Automatorワークフロー技術情報
Automatorワークフローでファイルを1つずつ処理する
Automatorを使って、一度に複数のファイルを処理するドラッグ&ドロップのワークフローアプリケーションを簡単に作成できます。Automatorワークフローをアプリケーションとして保存するだけで、自動的にドラッグ&ドロップアプリケーションになります。
少ないファイルを処理するワークフローであれば、この処理方法は有効かもしれませんが、何百、何千ものファイルを処理しなければならない場合はどうでしょうか。ファイル全体を1つのバッチとして処理するのは実用的ではないかもしれません。それよりも、ワークフローでファイルを1つずつ処理した方が賢明かもしれません。Automated Workflows, LLCから無料で入手できるAutomator Multi-Item Processing Utilityでは、このような処理を行えます。
ここでは、Automator Multi-Item Processing Utilityを使ってAutomatorワークフローでファイルを1つずつ処理する手順を紹介します。このワークフローではInDesign文書を開き、PDF形式で出力フォルダに書き出します。
注: このワークフロー例では、Automated Workflow, LLCから提供されているInDesignアクションを利用します。このワークフローを使うには、他のすばらしいアクションとともにデモ版で提供されているOpen Documents in InDesign、Export InDesign Documents to PDFアクションをダウンロードする必要があります。
ステップ1: 「Exported PDFs」(書き出されたPDF)という名前のフォルダをデスクトップに作成します。
ステップ2: アプリケーションフォルダでAutomatorを起動し、ワークフローのウインドウを新規作成します。
ステップ3: Automatorの「ライブラリ」リストでAdobe InDesign CS2カテゴリを選択します。「アクション」リストで「Open Documents in InDesign」(InDesignで文書を開く)アクションを選択し、Automatorウインドウの右側にあるワークフロー領域にドラッグします。
ステップ4: Adobe InDesign CS2カテゴリで「Export InDesign Documents to PDF」(InDesign文書をPDFに書き出す)アクションを選択し、ワークフロー領域にドラッグします。PDF書き出しプリセットを選択し、デスクトップに作成したExported PDFsフォルダにPDFファイルを書き出すことを選択します。オリジナルの文書の名前でPDFを保存することを選択し、「Save and Close Documents after Export」(書き出し後に文書を保存して閉じる)チェックボックスをオンにします。
ステップ5: Automatorの「ファイル」メニューから「別名で保存...」を選択します。
ステップ6: ワークフローに「Convert InDesign Documents to PDF」(InDesign文書をPDFに変換する)という名前を付け、「ファイルフォーマット」を「アプリケーション」に設定し、ワークフローをお好きなフォルダに保存します。
ステップ7: ワークフローアプリケーションを複数の項目を処理するユーティリティに変換するため、ワークフローアプリケーションをAutomator Multi-Item Processing Utilityアプリケーションにドラッグ&ドロップします。
ステップ8: 画面の指示に従って、変換された複数の項目を処理するワークフローの名前を指定します。
ステップ9: 複数のInDesign文書を変換された複数の項目を処理するワークフローにドラッグ&ドロップすると、処理が開始されます。
ドロップされたファイルはAutomatorワークフローで1つずつ処理され、PDFファイルがデスクトップのExported PDFsフォルダに保存されるはずです。


