大きな進化を遂げたノートブック、MacBook Pro。その最大の特長はもちろんIntel Core Duoプロセッサの搭載ですが、そのほかにも優れたグラフィックス性能、ハードディスクドライブの高速化、モバイル活用を考慮した安心設計など、まさにプロフェッショナルユースに最適のノートブックです。医療の現場に適した数々の特長をご紹介しましょう。
ここまで進化した驚異のテクノロジー
MacBook Proに搭載されているのは、最大2.16GHzのIntel Core Duoプロセッサ。つまり2基のプロセッサがシングルチップに組み込まれています。さらに2MBのSmart Cache、667MHzのフロントサイドバスとメモリコントローラなど、Intel Core Duoプロセッサの性能を最大限に活かすアーキテクチャとなっており、従来のPowerBook G4の最大4倍のパフォーマンスを実現していながら、このプロセッサは電力効率にも優れているため、モバイル時にも安心してご利用になれます。
強化されたポイントはプロセッサだけではありません。グラフィックスプロセッサは最大256MBのビデオメモリを搭載したATI Mobility Radeon X1600。しかも15.4インチの液晶ディスプレイは従来のモデルよりも67%明るく、高速で鮮明な画面表示を実現しています。デュアルリンクDVIの搭載により、30インチのApple Cimena Displayを接続して、デジタル接続による高品質な外部ディスプレイ表示が可能です。MacBook Proの液晶ディスプレイだけでも1,440×900ピクセルの表示エリアが得られますが、Apple Cimena Displayを接続することによりさらに広大な作業スペースをお使いいただくことも可能です。
さらに、内蔵ハードディスクはシリアルATA接続、ExpressCard/34スロットの搭載といった最新テクノロジーを採用しています。もちろん最高54MbpsのAirMac Extremeカード、Bluetooth 2.0+EDR、ギガビットEthernetもすべて標準搭載。あらゆる面で、最高のパフォーマンスを追求したノートブックです。
| MacBook Pro | PowerBook G4 | |
| プロセッサ | Intel Core Duo/最大2.16GHz | PowerPC G4/最大1.67GHz |
| フロントサイドバス | 667MHz | 167MHz |
| メモリ | 667MHz DDR2メモリ | 333MHz DDR2メモリ |
| グラフィックスシステムバス | PCI Express 16レーングラフィックス | AGP 4X |
| ビデオメモリ | 最大256MB | 最大128MB |
| ハードディスク | シリアルATA | ATA/100 |
| 拡張スロット | ExpressCard/34スロット 最大500MB/s |
PCカードスロット 最大132MB/s |
モバイル活用を考慮した安心設計
外出先で使う。あらゆる場所で使う。狭い場所や人の出入りが多い場所で使う。そんなふうに場所を問わずに使えるのがノートブックの大きなアドバンテージです。MacBook Proはこうした使い方でも安心、安全な設計を随所に取り入れています。
MacBook Proで初めて登場した電源コネクタがMagSafeです。穴の空いているところに深くコネクタを差し込むのではなく、磁石でコネクタを固定します。そのため、誰かがうっかり電源ケーブルを足に引っかけても、コネクタが外れるだけで、MacBook Proが引っ張られて落下してしまうようなことはありません。診察室や手術室、研究室など、人の動きの多い場所でも安心です。 PowerBook G4でおなじみの緊急モーションセンサーやバックライトキーボードは、MacBook Proにも採用されています。緊急モーションセンサーは、万一の落下時にセンサーが素早く感知し、ハードディスクドライブのヘッドを退避させることにより損傷を防ぐ機構です。バックライトキーボードは、周囲の明るさを感知し、暗いときには自動的にキーボードのバックライトが光るものです。薄暗い部屋やプレゼンテーション会場などで威力を発揮します。
Apple Remoteコントローラによるスマートなプレゼンテーション
MacBook ProにはApple Remoteコントローラという小さな赤外線リモコンが付属しています。Apple RemoteのMENUボタンを押すとFront Rowの画面が表示され、音楽、ビデオ、写真、DVDの再生をコントロールできます。さらに、iPhotoのスライドショー、Keynoteのプレゼンテーション、QuickTime Playerの動画再生などのコントロールもApple Remoteで行えるのです。学会や講義、カンファレンス、患者さんへの説明など、あらゆる場面でスマートに画像、動画、プレゼンテーションの表示や再生を行っていただけます。
向上したアプリケーションパフォーマンス
プリインストールされているMac OS Xやアプリケーションは一部の例外を除き、すべてIntel Coreプロセッサでネイティブに動作するUniversalアプリケーションです。高速なプロセッサと、その性能を活かすUniversalアプリケーションの組み合わせにより、MacBook Proの速さが実現されています。
電源を入れてからOSの起動が完了するまでの時間の短さ、Safariを使ったWebブラウズ、動画の再生と、あらゆる作業で体感できる快適さと速さ。本体に付属しているiLife ‘06やiWork ‘06(試用版)もUniversalアプリケーションです。たとえばiMovie HDを使った映像の編集や書き出し、Keynote 3によるプレゼンテーションの作成などでも、その恩恵は十分感じられます。そして今回、山本先生のインタビューで取り上げられているOsiriXもすでにUniversal化されたアプリケーションです。MacBook ProとUniversalアプリケーションであるOsiriXの組み合わせだからこそ「体感的に、3Dワークステーションを超えるノートブック」(山本先生)が現実のものとなっているのです。
一方、Universal化されていない従来のPowerPC専用アプリケーションもRossetaテクノロジーによりきちんと動作します。たとえばMacBook Proに付属しているMicrosoft Office 2004 for Mac Test Drive(試用版)はPowerPC用アプリケーションですが、これまでどおりの使い方、これまでどおりの感覚で違和感なくお使いいただけますので、PowerBookからの移行も大変スムーズです。
既存のMac環境も簡単に移行
新しいMacに移行する際に乗り越えなくてはならないハードルは、アプリケーションやデータ、ネットワークなどの各種設定といった使用環境を再構築することです。こうした作業は時間がかかってひどく面倒、というイメージをお持ちのMacユーザの方も少なくないかも知れません。しかしMac OS X v10.4 Tigerでは付属の移行アシスタントにより、これまでお使いのMacの環境(Mac OS X v10.1以降)をFireWireケーブル1本で簡単に移行できます。
MacBook Proのご購入後、初めて電源を入れたときにセットアップアシスタントが起動しますが、移行アシスタントはその中で呼び出されて、環境の移行をアシストします。画面の指示に従ってこれまでお使いのMacを接続することにより、アプリケーション、ユーザカウント、データ、ネットワークの設定などが転送されます。セットアップアシスタントで移行をスキップした場合でも、アプリケーションフォルダの中のユーティリティフォルダの中に「移行アシスタント」アプリケーションがありますので、後からいつでも実行できます。Mac本体からだけでなく、外付ハードディスクにインストールされているMac環境を移行することも可能です。

最新のテクノロジーの恩恵を享受しつつ、PowerPC用アプリケーションも利用でき、これまでにお使いのMacからの移行も簡単。さらにモバイルで使う場合のモバイル通信のソリューションについてもご紹介します。次のページをご覧ください。

