茂手木秀行【連載】フォトグラファーのためのデジタルワークフロー:第2回
デジタル撮影におけるカラーマネージメント
撮影データのセレクトを効率よく
最後のトピックは、撮影データのセレクトです。デジタルに移行して、まずつまずくのはここではないでしょうか。撮影画像を整理し、セレクトするのはブラウザ形式のビューワーを使うのが一般的です。しかし、これに慣れるのには意外と時間がかかるでしょう。一度慣れてしまうと並べ替えや整理も素早く快適なのですが、フィルムで長らく過ごしてきたフォトグラファーにとっては、なんだか違和感のある作業です。私も最初はそうでした。
フィルムでの写真選びは楽しく、感覚的にも手慣れた作業でした。フィルムビューワーの上で1枚1枚移動させて、見比べたり、細部をルーペで確認しながら最終カットをセレクトしていた訳です。こうしたフィルム時代の一連の手作業を、Mac OS XのFinder上でやってみましょう。方法は簡単です。

表示オプションの「アイコンサイズ」のスライダーを移動して、最大の128ピクセルに設定します。
この方法の場合、セレクトしたすべての画像を開いてみないとピントを確認できないのが欠点ですが、フィルムのセレクトと違和感も少なく馴染みやすい方法だと思います。一般的な画像ファイルだけでなく、多くのRAWデータのサムネイルをFinder上でプレビュー表示できるMac OS Xならではの使い方です。
Mac OS Xでの写真セレクトはApertureで
Mac OS Xでフィルムを選ぶようにもっと自然に、そして確実にピントもチェックできる方法はないものでしょうか? そうしたフォトグラファーの要望に対するアップルの答えが「Aperture」です。
Apertureをより快適に使うためには、デュアルディスプレイがおすすめです。Aperture+デュアルディスプレイ環境なら、まるでフィルムのように画像選びが楽しい作業になるに違いありません。さらに詳しくは矢部國俊さんの連載ページへ。







