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(米国報道発表資料抄訳―2004年4月19日)

Panasonicとアップル、FireWireを用いたHD編集システムをデスクトップおよびモバイル環境で共同実現

新しいハードウェア/ソフトウェアソリューションがHDの制作コストを劇的に低減

2004年4月18日、ラスベガス、NAB−Panasonicとアップルは本日、世界で初めてIEEE 1394 FireWireを介した100 Mbps DV-HD(Panasonic DVCPRO HDネイティブのビデオ圧縮方式)の利用が可能となり、HDポストプロダクションとコンテンツの配信において今までにない高い機能を驚くべき低価格で実現したことを発表しました。

Panasonicとアップルの協力により、デスクトップやモバイル環境におけるFireWire経由でのHDの取り込みが実現し、 FireWireインターフェイスを搭載した制作用HD VTRであるPanasonicの新しいAJ-HD1200Aと、アップルが新しく発表したプロフェッショナルビデオ編集ソフトウェア、Final Cut Pro HDを使って、デスクトップコンピュータはもとよりPowerBook上でもHD解像度の画像を大量に扱うことを可能にしました。

「PanasonicのVariCamネイティブのDV-HDコーデックをFinal Cut Pro HDから利用できるようになったことは、これまでユーザが考えてきたHD制作のありかたを抜本的に変えるものです。これによりコンテンツクリエイターたちは、エミー賞に輝く当社のVariCam映像記録システムのフィルムに匹敵するクオリティをデスクトップ上で、しかも制作プロセス全体をHDに移行させられるような低コストで利用することができるようになります。」と、Panasonic Broadcast社長のジョン・ベイズリー氏は述べています。

「アップルは、FireWireテクノロジーをPanasonicのDVCPRO 50およびDVCPRO HDテープデッキに対応させるため、これまで3年間にわたりPanasonicと協力してきました。我々はネイティブDVCPRO HD編集を今までにない低い価格で、Power MacやPowerBook上でおこなうことを可能にしました。」と、アップルのアプリケーションズマーケティング担当副社長、ロブ・シェーベンは述べています。

また、ナショナル・ジオグラフィック・チャネルの番組編成担当上級副社長、ジョン・フォード氏は、次のように述べています。
「ナショナル・ジオグラフィック・チャネルは720pのHDビデオフォーマットに本気で取り組んでいます。これまで720pのポストプロダクションは技術的に困難な上にコストも高くつきました。アップルのFinal Cut Pro HDはこれらの問題に真っ向から取り組んでいます。PanasonicのVariCamカメラで撮影した映像を現場でPowerBookを使ってオリジナルクオリティのままで編集できる能力は、今後当社のプロデューサーたちがネットワークのために番組を制作する上で大きな影響を与えるに違いありません。」

Panasonicの新しいコンパクトなAJ-HD1200A DVCPRO HD VTRを使うと、PanasonicのAJ-HDC27 VariCam HD Cinemaカメラで撮影した24fpsまたは60fpsプログレッシブスキャン素材や、スタジオ/スポーツトラックでDVCPRO HD VTRで録画した1080iの映像を、VTRのIEEE 1394インターフェイスを使って直接Final Cut Pro HDに取り込むことができ、しかもジェネレーションロスは発生しません。取り込んだ素材は、すぐにリアルタイムで編集作業が可能です。IEEE 1394 FireWireインターフェイスは、ネイティブDV-HDファイルをVTRやVariCamのテープに録画したままの状態でPower Mac G4またはPower Mac G5ホストコンピュータの内蔵ハードディスクに送り込むため、全ての場面はカメラで撮ったままのオリジナルクオリティを維持します。Final Cut Pro HDはまた、どの24 fps HD VariCam素材からも 3 : 2プルダウンを自動的に抽出することができるため、ディスクストレージのスペースを60%も節約することができ、極めて無駄のない24 fpsネイティブHD記録および編集プロセスを提供します。ユーザはFinal Cut Pro HDを搭載したPower Mac G5をデスクトップで、あるいはフィールドでの作業が必要なら、Final Cut Pro HDを搭載したPowerBook G4を使って、カメラオリジナルクオリティのHDコンテンツを編集することができます。このために専用ハードウェアを別途購入する必要はありません。

「Power Mac G5とAJ-HD1200Aの組み合わせによりデスクトップでHD映像を扱うことが可能になった今、HD編集に必要な投資額は劇的に低くなりました。例えば、100時間以上の24fps HDオンラインストレージを持つフル機能HD編集システムに必要なハードウェアとソフトウェアが50,000ドル以下で揃ってしまうのです。」と、 Panasonic Broadcast社マーケティング担当副社長のスチュアート・イングリッシュ氏は述べています。

Panasonicとアップルはこれまで約3年の間に、ネイティブ25Mbps DV 4:1:1 (DVおよびDVCPRO)、50Mbps DV 4:2:2 (DVCPRO 50)、そして今回はIEEE 1394 FireWireを介して100Mbps DV-HD (DVCPRO HD)をFinal Cut Proベースのノンリニア編集システムへの直接デジタル転送を可能にし、高性能デスクトップビデオ編集の世界に革命を起こしました。NAB '02で両社は、Final Cut ProのPanasonic AG-DVX100 24P mini-DV カメラのサポートを発表しました。NAB '03では、IEEE 1394を介した50Mbps DV 4:2:2圧縮ベースのDVCPRO 50フルスタジオクオリティビデオのサポートを発表しました。(Panasonicが発行したAJ-SD93ローコストDVCPRO 50フィーダーに関する別紙プレスリリース参照)


【Panasonic Broadcastについて】
Panasonic Broadcast & Television Systems Co.(パナソニック・ブロードキャスト・アンド・テレビジョン・システムズ) は、放送用および業務用のビデオおよびプレゼンテーション製品およびシステムのリーディングサプライヤーです。Panasonic Broadcastは、家庭用、業務用および工業用の電子・電気製品の世界のトップメーカーの一つである松下電器産業株式会社(NYSE: MC)の主要北米子会社であるMatsushita Electric Corporation of America (マツシタ・エレクトリック・コーポレーション・オブ・アメリカ) の関係会社です。Panasonic Broadcastの製品に関する詳しい情報は、 http://www.panasonic.com/broadcastでご覧になることができます。

【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。アップルは、世界中の学生、教育者、プロのクリエイターそしてコンシューマに、革新的なハードウェア、ソフトウェア、およびインターネット関連の製品・テクノロジーを通じて最高のパーソナルコンピューティング環境を提供しています。


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