資料の作成はPDFで迅速かつ整然と行う


システム標準のPDF書き出し機能


【図.4】

【図.4】 Safariでプリントダイアログを表示し、「PDF」ボタンをクリックして書き出しメニューを開いた状態。


【図.5】

【図.5】 Automatorで作成したPDFに透かしを埋め込む処理。オプションの「実行時にアクションを表示」にチェックを入れておくと、詳細設定を行うダイアログが表示されます。

最近はメールに添付する資料として、PDFの存在が無視できなくなっています。さまざまなプロジェクトで渡される資料だけでなく、こちらから提示する資料としても関連するWebサイトをPDFにまとめるケースが多くなりました。そんなときに重宝するのが、Mac OS XのプリントダイアログにあるPDF書き出し機能です。

Mac OS X v10.4からはさまざまなオプションが追加されており、例えば「PDFをPostScriptとして保存」で保存したPostScriptファイルは、ダブルクリックで自動的にPDF化できます。もちろん、必要に応じて「Adobe Acrobat Distiller」で細かい調整も行えます。また、「PDFを暗号化」でパスワード付きのPDFを生成することにより、メールでも安全に資料をやり取りできるようになりました。生成したPDFではテキストデータなどもSpotlightの検索対象となるため、データとしては理想的です。あらゆるシーンでデファクトスタンダードとなったPDFをシステム標準で組み込み、簡単に生成できるMac OS Xを使ってからは、昔の環境には戻れなくなってしまいました。

外付けハードディスク感覚で使えるiDisk


【図.6】

【図.6】 iDiskにアップロードしたファイルのダウンロード画面。説明すら入らないわかりやすいデザインで、相手がWindowsユーザでも問題なくダウンロードできます。

PDFをはじめ、さまざまなデータをネットワーク上でやり取りすることが当たり前となっています。一般的なのはメールへの添付ですが、セキュリティの関係で添付ファイルの容量の上限を決めていた私は、もっぱらFTPを利用することになり、専用ソフトでの接続など面倒な作業を毎回繰り返していました。しかし、.MacのiDiskを利用すれば、デスクトップ上でファイルをドラッグ&ドロップする感覚でデータをアップロードできます。ダウンロードエリアにはパスワードを設定できるため、相手にメールでパスワードを送るだけで効率的にデータの受け渡しが行えるのです。アートワークとは関係ない作業を効率化させたいと感じていた私にとって、FinderからシームレスにアクセスできるiDiskは強烈なインパクトでした。

より使いやすくカスタマイズ可能なMac OS X


やり取りするデータの容量が大きい場合、Mac OS XのFinderに組み込まれているzip圧縮機能(「ファイル」→「アーカイブを作成」)で、Windowsとの互換性もある圧縮データを作成できます。ただし、この機能にはショートカットキーが設定されていません。そこで私は、「システム環境設定」で【図.7】のようにショートカットを設定しています。OSの標準機能や付属ソフトは「簡単、明快、高機能」が理想であると私は感じており、その点でもMac OS XのMailやSafari、PDF書き出しやアーカイブ機能、ショートカット設定はたいへん気に入っています。

【図.7】

【図.7】 「システム環境設定」の「キーボードとマウス」パネルにある「キーボードショートカット」タブで、「アーカイブを作成」に対して「」+「option」+「 Z」を設定。

【図.8】Finderの 「ファイル」メニューにある「“kaizu_03”のアーカイブを作成」の右側に、【図.7】で設定したショートカットが反映された状態。

【図. 8】

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