写真、音楽、さまざまな文書をWindowsパソコンからMacに簡単に移行できます。![]()
ファイルの転送で一番簡単なのがネットワークを使う方法です。既存のネットワークを使うこともできますし、ケーブル1本でMacとWindowsパソコンをつないでネットワークを構築することもできます。
Ethernetネットワークでは、最高速度100MB/秒でデータを転送できます(ギガビットEthernet)。つまり、20GBのミュージックライブラリや10GBのビデオファイルをたった数分でWindowsパソコンからMacに移動できます。
新しいMacと今まで使っていたWindowsパソコンを接続してファイルの高速転送を実現する方法は以下の通りです。
必要なハードウェア
- Ethernetポートを搭載したWindowsパソコン
- Mac
- 有線または無線ベースステーション(任意)
- ネットワーク接続ケーブル
ステップ1: Windowsでファイルの共有を設定する。
Windowsのハードディスクをサーバとして設定し、Macから接続すると、簡単にファイルを転送できます。まず、Windowsのメインハードディスクのファイルを「共有」する必要があります。共有の設定方法がわからない場合は、マイクロソフトのWebサイトのサポートに記載されている手順に従ってください。
ステップ2: 接続する。
有線または無線のホームネットワークを所有している場合は、簡単にMacをネットワークに追加し、インターネットを共有してファイルを交換できます。ネットワークがない場合でも、MacとWindowsパソコンを直接つなげます。
MacとWindowsパソコンをつなぐ方法は3つあります。
オプション1: ルータを使った有線ネットワーク
- Macの電源がオンになっていることを確認します。
- EthernetネットワークケーブルでMacをルータに接続します。
- 「システム環境設定」を開き、「ネットワーク」を選択します。
- ウインドウの一番下にある「アシスタント...」をクリックします。
- 手順に従って、ネットワークを設定します。
オプション2: AirMacを使った無線ネットワーク
- AirMacセットアップアシスタントを起動して、Macを無線ネットワークに接続します。
- アシスタントの指示に従って、無線ネットワークの接続を設定します。
オプション3: MacとWindowsパソコンを直接接続
ルータや無線ベースステーションを持っていなくても、Ethernetネットワークケーブルを使って、MacとWindowsパソコンを直接接続できます。ケーブルの片側をMacのEthernetポート、反対側をWindowsパソコンのEthernetポートにつないでください。
ステップ3: Macで共有フォルダを開く。
次に、MacからWindowsの共有フォルダにアクセスします。
- MacでFinderを開きます。
- 「ネットワーク」(ネットワークブラウザ)をクリックします。
- ネットワークをクリックまたはダブルクリックしてWindowsコンピュータに移動し、ダブルクリックして開きます。
- Windowsでファイル共有を設定したときに作成したユーザ名とパスワードを入力します。
- Windowsパソコンの共有ボリュームがMacのデスクトップとFinderに表示されます。これで、他のフォルダやディスクと同じようにWindowsのボリュームを開けます。
問題が発生した場合は、以下のアップルのサポートページに記載されている手順に従ってください。
ステップ4: WindowsパソコンからMacにファイルを転送する。
次に、WindowsパソコンからMacへのファイル転送を開始します。
コピーするファイルの決定
MacとWindowsパソコンの両方を使用する場合、特定のファイルだけをMacにコピーすることが多いと思われます。ここでは一般的なファイルについて説明します。
iTunesの楽曲ライブラリ
音楽ファイルはiPodに保管されていますが、iPodでは音楽ファイルを別のコンピュータにコピーできないため、WindowsパソコンからMacにコピーする必要があります。通常、iTunesの楽曲ライブラリは「マイドキュメント」>「マイミュージック」にあります。
- MacでiTunesを起動します。
- 「ファイル」メニューを選択し、「ライブラリに追加...」を選択します。
- ダイアログボックスが開いたら、すべての音楽ファイルが保管されているWindowsパソコンのフォルダに移動します。
- 「選択」をクリックします。曲が自動的に整理され、Macの「ミュージック」フォルダに保存されます。
デジタル写真
iTunesと同様、iPhotoではフォトライブラリが自動的に整理、管理されます。
