完全なる発明です。

私たちはMacBookをより薄く、より軽いだけでなく、これまで以上に機能的で直感的に
なるように設計しました。そのためには、ここを1ミリ削り、そこを1グラム減らすといった
やり方では不十分でした。だから私たちはゼロからスタートしました。全体が一つのシンプルな
デザインに見えるように、重要な要素を一つひとつ再発明したのです。たどり着いたのは、
これまでで最も純粋な姿。Macに夢中になる理由のすべてが、そこにあります。

クリックしてドラッグすると、MacBookが回転します

キーボードを隅から隅まで考え直しました。

妥協のない完全なMac体験をデザインすること。はじめから、それが私たちの目標でした。フルサイズキーボードは、そのために欠かせない要素です。驚くほど薄いMacBookにフルサイズキーボードを組み込むため、私たちはキーボードを一から設計しました。根本的な構造から、各キー表面の湾曲、キー上の文字の特徴的な新しい書体まで、一つひとつの要素を見直したのです。その結果生まれたのが、一世代前のモデルよりも劇的に薄いキーボード。指でキーを叩くと、きびきびと安定した動きで沈み込み、跳ね返るので、正確なタイピングを簡単にできるようになりました。

バタフライ構造

従来のキーボードは、キーの端がぐらつきやすいシザー構造を使用しています。そのため、キーを叩く位置が中心部を外れると、正確に入力できないことがあります。キーボードがここまで薄くなると、キーのぐらつきを抑える必要がありました。そうしないと、キーの端を叩いた時、キー入力が認識される前にキーキャップが底にぶつかる可能性があるからです。そこで開発したのが、独自のバタフライ構造です。バタフライ構造はシザー構造より幅が広く、より硬い素材で作られており、一組の部品だけで構成されています。これにより、一段と薄いスペースに収まる、より安定した反応の良いキーを実現しました。この革新的な設計は、あなたがキーを押す位置に関わらず、安定性、均一性、操作性を向上させます。

従来のシザー構造
Appleが設計した
バタフライ構造

キーのデザイン

MacBookのためにデザインし直したキーは、より広い表面積、より薄い構造、そしてより深い湾曲を持っています。指先が自然にキーを見つけ、押せるように、より明確な形を作っているのです。ささやかな改良かもしれませんが、使用感は明らかに違い、直感的です。このデザインとバタフライ構造が組み合わさって、はるかに優れたタイピング時の操作性を実現します。

17% 大きくなったキー
40% 薄くなったキーの
組立部品

精密なバックライト

驚くほど薄いキーボードのデザインに着手した時、私たちが最初に考えたことはキーのバックライトの仕組みです。一段と無駄がなく、さらに洗練された見た目をもたらしながら、より小さなスペースに収めるためにはどうすればいいか。そのために、キーボード全体に光を分配していた、LEDの列とライトガイドパネルを取り除きました。代わりに、それぞれのキーの下に個別のLEDを設置したのです。これらのLEDは均一の明るさになるように調整されているため、キーキャップの周囲に漏れる光が最低限に抑えられ、一つひとつのキーと文字がクリアにくっきりと浮かび上がります。そのうえ、エネルギー効率が最大限に高くなるよう設計されています。

300万ピクセル。
0.88ミリ。鋭くシャープ。

MacBookの12インチRetinaディスプレイは、完璧に美しいだけではありません。紙のように薄いのです。事実、わずか0.88ミリという、これまでMacに搭載された中で最も薄いRetinaディスプレイです。特別に開発された自動製造工程により、信じられないほど薄い、ディスプレイの端から端までを覆うガラスが作られます。その薄さは、たった0.5ミリ。さらにディスプレイ部品同士の隙間を減らすことで、よりタイトに一体化したデザインを実現しました。

解像度 2,304 ×1,440
アスペクト比 16:10
視野角 178°
SD
HD
MacBook
720x480
1,920x1,080
2,304x1,440

洗練されたMacBookに目の覚めるようなRetina体験をもたらすためには、一つひとつのピクセルに至るまで、あらゆるレベルで革新が求められました。そのため私たちは、ピクセルを再設計して開口部を広げ、より多くの光を通すようにしました。これにより、ほかのMacのノートブックに搭載されているRetinaディスプレイより30パーセントもエネルギー効率の高いLEDバックライトを使えるようになりました。しかも、鮮明な明るさは同じレベルに保ったままです。

