医師がPowerBook G4を選ぶ理由

ドクターにはPowerBookのユーザが多いと言われます。東京都立広尾病院 小児科の山本康仁先生も、歴代のPowerBookを愛用してきたパワーユーザで、日ごろから積極的にPowerBookを医療に役立てています。医療現場でなぜPowerBookが利用されているのか。その理由とPowerBook G4の魅力についてお話を伺いました。

医師という名の「移動民族」
「医者というのは一ヵ所にとどまって仕事することができないんです」と山本先生。外来から病棟、他へ出向いての診療など、移動の機会が多い医師ともなると、医局にとどまっていられる時間が少なく、1人で占有できるデスクが無い環境で仕事をしなければならないケースも多々あります。山本先生自身は勤務先にデスクがあるが、「これは、とても恵まれているケース」だと言います。
こうした医師という名の「移動民族」に特有の問題を解決するために、山本先生は17インチ PowerBook G4を選択しました。

「いつでもどこでも、すぐ仕事を始められるコンピュータとなるとポータブルが必須です。できれば、デスクトップコンピュータで使うソフトを、そのままのパワーとそのままの使い勝手でポータブルで実現できる環境が欲しい。 Windows PCだと、ノートブックとデスクトップとで用途が切り分けられた設計思想になっています。デスクトップコンピュータと同等のプロセッサやグラフィクス機能を備えたノートブックとなると、必然的にMacのノートブックになるのです。しかも、僕は広い画面で作業したいし、外部ディスプレイも使いたい。そして、チタニウムのPowerBook G4よりもさらに高速なパフォーマンスを求めていた。そうなると選択肢は17インチPowerBook G4だったんです」。

山本先生にとってPowerBook G4はデスクトップコンピュータとまったく同じ価値を持つ、ポータブルな ── つまり移動する、オフィスそのものだったのです。

“デスクトップと同格のパワーと使い勝手を実現できるポータブル環境を選ぶと、PowerBook G4になります”

AirMac Extremeを使って、問題はその場で解決する
都立広尾病院の医局や当直室はワイヤレスネットワークが設置され、院内のLANやインターネットにアクセスできるようになっています。AirMac Extremeカードを装備したPowerBook G4は、いつでもネットワークに接続できるので、日々の業務に役立つと山本先生は話します。

「なんでも疑問に思ったことはすぐにその場で調べるポリシーにしているんです。これは後輩の医師にも指導していることです。たとえば治療方針を決定するような場面で疑問点が出てきたときにも、後回しにはせずに、必ずその場でPowerBook G4で文献を検索します」。

AirMacが提供するワイヤレスなネットワーク接続が迅速なディシジョンに貢献しているのです。「ワイヤレスネットワーク接続環境が、空気のようにごく普通に存在する環境は理想」と語る山本先生にとっては、Pantherが備える自動ネットワーキングの機能は大きな魅力のひとつです。システム環境設定の「ネットワーク」でAirMac、Ethernet、内蔵モデムなどの優先順位を利用環境ごとに設定しておくことで、自動で最適な接続方法を選択することができます。

山本先生は自宅にもAirMac Extremeの高速ワイヤレスネットワーク環境を導入していますが、AirMacのソフトウェアは複数のAirMacベースステーションの設定を記憶できるので、病院でも自宅でも、設定の変更をすることなく、PowerBookを開くだけですぐにネットワークを利用することができます。そしてもちろん、その転送速度の速さを山本先生は評価しています。「ネットワークは速ければ速いほどよい。その意味でAirMac Extremeは十分に高速なのです。むしろADSLの接続速度のほうがボトルネックになっていますね」。

Keynoteによる効果的かつ効率的なプレゼンテーション
モバイルオフィスとしてのPowerBook G4は、プレゼンテーションツールとしても絶大な威力を発揮します。山本先生はアップルのプレゼンテーションソフト、 Keynoteを愛用されています。学会や研修、院内での報告などで頻繁にプレゼンテーションを行なう医師にとって、効果的で美しいプレゼンテーションを、迅速かつ効率的に作成できることはとても重要です。

