの捕食行動とか、シャコがパンチする映像とか、生き物の行動はそれぞれに面白いんです。映像で知識を得た上で、さらに実際の生き物を見て確かめて欲しいですね」(新江ノ島水族館 企画・広報グループ 広報チーム 三縄和彦氏)

MacBook Airを持って世界を旅する『クラゲラボ』

新江ノ島水族館でのiPod touchを活用した“えのすいナビ”のほか、『クラゲラボ プロジェクト』のもう1つのメインとなる活動は、グローバルウオッチプロジェクトです。クラゲラボ隊員の中西章裕さんが 東南アジア、オーストラリア、シベリア、ヨーロッパ… と世界を巡りながら、リアルタイムで世界のあらゆる魚の情報を紹介するという企画です。

「4月15日に香港からスタートして、世界のあちこちを旅しながら海や川や魚に関わる事、そして世界の水族館などを見て、写真と文章をブログ上で配信したいと思っています」(北海道大学工学部3年 中西章裕さん)

中西さんは、旅を共にするメインマシンとしてMacBook Airを選びました。薄くて軽いノートブックは、約半年間という長期間の旅でも持ち運びが苦にならず、強力なパートナーとして活躍してくれることでしょう。

「MacBook Airを選んだ理由は、やっぱりコンパクトに持って行けるということです。また、Leopardには標準でWeb開発フレームワークのRuby on Railsが搭載されているので、旅をしながらプログラムの開発をすることができます」(中西さん)

中西さんと共にクラゲラボでシステム開発を担当している横江さんも、中西さんの海外での開発に期待しているそうです。

「現在、クラゲラボでシステム開発をできる人間が僕と中西しかいないのですが、海外でもMacBook Airを一台持って行けば遠隔でも作業ができます。それもまた面白い試みなんじゃないかと思っています」(横江さん)

Macを活用し広がっていく『クラゲラボ プロジェクト』

『クラゲラボ プロジェクト』では、今回のiPod touchを使った“えのすいナビ”、そしてグローバルウオッチプロジェクトの他にも、Macを使用した企画が予定されているようです。引き続き新江ノ島水族館と共にiMacをつかったワークショップ、そして来場されたお客様が携帯、パソコン、iPodから写真やコメントを投稿できる『Board(仮)』というコミュニケーションツールの開発などの共同プロジェクトも検討していきます。

そして大橋さんは今回のようなプロジェクトを、今後も様々なフィールドに広げていければ、と言います。
「今回のプロジェクトは最初から“教育支援”といったような堅苦しい考えではなく、参加する人たちが遊びながら知識を深めることができないかと考えてスタートしました。ですから、僕ら自身もカジュアルに、そして楽しみながら活動して行くべきだと思っています。こちらが楽しんでやっていれば周囲の人も“なんか面白そうなことをやっているな”と反応してくれるんです。そうやって楽しみながら、このような活動が少しずつでも広がっていけばいいなと思っています」(大橋さん)