PowerBook G4にプロジェクターを接続する
PowerBook G4は、本体の映像出力端子にプロジェクターを接続することで、簡単にプレゼンテーションを開始することができます。ここでは、PowerBook G4の画面をそのままプロジェクターに表示する「ミラーリング」モードでプレゼンテーションを行うための接続*および設定方法を解説します。

*このチュートリアルでは、現在もっとも普及している接続方法だと考えられるVGA接続を前提とします。

「ミラーリング」と「デュアルディスプレイ」の違い
PowerBook G4の画面をプロジェクターなどの外部映像機器に表示させる際には、「ミラーリング」モードと「デュアルディスプレイ」モードのいずれかを選択できます。デュアルディスプレイはPowerBook G4のディスプレイとは別に、外部映像機器をもうひとつのディスプレイとして使用できる機能です。ミラーリングはPowerBook G4のディスプレイに表示されているものと同じ内容を外部映像機器にも表示させる機能です。


STEP



1  接続
2  ミラーリングモードに設定する
3  ディスプレイの設定を変更する
4  解像度を切り替える
5  プレゼンテーション資料を表示
6  ケーブルをはずす






STEP 1 接続
まず、プロジェクターに接続されているVGAケーブルをPowerBook G4に繋ぎます。PowerBook G4には標準でDVI端子が搭載されていますので、まず付属のApple DVI-VGAアダプタ(12インチモデルの場合はMini DVI-VGAアダプタ)をVGAケーブルに装着します。

ケーブルおよびコネクタの種類

Apple DVI-VGAアダプタ(本体付属)
PowerBook G4 15インチ、17インチの本体に装備されているDVI端子と、VGAディスプレイやプロジェクターを接続するためのアダプタです。



Apple Mini-DVI-VGAアダプタ(本体付属)
PowerBook G4 12インチに装備されているMini DVI端子と、VGAディスプレイやプロジェクターを接続するためのアダプタです。



Apple Mini DVI-DVIアダプタ(本体付属)
PowerBook G4 12インチに装備されているMini DVI端子を通常のDVI端子に変換するためのアダプタです。Apple Cinema Displayやデジタルプロジェクターに接続する際に使用します。


次に、PowerBook G4とプロジェクターの両方とも電源が入っていることを確認してから、ケーブルをPowerBook G4本体に接続します。




STEP 2 ミラーリングモードに設定する
ケーブルを繋ぐとPowerBookはプロジェクターを自動認識して、画面を表示します。
その際に──、
A.
プロジェクター側の画面にメニューバーやアイコンなどがなく、バックグラウンドのみが表示されている状態か
B.
プロジェクターの画面がPowerBook G4の画面とまったく同じか
──を確認してください

デュアルディスプレイモードの画面

上図(Aの状態)のように映っている場合はデュアルディスプレイモードになっています。ディスプレイモードをミラーリングに切り替えてください。


ミラーリングモードの画面

上図(Bの状態)のように、両方に同じ画面が表示されているなら、すでにミラーリングモードになっていますので、そのままSTEP 3に進んでください。


ディスプレイモードの切り替え

キーボードの[F7]キーを押すとデスクトップと同じ画面がプロジェクターに表示されるようになります。このとき、解像度はデフォルトでは自動的に800×600ピクセルに設定されます。






TIPS: もう一度[F7]キーを押すと、デュアルディスプレイモードに切り替わります。






STEP 3 ディスプレイの設定を変更する
アップルメニューにある[システム環境設定...]を選択し、環境設定ウインドウの中にある[ディスプレイ]をクリックしてください。すると以下のように2つのウインドウが現れます。

プロジェクターが接続された状態での「ディスプレイ」環境設定

ここでは、「EPSON PJ」という名前のウインドウがプロジェクター側の設定、「カラーLCD」がPowerBook G4のディスプレイを設定するウインドウです。
プロジェクターを設定するウインドウをクリックして前に出します。


* スイッチャーを経由して接続している場合など、プロジェクターの種類を認識できない場合があります。その場合は、プロジェクターの設定を行なうウインドウが「VGA ディスプレイ」などの名前になっていることがあります。



STEP 4 解像度を切り替える
「ディスプレイ」の中にある「解像度:」で、あなたがプレゼンテーションを行うのに最適な解像度に設定してください。解像度を選択すると、プロジェクターとPowerBook G4の両方で同じ解像度(またはできるだけ近い解像度)に変更されます。

解像度の変更

ここでは「1024×768」に設定しました。この操作が問題なく行われましたらSTEP 5へ進んでください


* 選択したい解像度が灰色になっている場合は、[推奨されるモードだけを表示する]のチェックをはずしてください。






TIPS: プロジェクターに映した画面がちらついてきれいに表示されないときは、リフレッシュレートを変更してください。プロジェクターで表示される画面を見て、一番きれいに映るリフレッシュレートに設定します。





プロジェクターの種類が認識できない場合

スイッチャーなどを経由してプロジェクターと接続しているなど、PowerBook G4がプロジェクターの種類を認識できない場合には、プロジェクターの設定を行なうウインドウが「VGA ディスプレイ」などの名前になり、[解像度]のリストに解像度とリフレッシュレートが併記された状態になっています。使用したい解像度とリフレッシュレートの組み合わせをクリックしてください。


* 選択したい解像度が灰色になっている場合は、[推奨されるモードだけを表示する]のチェックをはずしてください。



ディスプレイモードの変更ダイアログ

推奨される解像度以外を選択した場合、「ディスプレイモードを変更しようとしています...」というダイアログボックスが表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。


*[OK]ボタンをクリックした後で、プロジェクターに何も表示されなくなった場合などは[esc]キーを押すと元の状態に戻ります。


ディスプレイ設定の確認ダイアログ

解像度が切り替った後に「新しいディスプレイ設定の確認」というシートが表示されますので、[確認]ボタンをクリックしてください。なお、一定時間そのままの状態にしておくと、自動的に設定前の状態に戻ります。






TIPS: プロジェクターに映した画面がちらついてきれいに表示されないときは、リフレッシュレートを変更してください。プロジェクターで表示される画面を見て、一番きれいに映るリフレッシュレートに設定します。






STEP 5 プレゼンテーション資料を表示
プロジェクターに画面が正しく表示されたら、システム環境設定を終了します。そしてプレゼンテーション資料を開くと、PowerBook G4とプロジェクターの両方にプレゼンテーション資料が表示されます。





STEP 6 ケーブルをはずす
プレゼンテーションが終了したら、PowerBook G4本体からケーブルをはずしてください。PowerBook G4は自動的に本体ディスプレイのみの表示に切り替わります。