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最先端のHDワークフローがInter BEE 2006に登場

HD制作環境への移行を加速するアップルの映像ソリューション

2006年11月15日(水)〜17日(金)の3日間、千葉県幕張メッセで開催された「2006年国際放送機器展(Inter BEE 2006)」にアップルが出展しました。最新の業務用映像/オーディオ機器が一堂に介するInter BEEは、放送業界からクリエイター、映像を扱うコーポレート市場まで幅広く注目されている世界的なコンベンションです。アップルブースでは国内外のテレビ放送局での導入実績を誇り、デジタル放送時代の映像制作環境として存在感を示しているFinal Cut StudioおよびXsanによる共有ストレージシステムといった最新ソリューションをMac ProおよびMacBook Proの最新モデルで展示。シアターではデモンストレーションが行われ、連日多くの来場者でにぎわいを見せました。

画像:大盛況のデモンストレーション

シアターは通路に立ち見のお客様があふれるほど盛況となりました。

HD化のニーズに応える最新の映像制作環境を出展

現在、国内のテレビ放送局は2011年7月のアナログ放送廃止に向けて地上デジタルの放送エリアを拡大し、ハイビジョン番組の制作におけるHD(High Definition)での撮影やHDコンテンツの制作へと移行している段階にあります。また、HD映像を扱う多くの市場では本放送だけでなく、次世代ビデオ圧縮技術のH.264を使用したワンセグ放送、テレビと連動したストリーミングやビデオPodcast、二次利用としての携帯デバイス用コンテンツやDVDタイトルなど、様々な用途へのニーズが高まっています。

こうしたデジタル放送の現状を背景に注目を集めているのが、フジテレビジョンや朝日放送、毎日放送といった大手放送局でも活躍しているアップルの映像ソリューションです。Inter BEE 2006のアップルブースでは、HDコンテンツの制作に対応するワークフローを提案。高速なIntelプロセッサを搭載したMac ProやMacBook Pro、ストレージエリアネットワークのXsanをベースに、Final Cut Studioによるコストパフォーマンスに優れたパワフルなHD制作環境をデモ展示しました。

実践的なデモンストレーションでHDワークフローを紹介

シアターでは、「Final Cut Studioワークフロー」「XDCAM HDモバイル編集」「Shakeによるビジュアルエフェクト」「Podcast制作」の4つのデモンストレーションを披露。いずれもアプリケーションをスムーズに連携させた制作ワークフローの提案を中心に、実践的なコンテンツの制作に重点をおいた内容となりました。

画像:Final Cut Studioのコマーシャルビデオ制作デモ

映像や音声の編集からDVDへの書き出しまで、Final Cut Studioを使ったコマーシャルビデオの制作手順を紹介。

ブース全体のテーマとも言える「Final Cut Studioワークフロー」では、米国メルセデスベンツ社のコマーシャル素材を用いてFinal Cut Studioに含まれるFinal Cut Pro、Motion、Soundtrack Pro、Compressor、DVD Studio Proの緊密な連携による映像編集からPodcastやDVDへの出力までをデモ。まずFinal Cut Proでタイムリマップ、ジャンプカット、マルチクリップなどを駆使したテンポ感のある躍動的なビデオ編集にはじまり、Motionによる映像効果を高めるエフェクトの追加、Soundtrack Proで映像に合わせた効果音のデザインといった連携でビデオクリップを制作。最終的にはCompressorによるビデオPodcast用からDVD Studio ProでのHD DVDのオーサリングまでを一通り紹介し、Final Cut Studioのパワフルな能力を紹介しました。

Final Cut Studioの次に反響が大きかったのが、次世代ディスクシステムを採用したソニーのHDカムコーダー「XDCAM HD」とMacBook Proを組み合わせた「XDCAM HDモバイル編集」です。実際にXDCAM HD素材の取り込みから編集までを全てMacBook Proで行いました。ソニーが提供する「XDCAM Transferソフトウェア」でのHD素材をXDCAM HDカメラのブルーレイデイスクから取り込み、基本的な編集からカラーコレクションや映像の重ね合わせ、さらにMotionとSoundtrack Prowと連動させ、グラフィックの追加や音のデザインをデモ。機動性とパフォーマンスを兼ね備えたMacBook Proのリアルな能力の高さを確認して頂きました。MacBook Proによるモバイル編集システムは、フジテレビジョンのスポーツ局でも採用されており、報道などスピードを要求されるテレビ撮影現場でスピードとクオリティを向上させる効果的なソリューションです。

「Shakeによるビジュアルエフェクト」では、数多くの映画で採用されている高品質なビジュアルエフェクト/コンポジットアプリケーションのShakeとFinal Cut Proの連携を紹介。Final Cut ProのタイムラインからShakeを直接起動し、高品質なスタビライザた32bit対応キーヤーなどで精度の高い合成をデモ。低価格になったShake 4.1をFinal Cut Proのプラグインのように活用するという新しいワークフローを紹介しました。

「Podcast制作」では今話題のPodcastとその制作プロセスを紹介。オーディオから始まったPodcastはビデオPodcastに成長し、そしてさらにナビゲーションやWebへのリンク機能が追加されたエンハンスドビデオPodcastに進化してきています。ビデオまたはオーディオの編集からPodcast用のエンコーディングまでをFinal Cut StudioとMacだけでできるPodcastおよびエンハンスドPodcastをデモを交えて紹介しました。