- MacでiPhotoを起動します。
- 「ファイル」メニューを選択し、「ライブラリに追加...」を選択します。
- ダイアログボックスが開いたら、すべての写真が保管されているWindowsパソコンのフォルダに移動します。
- 「読み込み」をクリックします。写真が自動的に整理され、Macの「ピクチャ」フォルダに保存されます。
Microsoft Office文書、写真、ムービーなどのファイル
Windowsパソコンでは通常、上記のドキュメントは「マイドキュメント」フォルダにあります。マウスを使って、Office文書などのファイルをWindowsパソコンからMacの「書類」フォルダにドラッグしてください。また、当たり前のことですが、ムービーは「ムービー」フォルダにコピーしてください。
emailメッセージ、設定
Yahoo!メールやGoogleのGmailなど、Webベースのemailサービスを使ってemailを閲覧、送信している場合は、emailやemailの設定を新しいMacにコピーする必要はありません。Mac付属のインターネットブラウザ「Safari」を使って、Webベースのemailを引き続きご利用いただけます。
Outlook、Eudoraなどのアプリケーションでemailを管理している場合は、これまでに送受信したemailを新しいMacに移行してください。メッセージの保存方法はemailアプリケーションによって異なります。以下のリンクを参考にしてください。
- Microsoft Outlook、Outlook Expressでは、独自フォーマットでメッセージを保管しています。マイクロソフトのWebサイトにemailファイルの転送方法が掲載されています。
- Eudora、Netscape、Mailなどのmbox対応emailアプリケーションでは、標準的なemailフォーマットが使用されています。
また、現在のemailアプリケーションの設定も書き留めておく必要があります。後で新しいMacを初めて使う際に、書き留めた情報を基にemailアプリケーションを設定します。emailアプリケーションを開き、「アカウント」を表示して、現在の設定内容をメモしてください。
- アカウントの種類:POPまたはIMAP
- emailアドレス
- 受信メールサーバ
- 送信メールサーバ
- ユーザ名、パスワード
ブラウザのお気に入り、ブックマーク
お気に入りやブックマークをMac対応のフォーマットに書き出す必要があります。次に、書き出したお気に入りやブックマークをMacにコピーし、Mac付属のブラウザ「Safari」で読み込みます。
Internet Explorer:
- WindowsパソコンでInternet Explorerを起動します。
- 「ファイル」メニューから「インポートとエクスポート」を選択します。
- お気に入りをエクスポートし、Windowsデスクトップなどの見やすい場所に「Favorites.html」というファイル名で保存します。
- MacでWindowsパソコンからMacのデスクトップに「Favorites.html」ファイルをコピーします。
- Safariで「ファイル」メニューを選択し、「ブックマークの読み込み...」を選択します。ダイアログボックスからブックマーク/お気に入りのファイルを確認し、「読み込み」をクリックします。
FireFox、Netscape 6/7、その他のブラウザ
- Windowsパソコンでブラウザを起動します。
- 画面上部にあるメニューバーで「ブックマーク」メニューを選択し、次に「ブックマークの管理」を選択します。ブックマーク管理画面が表示されます。
- 「ファイル」>「ブックマークのエクスポート」を選択します。
- ファイルに「bookmarks.html」という名前を付けて、デスクトップなどの見やすい場所に保存します。
- MacでWindowsパソコンからMacのデスクトップに「bookmarks.html」ファイルをコピーします。
- Safariを起動します。
- 「ファイル」メニューを選択し、「ブックマークの読み込み...」を選択します。ダイアログボックスからブックマーク/お気に入りのファイルを確認し、「読み込み」をクリックします。
ステップ5: Macを使ってみる。
これであなたもMacファミリーの仲間入りです。お疲れさまでした。もう少し時間を割いて、新しいMacの付属マニュアルを読んでから、Macをお試しください。それでは、Macを思う存分楽しみましょう。
※電話でのご相談は、Windowsパソコンから買い換えのお客さま専用ダイヤル:0120-99-3377までお気軽にどうぞ。