柔軟で便利なファイル管理、フォント管理


ファイル管理の自由度が高い


【図.2】

【図.2】ファイルを実際に開くことなく、サムネイル画像での内容、作成日、サイズなどの情報を一気に確認できてしまう。

オペレーティングシステムの操作性、あるいは利便性というものは、「目立たず、騒がず、心地良い」ということにあるのではないでしょうか。例えばデザインやイラストの仕事を行う場合に発生する途中経過や様々なプロジェクト用の膨大な資料用データファイル群の整理は、データを作る以上に苦労するとともに、頭の痛い問題です。しかし、Mac OS Xなら、一般的な画像形式であればAdobe Illustratorのネイティブ形式も含めて【図.2】のように「ファイル」メニューの「情報を見る(Command + I)」で簡単に詳細なデータの状況を把握することができます。また、いつくかのファイルを連続して確認したい場合は、Optionキーを押しながら「ファイル→インスペクタを表示(Option + Command + I)」で、後は確認したいファイルアイコンを選択するだけで確認することができます。

もちろんそれほど多くの情報を必要とせず、内容とサイズ程度であればウインドウをカラム表示させ、目的のファイルアイコンを選択するだけでファイル内容を表示してくれます。

フォント管理が簡単になった


デザインワークでは活用できるフォントの種類が多ければ多いほどイメージを自由に展開させることができます。しかし、従来の環境では登録できるフォントの数がきわめて少ないためにいつも注意を払わなくてはならず、登録量が多くなると作業効率の低下を招いていました。ところがMac OS Xでは登録数に実質的な上限がなく、多くのフォントを自由に、しかも数多く登録することができます。もちろんその場合にはフォントの管理が煩雑になることも考慮しなくてはなりませんが、Mac OS Xには【図.3】のように、Font Bookという強力なフォント管理ツールが添付されています。

【図.3】

【図.3】 Font Bookにて、使用可能な登録フォントを表示できます。

このFont Bookによって、インストールされているフォントを一元的なユーザインターフェイスで管理することができ、フォント単位/フォントファミリー単位/コレクション単位での使用可能・使用停止の管理が可能になります。これによりクライアント別、あるいはプロジェクト別にフォントを簡単に一括管理することができます。もちろん登録したフォントはシステムやアプリケーションを再起動することなく、瞬時に利用可能です。また、この場合も一部の特殊なソフトウェアを除き、基本的にオペレーティングシステムの組み込み機能を「フォーマット→フォント→フォントパネルを表示(Command + T)」(*1)で呼び出して、いつでも【図.4】のようなフォント制御用のパネルを表示させることができます。更に登録後に使用禁止(オフ設定)を行っていてもフォントのイメージを確認できることも重宝しています。

更に、「編集→特殊文字(Option + Command + T)」では、【図.5】のように特殊記号を探し出したり、書体による違いを確認できるなど、デザインワークには欠かせない機能にも大いに助けられています。

【図.4】

【図.4】テキストエディット使用中にフォントパネルを表示した状態。

【図.5】

【図.5】特殊文字を表示した状態。

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