各ピクセル内の開口部を拡大 もう一度見る

感圧タッチトラックパッド。
より多くのことを、より深く押すだけで。

感圧タッチトラックパッドは、表面上はほかのトラックパッドと変わらないかもしれません。しかしその下には、これまで見たこともないものが隠れています。指先が加えている圧力の強さを感知する感圧センサー。表面のどこを押しても、クリックの感覚をあなたに伝える新しいTaptic Engine。感圧タッチを使えば、これまで一つの機械的な機能にすぎなかったクリックから、できることが広がります。感圧タッチトラックパッドの感知機能により、加える圧力にわずかに差をつけることで、あなたがしたいことをMacBookに伝えられます。これにより、たった一つの表面上で、多様なアプリケーションの多彩なアクションを実行できるようになります。感圧タッチトラックパッドは、あなたが実際に感じられる触覚的な反応を返すこともできるので、MacBookがこれまで以上に使いやすく、親しみやすくなるでしょう。

容量性ガラスパネル Taptic Engine 感圧センサー

Taptic Engine

従来のトラックパッドは「ダイビングボード」構造を採用しています。この構造では、クリックによる下方向の動きのための空間がトラックパッド下部に必要で、キーボードに最も近い表面はクリックしにくくなっています。感圧タッチトラックパッドでは、表面のどこをクリックしても感圧センサーがそれを感知し、トラックパッドをあなたの方へ水平方向に動かします。それでも実際に感じるのは、従来のトラックパッドで慣れ親しんだおなじみの下方向の動きです。またTaptic Engineはあなたの触覚に働きかけるので、スクリーン上の動きを見るだけでなく、感じることもできます。PDFファイル上でコメントをそろえるなど、特定のタスクを実行すると、トラックパッドから指先に触覚的な反応が伝わります。

感圧タッチ

あなたが慣れ親しんだスクロール、スワイプ、ピンチ、回転などの直感的なマルチタッチジェスチャーに加えて、
感圧タッチがMac体験に新しい次元をもたらします。感度はカスタマイズできるので、クリックの認識に必要な
圧力を調節することができます。このトラックパッドは、クリックしたのが親指なのか、ほかの指なのかまで
感知し、感度のレベルを自動的に調整します。

余すところなく詰め込みました。
余すことなく引き出せます。

圧倒的に薄くて軽いボディを最大限に活かすために、MacBookの内部の部品を一つひとつ入念に設計しました。私たちは、最も新しく最も効率的なプロセッサを採用し、高速のIntel HD Graphics 515と組み合わせ、OS Xを最適化することで、最小限の消費電力でプロセッサを利用できるようにしました。MacBookは冷却ファンを必要としないので、音を立てることなく、動くパーツもなく駆動します。一日中持続するバッテリーを組み込むスペースも広がりました1

プロセッサ

MacBookの中には、14ナノメートルプロセステクノロジーによって設計された、第6世代のIntel Core m3、m5、m7プロセッサが組み込まれています。つまりこれらのチップには、密度を高め、パフォーマンスの効率を上げるために、トランジスタが満載されているのです。日々のタスクをこなすのに必要なパフォーマンスをエネルギー効率と組み合わせたCore Mプロセッサは、MacBookに最適です。

14nm プロセステクノロジー
5 ワット
6世代 アーキテクチャ
最大 25% 速いグラフィックス2

ファンレス構造

MacBookは、ファンを使わない初めてのMacのノートブックです。Intel Core Mチップの消費電力はたったの5ワット。より少ない熱しか発生しないため、ファンやヒートパイプが必要ありません。その代わりに、ロジックボードを異方性グラファイトシートの上面に配置することで、発生した熱を側面へ放出しやすくしています。しかも、Macはほとんど音を立てることがありません。MacBookは、タイマーコアレッシング、App Nap、SafariパワーセーバーといったOS Xの機能により、一段と効率的になっており、あらゆるタスクを最適な電力量で確実に処理します。使用するパワーが多すぎることも、少なすぎることもありません。

