Automatorワークフロー技術情報
フォルダを監視するワークフローを作成する
Mac OS Xで見過ごされがちな非常に強力な自動化機能がフォルダ監視機能です。Mac OS X Panther以前でも、カスタムのAppleScriptを作成し、フォルダに添付して、フォルダを監視し、格納されるファイルを処理できました。最新のMac OS X Tigerでは、Automatorを使って、スクリプトを作成せずに、簡単にフォルダを監視フォルダに設定できます。
ここでは、Automatorを使ってフォルダを監視するワークフローを作成する手順を紹介します。このワークフローは、監視フォルダに格納されたフルサイズの画像ファイルを縮小し、サムネールを自動的に作成します。
ステップ1: 「Create Padded Thumbnails」(サムネールを作成)という名前のフォルダをデスクトップに作成します。
ステップ2: アプリケーションフォルダでAutomatorを起動し、ワークフローのウインドウを新規作成します。
ステップ3: Automatorの「ライブラリ」リストにある「プレビュー」カテゴリを選択します。「アクション」リストで「サムネールイメージを作成」を選択し、Automatorウインドウの右側にあるワークフロー領域にドラッグします。サムネールのサイズを128ピクセル、サムネールの後置文字を「_tn」に設定します。
ステップ4: 「プレビュー」カテゴリで「イメージをパッド」アクションを選択し、ワークフロー領域にドラッグします。その際、「イメージをパッド」アクションを実行すると、画像ファイルが変更されるので、「Finder項目をコピー」アクションを追加して、オリジナルを保護するか確認するメッセージが表示されますが、このアクションでは、ワークフローの前のアクションで作成された画像からサムネールを作成するため、アクションの追加は不要です。「追加しない」ボタンをクリックし、「Finder項目をコピー」アクションを追加しないで、次のステップに進みます。
ステップ5: 「イメージをパッド」アクションで画像の高さと幅をそれぞれ150ピクセルに指定します。「パッドする前にイメージをサイズ調整」チェックボックスをオフにします。
ステップ6: Automatorの「ファイル」メニューから「プラグインを別名で保存...」を選択します。
ステップ7: プラグインに「Created Padded Thumbnails」(サムネールを作成)という名前を付け、「プラグインの対象」から「フォルダアクション」を選択します。「添付先のフォルダ」から「その他...」を選択し、監視フォルダとしてデスクトップに作成したCreate Padded Thumbnailsフォルダを選びます。「フォルダアクションを使用可能にする」チェックボックスが表示された場合はオンにします。「保存」ボタンをクリックして、ワークフローを保存します。
ステップ8: これで監視フォルダは完成です。画像ファイルをフォルダにドラッグすると、処理が開始されます。
ステップ9: 監視フォルダに格納された画像ファイルはAutomatorワークフローによって処理されます。処理中、ワークフローの進行状況がメニューバーに表示されます。
ステップ10: 処理が完了すると、監視フォルダにオリジナルの画像と画像のサムネールが格納されます。


