見逃しがちなMac OS Xの機能を有効利用
画面上のカラーを簡単に測定
【図.6】 DigitalColor Meterでは、マウスカーソルで指定した画面上の任意の位置のカラーを測定できます。
【図.7】 X軸とY軸を固定して測定したり、選択エリアをそのままAdobe Photoshopやリッチテキストモードのテキストエディタにペーストすることも可能です。
【図.8】測定したカラーをカラーチップとしてコピーし、イメージをテキストエディタにペーストした状態。カラーサンプル帳の作成などに便利です。
デザインのアイデアはどこに転がっているかわかりません。例えばカラーリングにしても、仕事用の資料、クライアントから提示されたサンプル画像、オリジナル作成の素材のほか、iPhotoなどに取り込んだプライベートな写真からイメージに合致した色を発見するケースも多くなってきました。そのため私は、「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダにある「DigitalColor Meter」を普段から活用しています。
「DigitalColor Meter」は、画面上の任意の位置のカラー測定を行うだけでなく、X軸あるいはY軸を固定することで、微妙な位置のカラーも測定可能。表示するRGBの数値は、さまざまなRGB表示ルールに従って表すことができます。特に私は、「カラー」メニューの「カラーをイメージでコピー」で切り取ったカラーチップを「テキストエディタ」に貯め込んでから、順番を入れ替え、PDFに書き出して独自の色見本帳を作成しています。また、「環境設定」でアニメーションへの追従も設定できるため、上手に使えばデザイナーにとって役立つツールとなるはずです。
キャプチャ機能は「グラブ」と使い分ける
ソフトウェアのマニュアル作成や企画書作りといった作業では、意外と画面イメージをキャプチャする場合が多く、これまではさまざまなオンラインウェアを使ってきました。Mac OS Xでは、システム標準の画面撮影機能と付属のキャプチャツール「グラブ」で、理想的に画面イメージを撮影しています。
ウインドウやメニューバー領域の撮影結果をAdobe Photoshopで開くと、ウインドウやメニューバー部分だけが切り抜かれている状態というのがわかります。あとからシャドウを加えるなどして、奇麗なキャプチャ画面を作成するときに便利でしょう。なお、システム標準と「グラブ」では同じ画面撮影機能でもショートカットが異なるので、使い分ける場合はそれぞれのキーを覚えておくことをお奨めします。
プレゼンテーションにはズーム機能
大学での講義やセミナーなどで頻繁に活用しているのが、「システム環境設定」の「ユニバーサルアクセス」パネルにある「ズーム機能」です。画面のズーム表示処理が、「
」+「option」+「^」キーで拡大、「
」+「option」+「-」キーで縮小と連動し、プロジェクターで画面を投影した際に細部が見えにくくなる問題を解決します。元画像を拡大するのでボケは発生しますが、4倍程度なら許容範囲であり、これなら会場の後方にいる人も画面を十分に認知可能でしょう。システムに組み込まれている機能なので、Mac OS Xであればどのマシンでも使えます。
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