矢部國俊【連載】MacBook Proで楽しむAperture:第3回
Aperture 1.5を使ってみよう
Aperture 1.5へのアップデート
ちょうどこのレポートを執筆する直前に、Apertureが1.5へとバージョンアップして日本語に完全対応しました。そこで最新バージョンをMacBook Proにインストールし、格段に向上した性能を早速試してみました。と言っても単純にテストするのではなく、知人のプロデューサーにお願いして、彼の出版しているフリーペーパーの撮影に合わせて現場に実践投入しています。
さてAperture 1.5ですが、筆者はAperture 1.0からインストールして使っているので、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」を行えば1.5にバージョンアップできます(*)。高速なネットワーク回線につながっている状態でMacBook Proを起動し、ソフトウェア・アップデートを実行するだけですが、ポイントはApertureの前にMac OS Xのアップデートを行っておく必要があることです。Mac OS Xをあらかじめ10.4.8以上にしておかないと、ソフトウェア・アップデートにAperture 1.5のダウンロード項目が表示されません。
注目の新機能をピックアップ
Aperture 1.5の新機能についてまとめておきましょう。以前のバージョンのApertureも使いやすいアプリケーションでしたが、より便利になったというのがファーストインプレッションです。まず、英語以外の対応言語としてフランス語、ドイツ語、そして日本語が加わりました。

日本語化されたマニュアル。PDF形式で閲覧でき、機能や使い方が細かく解説されています。Aperture 1.5.1にアップデートするだけで自動的に設定されます。
写真の読み込み(インポート)の方式も変更されています。従来はライブラリにすべての写真をコピーして読み込む方式でしたが、写真をコピーせずにファイルがあるフォルダなどを直接参照して、Apertureで写真を閲覧できるようになりました。写真の読み込み時に選択して、従来の方法と新しい方法を使い分けることが可能です。新しい方法(写真をコピーしない方法)で取り込んだ場合、プレビューと呼ばれるJPEG画像とメタデータがApertureのライブラリに残ります。
さらに、Aperture 1.5ではルーペの使い勝手が大きく向上しました。従来の機能のほかに、ルーペの位置を固定できる「センター」モードなどが追加されています。
写真の補正機能では、新しくカラー調整の機能が加わりました。露出補正やレベル補正など、それぞれの項目で調整パラメータの保存ができるようになり、よく使うパラメータをプリセットとして保存しておけば、使いたい時にすぐに呼び出すことができます。従来から搭載されていたリフトとスタンプ機能を組み合わせて活用することも可能。また、ショートカットも日本語キーボード対応になりました。ショートカットはより直感的な作業を可能にするので、覚えておくとたいへん便利です。
このほかにもRAWファイルを書き出す際に、ファイルと一緒にメタデータを含んだXMPファイルを書き出せるようになりました。また、iLifeやiWorkの各アプリケーションとの連携も強化されており、ドラッグ&ドロップで書類やプレゼン資料にAperture内の写真を使用できるほか、iPodとの写真の同期も簡単にできます。
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