最新のHDフォーマットやビデオカメラにも対応

アップルブースの展示コーナーでは、スタッフの解説を聞きながらFinal Cut Studioワークフローの操作性、Mac ProやMacBook Proのパフォーマンスを実際に確認して頂きました。Final Cut Proのコーナーには、今注目のHDフォーマットのネイティブ編集環境をデモ展示。デモンストレーションにも登場したソニーのXDCAM HD、P2メモリーカード採用の松下電器産業製「AG-HVX200」は、テープレスのHDソリューションとして来場者の注目を集めました。キヤノンから発売されたばかりのHDVカメラレコーダー「XH A1」を使用したHDV 24pの編集環境も紹介されており、Final Cut Proが最新のビデオカメラやHDフォーマットをどのように取り扱えるかを確認して頂くことができました。

もう一方のコーナーではFinal Cut Proと連携する強力なアプリケーションであるMotion、Soundtrack Pro、Compressorを展示。リアルタイムモーショングラフィクスや特殊効果、サウンドデザインやサウンドエフェクト、Podcast用のエンコーディングやエンハンスドビデオPodcastの制作プロセスを紹介しました。

画像:アップルの映像ソリューションが体験できる展示ブース

展示コーナーは最新のMac ProやHD編集システム、アプリケーションを体験できる絶好の場となりました。

ブースの一角に展示したサーバラックでは期間中Xsanストレージエリアネットワークを構築し、ブース内のMac Pro用の共有ストレージとして稼働していました。ラックに収められた6台のXserve RAIDの総ディスク容量は42TB。さらにラックには分散レンダリングにも対応できるサーバを装備し、信頼性とパフォーマンスの実際の制作環境により近い状態で展示しました。

Inter BEE 2006でアップルが展開したFinal Cut StudioによるHD映像制作のワークフロー、MacBook ProのモバイルHD編集システム、高速ストレージエリアネットワークのXsanは、テレビ放送局などで今後ますます需要が高まるHDソリューションの中核として活躍が期待できます。

(2006,11,16)

Photo Gallery

  • Inter BEE 2006 - Photo 2
  • Inter BEE 2006 - Photo 3
  • Inter BEE 2006 - Photo 4
  • Inter BEE 2006 - Photo 5
  • Inter BEE 2006 - Photo 6

Inter BEE 2006 - Photo 1

ブースの模様をPhoto Galleryでお楽しみいただけます。サムネールをクリックしてご覧ください。

Pro - フジテレビジョン スポーツ局

Apple Store: Inter BEE 2006 Report

Inter BEEで発表されたアップルの最新テクノロジーをお近くのアップルストアで紹介します。Final Cut Studioによるビデオワークフロー、Shakeによるハイクオリティな合成などの最先端技術のほか、様々な編集テクニックもデモンストレーションでご覧いただけます。


銀座 12/4

  • 13:00 Final Cut Studio
  • 14:00 Shake
  • 14:30 Podcasting
  • 15:00 Final Cut Studio
  • 16:00 Shake
  • 16:30 Podcasting
  • 17:00 Final Cut Studio
  • 18:00 Shake
  • 18:30 Podcasting
  • 19:00 Final Cut Studio

心斎橋 12/6
名古屋栄 12/8
福岡天神 12/11
札幌 12/13
仙台一番町 12/15

  • 13:00 Final Cut Studio
  • 14:00 Shake
  • 14:30 Podcasting
  • 17:00 Final Cut Studio
  • 18:00 Shake
  • 18:30 Podcasting
  • 19:00 Final Cut Studio

革新的なアップルの映像ソリューション

Final Cut Studio

Final Cut Studio

HDビデオのノンリニア編集やリアルタイムエフェクトに対応するFinal Cut Pro 5.1、高度なタイトルアニメーションを作成可能なMotion 2、オーディオ編集ツールのSoundtrak Pro、プロ仕様のDVDオーサリング機能を備えたDVD Studio Pro 4など、HD映像コンテンツの制作に必要なアプリケーションを統合したポストプロダクションパッケージです。最新のUniversalバージョンのほか、従来バージョンからのクロスグレードもお選びいただけます。

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Shake 4.1

Shake

新しいIntelベースMac用に最適化されたShake 4.1。制作予算が厳しくてもお求めいただける価格で販売中です。世界で最も有名なビジュアルエフェクトの作成に使われているShakeは、個人で活動しているアーティストとビジュアルエフェクトスタジオが求めるすべてのツールを搭載した唯一のビジュアルエフェクト合成ソフトウェアです。

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Xserve

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最大3.0GHzのIntel Xeonプロセッサを搭載したラックマウントサーバ。64ビットのクアッドコアシステムは、従来のXserve G5と比較して最大5倍のパフォーマンスを実現し、UNIXベースのMac OS X Serverが抜群の安定性を発揮します。最大2.25TBのストレージをはじめ、最大2GB/sのスループットを提供する8レーンのPCI Expressスロットを2基、FireWire 800を2基、オンボードのデュアルギガビットEthernetなど、業界最先端の機能を1Uサイズに凝縮しています。

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