有限会社インクス アートディレクター 田尻雅文氏。ネットワーク環境を使いこなして、デザインチームのディレクションを担当している。
コミュニケーションツールとしてiChatを導入
株式会社シンクで稼動するネットワークのヘビーユーザーとなっているのは、グループ会社でグラフィックデザインを担当している、有限会社インクスの田尻雅文氏。各ブランドにおけるシーズンごとの新しい広告やカタログ、洋服の柄やプリントモチーフ、イベントではビジュアル映像を作るなどブランドに関わる全てのプロモーションツールを制作している。
「外部を含めたデザイナーとのデータのやりとりは、社内のファイルサーバが不可欠です。また、自社ビルのスタジオや各地の拠点で撮影された写真などもファイルサーバにコピーされ、私たちはデザインルームのMacでそのデータを使って制作できるわけです。制作チーム全体がMacで統一されているので、データのやりとりに問題はありません」(田尻氏)
さらに注目すべきは、拠点間にコミュニケーションツールとしてiChatを使っているところだ。株式会社シンクでは、20台のiChatが導入され店舗と本部でのビデオ会議が頻繁に開かれている。
「これが売れていますとか、こんな柄が人気ですといった情報が店舗から来るわけですが、iChatを使っているので実際の商品を見ながら会議ができますよね。お互いサンプルを見せ合いながら打ち合わせができるので、ズレがなくスピーディに対応出来るのが良いですね。」(田尻氏)。
デザインスタッフなどのコミュニケーションツールとして利用されるiChat。実際に作品を見ながら打ち合わせできるので、メールや電話では伝えきれないようなディテールも事前に話し合えるという。
iChatは、今のところ(2005年11月現在)最大4人同時でのビデオ会議が可能だ。これがもっと増えていき、大掛かりなビデオ会議ができるようになるのを期待しているという。
「ちなみに、iSightの注文も法人営業部を通じて注文しました。一度買ってみれば分かるんですが、電話1本で気軽に注文できるのは便利ですよ。法人営業といっても、iPod1台とかiSight1台とか小口の注文にも即対応してくれます。見積もりにOKを出して、振り込んで商品が届くまで、納期状況などもにもよりますが、最短で3日程度ですね。」(小船井氏)
NetBootなど新テクノロジーの導入も予定
デザインチームによるデザイン素材の量も増えてきており、今後はXserveの増設なども予定されているという。さらに、より快適なビジネス環境を提供するために、アップルの最新ネットワークテクノロジーの導入を視野に入れている。
「今後は、OpenDirectoryをビジネスベースで利用できるように本格導入してきたいですね。また、NetBootでクライアントを管理していきたいと考えています。万が一、デザイナーが使っているクライアントのMacにトラブルが発生しても、隣のMacにデスクトップ環境を移行させて作業が続けられる環境になれば、さらに作業効率が高まります。そのために、いま法人営業部の方にいろいろと相談しながら検討している最中です」(山本氏)
DNSやMailサービスなどの基幹ネットワークはもちろん、広報用ウェブサイト、オンラインショッピングシステム、デザインツール、さらには遠隔地とのコミュニケーションツールとして、株式会社シンクのビジネスを支えるMac OS X ServerとXServe G5。ミッションクリティカルな業務にも耐える安定した性能によって、稼動して“当たり前”という環境が提供されている。今後、株式会社シンクがこのネットワーク環境を拡張するとき、アップル法人営業部はパートナーとして機能し、スピーディな導入をサポートしていく。
