矢部國俊【連載】MacBook Proで楽しむAperture:第1回
Apertureってなんだろう?
はじめてのAperture
Apertureは、デジタルカメラで撮影したデータの管理やRAW現像などを行うソフトウェアです。Adobe PhotoshopやAdobe Lightroomといった専門ツールがあるにもかかわらず、リリースされたAperture。そのパワーの秘密を半年かけて徐々に、そして的確に紹介していこうと思います。メインマシンはMacBook Pro(2.16GHz)。私にとって初のIntelプロセッサ搭載マシンにApertureや最新ソフトウェアを組み合わせて、歯に衣を着せずにレポートしていきます。
デジタルカメラを扱っていると、ついつい撮影しすぎてカット数が膨大に増えてしまいます。撮影データを整理してメインカットとサブカットに分けるだけでも、大変な労力を必要とします。さらに複数のデジタルカメラを使っている場合、それぞれのドライバーソフトを使っていたら混乱の極みに。そういった悩みを一気に解決してくれるのが、Apertureです。ちなみに“Aperture”とは英語でレンズの絞りのこと。
この記事を読んでいる方は、すでにApertureのWebページをご覧になっていると思います。Apertureは機能や価格帯でいえばプロ向けの分類ですが、一般の方でも十分に楽しめるはず。かくいう私も手元にApertureが届いて、そしてMacBook Proが届いて、ワクワクしながらインストールしました。
インストールから最初の起動まで
インストールはインターネットに接続した状態で行います。こうしないと、ユーザ登録やアップグレードが実行できないからです。インストールが終わってApertureをDockに登録したら、準備は完了。正しくインストールできた場合は起動画面が出てきます。はじめにアップルのWebサイト上でクイックツアーを見ることができるので、これで概要をつかめるでしょう。起動後には、iPhotoから入力する/既存フォルダから入力する/カメラから直接インポートする/Apertureを使う、という設定を選択できますが、スタート時に現れる画面は非表示にすることも可能です。
なお、本稿の執筆時点(2006年8月下旬)ではApertureは日本語にローカライズされておらず、メニューなどの表示はすべて英語です。辞書を片手にはじめることにしましょう。
最初は起動しても何もない状態ですが、洗練された画面のデザインは本当に秀逸です。ひとつだけ心配なのは、Apertureがマシンの性能に依存するであろうと予測される点。画像はデータサイズが大きいので、それをコントロール/マネージメントするにはある程度のマシンパワーが欠かせません。外出先で写真を管理することを考えると、ロケ時などでそのまま使えるMacBook Proは最適な選択です。しかし、ノートブックで快適に管理できるのかどうか? 今後のレポートに乞うご期待です。
次ページ: Apertureは何がすごい?








