ビジネスにiPadを

ユナイテッド航空

iPadとテイクオフ

数えきれないほど多くのビジネストラベラーにとって、iPadは空の旅に欠かせないデバイスになっています。しかしユナイテッド航空にとって、iPadは乗客のためだけのものではありません。徹底したテストと米連邦航空局の承認を経て、iPadは最近、コクピットの標準装備品になりました。以来、同社のパイロットは、ユナイテッド便の順調な定刻運航を支援するチャートや地図などの重要な運航ツールにワンタッチでアクセスしています。

ユナイテッド航空の最高執行責任者であるPete McDonald氏は、「ユナイテッドはこれまでずっと、航空業界でのテクノロジーのリーダーであり続けてきました」と語ります。「常に最新鋭の航空機を保有し、最も効率の良い飛行計画システムも持っています。そしてiPadで、当社のパイロットはより正確な情報に、よりすばやくアクセスできます。iPadはユナイテッドだけでなく、米連邦航空局の承認とサポートも受けた、最も包括的で、最も優れたテクノロジーです」

抜群に軽いフライトチャート

余分な重量がそのままコストの増加につながるビジネスにおいて、iPadを選ぶことは、ユナイテッドのすべての路線で重量が数キロずつ減ることを意味します。もちろん、ユナイテッドのパイロットが空港内で持ち運ばなくてはならない荷物が減るのは言うまでもありません。

「パイロットのフライトバッグは約20キロもあります」と語るのは、ユナイテッドで22年間パイロットを務めてきたDavid Sambrano機長です。「iPadがあれば、あの大きな20キロのバッグがいらなくなります。あれだけたくさんのマニュアルやチャートが700グラムほどの軽さに変わるなんて、驚くべきことです」

大量の紙をなくすことが大きな節約につながると語るのは、テクノロジー&フライトテスト担当責任者のJoe Burns機長。ユナイテッドで20年の飛行歴を持つベテランです。「iPadを使うことで年間1,600万枚の紙を節約できます。この紙の重量がなくなるだけで、年間約120万リットルもの燃料の節約にもつながります」

従来のフライトチャートをiPad上の電子書類に代えることのメリットは、総重量が軽くなるだけではありません。ユナイテッドのパイロットが、フライトに関する重要な情報を、必要になった瞬間にピンポイントで探す時にも役立ちます。

「かつてはバインダーを引っ張り出し、空港とアプローチコードを調べてチャートを取り出し、これをホルダーにクリップで留めてから、機内のフライトコントロールコンピュータにデータを入力する必要がありました」とBurns機長は振り返ります。「私たちはiPadは、安全運航と時間節約のためにも重要なツールであると考えています」

「iPadのディスプレイなら、チャートをとてもはっきりと見ることができます」とSambrano機長は付け加えます。「様々な状態の明かりの下で読めるという点も非常に重要です。しかも、必要なチャートや情報をあっという間に見つけられます」

空を飛ぶためのアプリケーション

モバイルデバイス向けの予約・旅程管理ツールや、iPhoneとiPadのディスプレイから直接スキャンできる搭乗券など、ユナイテッド航空は乗客の旅をスムーズにするモバイルツールを早くから採用してきました。コクピットへのiPadの導入は、効率とサービスの両方を向上させるテクノロジーの導入に熱心な、ユナイテッド航空の新時代を象徴するものです。

Sambrano機長は次のように語ります。「ユナイテッド航空は6大陸、61か国に乗り入れていますが、世界中どこにいても、iPadに触れるだけですべての飛行計画情報にアクセスできます。最高のテクノロジーが手元にあるので、いつでも効率良く飛行し、安全に到着するために必要な最良の決断を下すことができます。iPadのように精緻なディスプレイが機内にあると、より良い飛行ルートを計画できるようになるのです」

ユナイテッドの社内開発チームは、パイロットがiPadでフライト情報をすばやく見つけられるようにする複数のカスタムアプリケーションを開発しました。例えば、Content Lockerアプリケーションは最新のフライトデータをそれぞれのiPadに自動的にプッシュするため、パイロットがフライトの前に必要な資料を自分で探してアップロードする必要がなくなります。パイロットはまた、iPad上にアプローチチャートやエンルートチャートを表示できるアプリケーション、Jeppesen Mobile Flight Deckにもアクセスできます。

「フライトオペレーションマニュアル、航空機のフライトマニュアル、全世界用のオペレーションマニュアルなどのアプリケーションもそろっており、私たちが日常的に使うすべてのチャートやアプローチプレートをカバーしています」とBurns機長は語ります。

セキュリティ設定が組み込まれ、他社製のモバイルデバイス管理(MDM)システムとの互換性も持つiPadは、ユナイテッド航空の厳格なセキュリティ条件にも適合しています。「セキュリティはユナイテッド航空の最優先事項です」とBurns機長は言います。「私たちは、データとデバイスそのものの安全性を自分たちのオペレーション全体で維持することに、大きな自信を持っています」

iPadでスムーズなフライトを

ユナイテッド航空はiPadとカスタムアプリケーションを機内に搭載し、運航乗務員のための柔軟でコンパクトなリソースを備えた新時代をスタートさせようとしています。「テクノロジーと効率性という観点から見て、iPadは画期的です」とMcDonald氏は言います。「iPadのように精巧で効率の良いツールをパイロットの手元に届けることができたのは、私にとって大きな誇りです」

これにはパイロットたちも大いに賛同しています。「iPadはまるで当社のアプリケーションのために特別に作られたデバイスのようです」とBurns機長は語ります。「軽く、バッテリーの電力で長時間駆動し、プログラミングが簡単で、必要になった瞬間に必要な情報を提供してくれます」

何よりも重要なのは、このエアラインが最も得意とすること、つまり乗客を目的地まで安全かつ予定通りに送り届けることをiPadが支援しているという事実です。

「パイロットの最大の喜びの一つは、人々をつなぐ役目を果たせることです」とSambrano機長は語ります。「私たちの仕事は、世界中のビジネスをつなぎ、遠く離れていた家族をつなぎ、兵士を家族のもとに連れて帰ることです。そしてiPadはそれをサポートしているのです。私はパイロットほど素晴らしい職業はないと思いますね」

企業プロフィール

  • 世界でもトップクラスの航空会社
  • 保有航空機は700機以上
  • 乗り入れ空港数は376、1日の出発便は5,700便
  • 1万1,000人のパイロットを含む8万5,000人以上の従業員
  • イリノイ州シカゴに本社を置く
  • www.united.com

「iPadはまるで当社のアプリケーションのために特別に作られたデバイスのようです。軽く、バッテリーの電力で長時間駆動し、プログラミングが簡単で、必要になった瞬間に必要な情報を提供してくれます」

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