11インチMacBook Air
ロジックボード
MacBook
ロジックボード
67% 小さく

ロジックボード

MacBookの開発では、私たちはiPhoneやiPadのような薄くてパワフルなデバイス作りから学んだことを取り込み、その知識をさらに先へ進めることができました。これまでのMacに搭載された中で最も小さく高密度のロジックボード上に、プロセッサ、フラッシュストレージ、メモリを注意深く配置。事実、そのロジックボードは11インチのMacBook Airに比べ、67パーセントも小さいサイズです。

ストレージとメモリ

MacBookは内部の部品を小型化しながらも、ファイルを保存したり、毎日使うアプリケーションを動かすための驚異的な容量を備えています。搭載しているのは、電力効率に優れた8GBの高速1,866MHz LPDDR3オンボードメモリ。これを256GBまたは512GBのフラッシュストレージと組み合わせると3、驚くほど薄くて軽いのにきびきびと動くノートブックが完成します。

8GB 1,866MHz LPDDR3 RAM
最大 512GB のPCIeベースフラッシュストレージ

革新を積み重ねました。

一日中使えるバッテリーを実現するためには1、MacBookのスリムなボティの内部スペースを、1ミリも余すところなく活用する必要がありました。従来の長方形のバッテリーを曲面を持つ筐体に配置すると、使われないスペースが残ります。だから私たちは新しいタイプのバッテリー技術を開発し、この筐体特有の輪郭にフィットするよう特別に形作られた、革新的な段状のバッテリーを生み出しました。その成果が、これまで搭載可能だったものに比べて35パーセントも大きいバッテリー容量です。筐体内の活用できるスペースすべてを使って、一日中使えるバッテリーを手に入れました。

MacBookのバッテリーは、細部に至るまで徹底的にこだわってデザインされただけではありません。その組み立ても、極めて精密に、入念に行われます。まずハイスピードカメラでケースとバッテリー両方の精細な写真を撮影します。その写真を使ってそれぞれの筐体の微細なばらつきを明らかにし、スペースを1ミリも無駄にしないように、注意深くバッテリーを配置します。

最大 10時間 のインターネット閲覧1
最大 11時間 のiTunes
ムービー再生1
標準的なノートブックのバッテリー
MacBookのバッテリー
標準的な技術と比べて 35% 大きい容量

USB-C。一つのポートから、
接続の世界が広がる。

MacBookのような薄さと軽さのノートブックを作るためには、周辺機器や電源への接続方法に至るまで、あらゆる細部の効率性を追求する必要がありました。多機能なUSB-Cポートは、毎日使う不可欠な機能を一つの小さなリバーシブルのポートに統合した、接続方法の新しい標準規格です。

高速データ転送

MacBookのUSB-Cポートは、接続した多数の外付けデバイスと周辺機器に、最大5Gbpsの高速なUSBデータ転送を行えます。

充電

MacBookのUSB-Cポートが、バッテリーをすばやく効率的に充電できるようにします。

ビデオ出力

MacBookのUSB-Cポートは、HDMI、VGA、DisplayPort接続によるビデオ出力に対応します。

アクセサリ

ケーブル、アダプタ、ストレージデバイスといった他社製の新しいアクセサリにより、MacBookの能力を柔軟に拡張することができます。

効率は最大限に。
環境への負荷は最小限に。

エネルギー効率のために最適化しました。

Retinaディスプレイから、段状のバッテリー、OS Xの先進的なテクノロジーまで。MacBookはあらゆる面で、エネルギー効率が最大限に高くなるよう最適化されており、標準的な年間エネルギー消費量は10.10kWhです。MacBookは、米国環境保護庁(EPA)が設定した低電力条件の水準を超え、ENERGY STAR 6.1の認定も受けています。バッテリーを充電する頻度も減るため、日常的な使用によるカーボンフットプリントが削減されます。

環境への配慮も設計の一部です。

MacBookは、ベリリウム、臭素系難燃剤(BFR)、ポリ塩化ビニル(PVC)などの有害物質を使わない設計になっています。また、アルミニウムやガラスのように、リサイクル率の高い素材から作られています。MacBookは、リサイクル効率、エネルギー消費量、設計および製造工程をもとに製品による環境への影響を評価するEPEATから、最高ランクのGold認定を受けました4

AS ヒ素不使用の
ディスプレイガラス
HG 水銀不使用の
LEDバックライトディスプレイ
PVC PVC不使用
BFR BFR不使用
BE ベリリウム不使用