毎日使うからこそ楽しくなければならない


海津ヨシノリ氏による「Mac OS Xのすすめ」の第3回目は、メールやWebサイトのブックマークを快適に管理する方法から、仕事の資料に重宝するPDFの作成まで、Mac OS X v10.4の標準機能と付属ソフトを使ったTipsを紹介します。作成した資料をメールやネットワーク経由でやり取りする際のポイントも必見です。

ルールを設定してメールを自動的に振り分ける


【図.1】

【図.1】 Apple関連のメールを一カ所にまとめるためのルール設定例。Mailのルールは直感的に設定できるので、誰でもすぐに使い込むことができます。

【図.2】

【図.2】 ヘッダを利用した振り分け設定。冒頭ブロックの「Reply-To」
「Content-Type」
「Message-id」は、選択したメールのヘッダから該当するものを抽出し、「ヘッダリストを編集」で新たに追加したものです。

公私ともどもインターネットが欠かせなくなってからは、溜まる一方のメールやブックマークの処理にずいぶん苦労していました。しかし、Mac OS Xへ移行してから使いはじめたMailやSafariのおかげで、作業の効率が飛躍的に高まり、逆にデータを整理することが楽しくなってさえきました。

例えばMailでは、迷惑メールを選択してから「メッセージ」メニューの「戻す」を実行すると、そのメールは宛先不明として差出人に返送されるうえ、メールボックスから自動的に削除されます。不快なメールに一矢報いることができるというわけです。また、「Mail」メニューの「環境設定」にある「ルール」というフィルタ処理では、ヘッダ情報などを元にメールを細かく振り分けることが可能です。ひとつのルール内に複数の設定を登録できるため、【図.1】のように差出人が異なるメールを簡単に一カ所にまとめることもできます。任意のヘッダを追加するなど、細かい振り分け設定との組み合わせで重宝しています。

ブックマークは複数のマシンで共有


【図.3】

【図.3】 実際に使用しているSafariのブックマーク。インターフェイスがわかりやすく、それほど神経質にならなくても自然に整理できるので助かっています。

普段からランダムに集めているWebサイトのブックマークは、あらかじめSafariで整理してから活用しています。外出先に持ち歩くPowerBookやリビングのiBookとは、Safariにある書き出し/読み込み機能を使ってブックマークを共有させています。また、細かい変更や追加があった場合、アドレスバーをiDiskなどのネットワークストレージやサーバ上にドラッグ&ドロップしておき、別の場所にあるマシンでもブックマークをすぐに反映できるようにしています。アドレスバーをデスクトップなどにドラッグ&ドロップするとWebサイトのロケーションファイルが作成されますが、そのファイルをSafariのブックマークウインドウに登録すればデータとして追加されます。

予期しないWebサイトをブックマークするときは、ブックマークの新規コレクションを作成するのではなく、適当なフォルダに一時的にロケーションファイルを保存してから、空いている時間にコレクション側へ追加して整理しています。こうすることで、膨大な量のブックマークを理路整然と管理できるようになり、過去の仕事に関連したWebサイトも素早く見つけ出すことができるようになりました。

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