山本先生が同僚の医師にKeynoteを奨めてみたところ、使い始めてわずか3〜4日で素晴しいプレゼンテーションを作成できたそうです。短時間で効果的なプレゼンテーションを作成できるところがKeynoteの「頼もしさ」だと山本先生は考えます。

“30分しかなくても、ハイクオリティなプレゼンテーション資料が作成できたんです”

「先日の研修会で、グループミーティングの結果をOHPシートで発表する必要がありました。与えられた討議時間はわずか30分。持ち込み機材を使ってもよいということでしたので、PowerBook G4とKeynoteを使って発表しました。30分でまとめ上げた即席のものであっても、驚くほどハイクオリティなプレゼンができました」。

このほかにも山本先生はKeynoteの「文字を半透明色で強調したり、背景でアニメーションをスムーズに動かせる」アルファチャンネルを使った美しいグラフィック表現に魅力を感じています。このハイクオリティな描画能力はMac OS XがもつQuartz Extremeテクノロジーの賜物です。KeynoteはQuartz Extremeテクノロジーを使って画像を美しく表示し、PowerBook G4の高性能なグラフィックチップがQuartz Extremeの表現能力をさらに加速しています。つまり、Keynoteと、ノートブックの常識を大きく逸脱する高いグラフィックス性能を誇るPowerBook G4のコンビネーションだからこそ、迅速でハイクオリティなプレゼンテーション作成が実現するのです。

「プレゼン戦略兵器」としてのPowerBook G4
PowerBook G4シリーズにはプレゼンテーションに最適な機能が装備されています。PowerBook G4の映像出力ポートは、あらゆる種類の外部ディスプレイ/プロジェクタに対応可能です。デュアルディスプレイモードなら、プロジェクタにはKeynoteのプレゼンテーションを、手元にはKeynoteのスライドとスピーカーノートを同時に表示できます。もちろん、ミラーリング機能を使って、プロジェクタに投影した画面と同じ画面を手元で参照することもできます。


山本康仁先生のデスクには歴代のPowerBookと2台のフラットパネルディスプレイ。
Apple Wireless MouseとApple Wireless Keyboardも活用中。PDAはiSyncでシンクしています。

そして、山本先生のプレゼンテーションには、「秘密兵器」がありました。 PowerBook G4シリーズに標準搭載されているBluetoothを使ったApple Wireless Mouseです。

「機材の関係でPowerBook G4を演壇から離れた場所に設置しなければならないときも、ワイヤレスですから、演壇にいながらKeynoteを操作できます。レーザーポインタでプロジェクタ画面を指しながら、手元のマウスのワンクリックでスライドを展開できるのは、素晴らしく便利です」。

これは、シリーズ全機種にBluetoothを標準搭載するというPowerBook G4の先進性がもたらした、大きなメリットのひとつです。

どこにいても、デスクトップに匹敵する100%快適な作業環境を提供するPowerBook G4シリーズ。そして、短時間でハイクオリティなプレゼンテーションを作成できる、Keynoteを始めとする高度なアプリケーション。日々、移動しながら時間との闘いを続ける医師たちがPowerBook G4を選ぶのには、やはり確固たる「理由」があったのです。


PowerBook G4が医療関係ユーザの皆様にご提供する数々のメリットについて、こちらでわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください。





新世代PowerBook G4だけがご提供できるアドバンテージ



医療現場で活躍するMac:「小児慢性疾患診断支援システム」



東京都立広尾病院は、院内に電子掲示板システムを構築して情報管理をするなど非常にIT化が進んでいます。山本先生が勤務する小児科では、データベースソフトのファイルメーカーProを使って「小児慢性疾患診断支援システム」を構築しています。受付時に外来患者のプロフィールやバックグラウンドを素早く入力できるバーコードシステムを導入し、ギガビットEthernetで接続されたサーバからその情報が診察室の端末(Mac)に瞬時に表示される仕組みです。注意が必要な患者の情報も表示されるため、トリアージにも効果をあげています。