アップルは長年に渡ってプロダクトスチュワードシップ(化学物質の総合安全管理)を支持してきました。この考え方は電子機器の適切な廃棄にも応用できると考えます。
総合的な見通し
アップルはリサイクルを総合的にとらえ、自社の製造工程、製品の梱包、電子機器の廃棄に応用しています。アップルでは、電子機器のリサイクルを奨励するプログラムを世界中で開始し、1996年以降、元来は埋め立てゴミとして廃棄されていた7,100トン以上の電子機器を世界中で回収しました。アップルのリサイクルチームは、1995年以降毎年、米カリフォルニア州のWaste Reduction Awardを受賞しています。
製品の回収とリサイクル
プロダクトスチュワードシップとは、アップル製品の製造、販売、使用に関わる人達全員が工程の管理にも関わるという考え方です。
アップルは1996年に初の自主回収プログラムをドイツで開始しました。以来、回収プログラムをヨーロッパ全域、米国、カナダ、日本、台湾に拡大してきました。2001年には、アップルリサイクルプログラムにより、家庭向けの回収サービスを開始しました。アップルリサイクルプログラムでは、これまでに回収された全機器の90%以上(重量比)がリサイクルされています。
アップルはさまざまなリサイクルプログラムを整備し、リサイクル量のより一層の拡大を日々目指しています。
- 2005年8月に米国で開始された、教育機関、法人向け下取りプログラムにより、これまでに60トン以上の電子機器が回収されました。
- アップルは、カリフォルニア州クパティーノ市と共同で、これまでに155トン以上の電子機器をリサイクルしました。メーカーに関係なく、すべての電子製品が無料で回収されています。
- また、日本、台湾の国家プログラムを含め、アジアでのリサイクルプログラムにも参加しています。
アップルは、カリフォルニア州クパティーノ市で適用されるすべての法規制を世界中で遵守する取り組みを行っています。
地球的視野で考え、地域で活動する
アップルでは、工場で生み出される廃棄物の量を最小限に抑えるよう努力しています。紙、ガラス、金属、プラスチックゴミが発生した場合、適切にリサイクルされるよう徹底しています。一例は以下の通りです。
- 紙: 紙のリサイクルでは、梱包に使用する段ボール、マニュアルなどの印刷物の紙が対象になります。これらの紙材は加工工場に送られ、パルプ化された後、段ボール箱、ティッシュなどの新しい紙製品が製造されます。一般的に、この工程で資源の95%以上がリサイクルされます。
- 発泡スチロール: 保護用の発泡スチロールは、新しい発泡スチロール製品の他、カーペットの下に敷く詰め物、木材製品の代替品(クラウンモールディング、幅木など)といったさまざまな製品に再生されます。
- 電池: 電池は取り外された後、専門の電池リサイクル業者に送られ、特殊な金属、プラスチック処理が施されます。