2007年11月20日(火)から22日(木)までの3日間、千葉・幕張メッセにて行われた「2007年国際放送機器展(Inter BEE 2007)」に、アップルジャパンが出展いたしました。Inter BEEとは、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、アプリケーションなどが一堂に会する国際展示会で、毎年、放送業界関係者や映像クリエイターを中心に多数の来場があります。今回、アップルブースでは6月に発売された映像制作の最新ソリューション、Final Cut Studio 2とその関連製品を展示。シアタープレゼンテーションでは、Final Cut Studio 2での映像制作をデモンストレーションし、連日多くの来場者でにぎわいました。ここでは、当日来場できなかった方々のために、アップルブースの展示内容をご紹介いたします。
業界関係者から学生までを惹き付けたアップルブース
HDワークフローにおいて、朝日放送やフジテレビなど放送局を中心に多数の導入実績があるFinal Cut Pro。その最新版スイートであるFinal Cut Studio 2は、6月の発売以来、多くの映像制作の現場で採用されています。今回の展示では、Final Cut Studio 2の持つ新機能に焦点を当てることで、さらなる映像表現の可能性とフレキシビリティを知っていただくことが、テーマの1つでした。
Inter BEE 2007のアップルブース。多くの人で賑わいました
アップルブースは、シアタープレゼンテーションと各製品のデモステーションを用意。シアタープレゼンテーションでは大画面HDスクリーンと5.1chサラウンドスピーカーを設置し、映画さながらの音と映像を来場者の皆さんにお楽しみいただきながらFinal Cut Studio 2のプレゼンテーションを行いました。各製品のデモステーションでは、アップルスタッフが来場者の方とお話ししながら、製品の概要やワークフローをデモンストレーション。実際にMacを触りながらFinal Cut Studio 2の新機能を試すこともでき、熱心に質問をされる方でひっきりなしでした。また、関連製品としてXserveやXserve RAIDとXsan、Final Cut Serverも展示。ハイエンドの制作現場にも対応する、Final Cut Studio 2のポテンシャルをアピールしました。
今年はアップルブースがホール8の出入り口近くにあったこともあり、来場者の方々がそばを通りかかっては、シアタープレゼンテーションの様子に思わず目が行き、そのままずっと見入ってしまう……という様子を多く見かけました。スタッフの絶妙なトークによるシアタープレゼンテーションは、まるで魔法のようにあっという間に映像が加工・編集されていくという、エンターテインメント的な要素もあり、毎回立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
デモステーションではアップルスタッフから直接説明を聞くことができました
Final Cut Pro 6のデモステーション
パソコンという汎用的な機材を用いながらも、高いクオリティの映像が制作できるFinal Cut Studio 2。その存在感が映像制作の現場で高まっている現状をそのまま反映したかのような、大変な賑わいぶりでした。Inter BEEというイベントの性質から業界関係者はもちろん、映像制作を学ぶ学生の方々も多数訪れていただき、Final Cut Studioが映像制作の裾野をいかに広げたかを改めて伺わせられました。
強力な新機能を使った制作過程をデモ
シアタープレゼンテーションでは、Final Cut Studio 2のワークフローおよび、Final Cut Studio 2に含まれている「Motion 3」「Sound Track Pro 2」「Color」の個別プレゼンテーションを行いました。ここでは、「Final Cut Pro 6」「Color」「Motion 3」「Soundtrack Pro 2」「Compressor 3」を使いながら、バイクのプロモーションビデオを制作するFinal Cut Studio 2のワークフロープレゼンテーションの様子をご紹介いたしましょう。
非圧縮と見まがう新コーデック・ProRes 422
まず最初に紹介されたのが、Final Cut Studio 2で最も特徴的な新機能である、アップル開発の最新HD対応コーデック・ProRes 422の美しい画質です。国内でも多くのクリエイターの関心を呼んでいるこのコーデックは、非圧縮と見まがうばかりの高い映像品質を誇ります。プレゼンテーションでは、非圧縮の映像とProRes422で圧縮された映像を縦で半分に割って並べたものを紹介。通常、圧縮映像は非圧縮のものと並べるとどうしても画質クオリティの低下が目立ってしまうものですが、ProRes 422を使った映像では全く画質の低下が見られず、観客の皆さんも驚かれた様子でした。これだけの高画質を誇りながら、ファイルサイズをおよそ6分の1にできるという高い圧縮比率を誇ります。
非圧縮画像とProRes 422の画像を比較中
このProRes 422を使った映像のほか、HD、SD、DVなどの画質や画面比の異なる映像フォーマットを混在させていても、Final Cut Pro 6ではレンダリングの必要なしにそのまま編集できることが紹介されました。
Inter BEE 2007
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開催日
11月20日(火)〜11月22日(木)開催時間
11月20日(火)、21日(水)10:00 - 17:30
11月22日(木)10:00 - 17:00
会場
幕張メッセ 展示ホール8 アップルブース(8401)
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出展品目
Final Cut Studio2
Final Cut Studio 2は、すべてのポストプロダクションワークフローの中心となるパワフルな機能を搭載した、Final Cut Studioの新バージョンです。Final Cut 6、Motion 3、Soundtrack Pro 2、Compressor 3、DVD Studio Pro 4、そして新登場のプロ仕様のカラーグレーディングアプリケーションであるColorがFinal Cut Studio 2に含まれます。
Xsan
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Final Cut Server
アップルの強力な新しいメディアアセット管理・ワークフロー自動化ソフトウェアのFinal Cut Serverは、大量のメディアファイルの管理の煩わしさをなくし、ジョブの進行状況の追跡、レビューと承認の管理といった複雑な一連の作業を自動化します。アップルならではの使いやすさはもちろん、Final Cut Studioとシームレスに連係します。





