すべてのMacには、障がいのある方でもMacを存分に活用していただける多くの補助技術が装備されています。Snow Leopardのイノベーションで、最先端のアクセシビリティがさらに進化します。
トラックパッドがスクリーンに。
Mac OS X Snow LeopardのVoiceOver*には、画期的な新しい機能があります。マルチタッチトラックパッドのジェスチャを使えば、画面が見えない方でも、コンピュータをコントロールできます。Macノートパソコンのトラックバッドが、コンピュータのアクティブウィンドウになり、触れた場所の内容を耳で確認できます。指を動かしてドラッグすれば、項目を連続して読み上げます。指ではじく(フリック)すると、前後の項目に移動できます。画面上の項目がどのように並んでいるかは音声が教えてくれます。画面と対応しているトラックパッドの位置に触れることで、項目に直接たどり着けます。たとえば、ウェブページ、表計算、プレゼンテーション、文書などの項目の位置を確認する時は、トラックパッドの周辺をなぞってみましょう。触れれば触れるほど、たくさんのことが分かります。
* VoiceOverは日本語環境には対応しておりません。
点字ディスプレイをサポート。
さらなるコラボレーションを。
買ったその日から点字ディスプレイが使えるコンピュータは、Macだけ。Snow Leopardには、ワイヤレスのBluetoothディスプレイなど、 40を超えるモデル(英語)の最新のドライバが搭載され、内蔵サポートの幅がさらに広がっています。つなぐだけですぐに使え、ソフトウェアのインストールは不要です。
Snow Leopardには、1台のコンピュータに複数のUSB点字ディスプレイを同時に接続できる、Braille Mirroringという機能もあります。教師が複数の生徒に対して授業を行うクラスルームなどに最適です。それぞれの生徒が異なるモデルのディスプレイを使っていても、問題ありません。
世界トップクラスのウェブブラウズ。
Snow LeopardのVoiceOverは、ウェブブラウズをより簡単に、もっと速く、さらに楽しくする、新しい可能性をもたらします。VoiceOverは、パワフルなマルチコアプロセッサを最大限に活かすためにアップデートされています。大きく複雑なウェブページをスピーディに取り込んで分析し、ブラウズしながらのコマンド入力を可能にします。
VoiceOverは、ウェブページを読み込むと、自動的に全体を読み上げ始めます。キーコマンドやジェスチャを使って、ページを読み上げながら、VoiceOverをコントロールできます。はじめてのウェブページの内容をすばやく確認したい時は、VoiceOverのカスタマイズウェブページサマリーが、タイトル、表の数、ヘッダ、リンク、フォーム構成要素などを教えてくれます。
Snow Leopardは、フォームやテーブルモードなしで、HTMLウェブテーブルを完全にサポート。あなたが知っているコマンドを使って、テーブルをナビゲートできます。トラックパッドで指をなぞったり、簡単なキー入力を使うことで、カラムのタイトル、列数と行数など、テーブルの内容を聞くことができます。
ローター。
VoiceOverのローターというユニークなバーチャルコントロール機能を使えば、キーボードのショートカットを覚えることなく、画面をナビゲートできます。ダイアルを回すように、トラックパッドで2本の指を回転させれば、VoiceOverはあなたの設定通りにテキストを移動します。たとえば、ローターを「単語」または「文字」に設定すると、フリックするたびにVoiceOverは一度に1単語または1文字ずつ進むので、文章の校正や編集をする際にとても役に立ちます。
ローターは、ウェブページのナビゲートにも使えます。ウェブページの閲覧中、ヘッダ、リンク、表、画像など、一般的な項目の名前がローターに記憶されます。設定を選択し、上下にフリックすると、開いているページにある前後の同じ項目に移動します。この時、関係ない項目はスキップします。
キーボードによる操作もスピーディに。
Quick Navは、矢印キーを組み合わせながら、VoiceOverのカーソルを動かす新機能です。モディファイキーを使うことなく、片手でコンピュータをコントロールできます。たとえば、個々の矢印キーを押して上下左右に動かし、上下の矢印キーを一緒に押して、ボタンを押したり、ウェブリンクをクリックしたりすることができます。設定により、ローターを調整したり、VoiceOverカーソルを動かすことも可能です。Quick Navがあれば、文書やウェブページのナビゲートや読み上げもあっという間です。
オートウェブスポットで情報をすばやく見つける。
多くのウェブページは、複雑なデザイン要素にあふれ、画面の読み上げに役立つHTMLタグが不足しています。そのため、画面読み上げ機能で内容を伝えることが難しくなっています。そこでAppleは、ウェブページのビジュアルデザインを理解、解釈する新技術を開発。読み取った情報から「オートウェブスポット」という仮想のタグを割り当て、ページの重要な位置をマークします。たとえば、新聞のウェブサイトを閲覧する場合、トップ記事にはオートウェブスポット、天気予報やスポーツ欄などには別のオートウェブスポットが割り当てられます。キー入力やフリックで、ウェブスポットから別のウェブスポットへ移動できます。さらに、あなたがよく訪れるサイトの特定の項目を「スイートスポット」に指定すれば、VoiceOverが、そのページを開く時に、指定されている項目を最初に読み上げます。
カスタムラベルを作成。
アプリケーションのアイテムが的確にラベルされていなければ、VoiceOverも「ブランク」、「空き」、「ボタン」などというあいまいな呼び方しかできません。あなたが項目の内容を把握している場合や、目の見える人のサポートが得られる場合は、カスタムラベルを割り当てられます。次にその項目を確認する際、VoiceOverはあなたのラベルを使って読み上げます。ラベルの数に制限はなく、あなたのラベルをファイルにエクスポートして、他のVoiceOverユーザと共有することもできます。
他にもたくさんのカスタムオプション。
VoiceOverをカスタムする方法はこれだけではありません。VoiceOverの句読点の読み方の変更、テキスト属性の変化の識別、リンクの読み上げなども行えます。3つの一般的な冗長性のレベル(高、中、低)から選び、30の異なる設定を調整し、カスタマイズします。また、説明が読み上げられる順番と回数を変えることもできます。
Snow Leopardでは、VoiceOverユーティリティの新しいカテゴリである、VoiceOverコマンダで、アプリケーション、ユーティリティ、ファイルを開くキーとジェスチャを指定したり、AppleScriptやAutomatorのワークフローを実行したり、VoiceOverコマンドを実行したりすることができます。コマンダは、複雑なマルチキーショートカットをシンプルなものにすることで、
身体や学習能力に障がいのある方が簡単にコマンドを覚えて入力できるようにします。Numpadコマンダ、Keyboardコマンダ、トラックパッドコマンダを選び、VoiceOverをあなたに合った形にカスタマイズしてみましょう。
まったく新しいVoiceOver「クイックスタート」チュートリアル。
すべてのMacには、「クイックスタート」というVoiceOverのチュートリアルが用意されており、短時間でVoiceOverを学べます。購入後、Macの電源を入れるとすぐに、「クイックスタート」チュートリアルの始め方について音声案内があります。誰かにセットアップを頼んだ場合でも、VoiceOverをアクティベートすれば、「クイックスタート」を開くことができます。キーボードのキー、基本的なVoiceOverコマンド、ジェスチャの説明をしてくれる「クイックスタート」では、自分のペースで学び、スキルを磨けます。新しく加わった9つの言語を含めた、18の言語にローカライズされており、Macに音声を追加(別売り)することで、あなたの母国語で「クイックスタート」を聞くことができます。







