映像コンテンツを制作する株式会社ディーウォーカーでは、ほぼすべての映像作品の制作に、Final Cut Proを使用しています。また、Xserveサーバを使用したコンテンツマネージメントをはじめ、インターネットを介して遠隔地のクライアントや協力会社とのコミュニケーション、共同作業を実現しています。 テレビ放送品質で編集可能なFinal Cut Pro HD ディーウォーカーは、テレビコマーシャル、プロモーションビデオ、ミュージックビデオクリップ、テレビ番組からセルビデオ、DVDに至るまで、多様な映像コンテンツを制作しています。「我々の仕事の受注形態は、クライアントから直接受注する場合もあれば、広告代理店経由や他のプロダクションとのコラボレーションもありと、実に様々です。スタッフの動きも、社員の誰かがテレビ番組の制作スタッフとしてテレビ局で働くという形もあれば、ディレクターがコマーシャルの演出だけを引き受けるというケースもあります」と取締役プロデューサーの春日宏之氏は言います。「基本的に、頼まれた仕事は断らない主義です」(春日氏)というプロフェッショナルな映像制作者集団ディーウォーカーにとって、いまや強力な武器となっているのが、Power Mac G5とFinal Cut Pro HDです。 ディーウォーカーでは、1999年末にFinal Cut Proが日本で発売されて以後、一貫してこれを使い続けてきました。Final Cut Proの導入の経緯について、春日氏は次のように語ります。「オフラインのVTR編集では、何か変更を加えるたびに最初から作業をやり直す必要があり、非常に時間がかかりました。CM制作等で、Avidはよく使っていましたが、社内に導入するには高価でした。他のノンリニアシステムも試験的に使ってみましたが、非常に使い勝手が悪い。“Final Cut Proはいい”という評判を聞いて、日本でFinal Cut Pro 1.2の発売が決まるとすぐに購入を決めたのです。Avidを使うよりもはるかに低コストで編集システムを構築できるようになりました」。当時は日本語の解説書すら出ていませんでしたが、社内のディレクターたちは、あっという間に使いこなせるようになったそうです。導入の翌年には、ディーウォーカーの作品ほぼ全てにFinal Cut Proが使われるまでになりました。
映像クリエイターにとって、高い編集設備の必要性が減少してきたことも喜ばしいことだそうです。「われわれは、編集設備で勝負するのではありません。アマチュアがプロと同じ機材、同じアプリケーションソフトを使えるようになった時代だからこそ、映像のプロとしてのセンスや、作品のクオリティの高さで勝負したい。映像クリエイターとしての“腕”を評価してもらえるような会社を目指しています」(春日氏)。 次ページ:すべての編集作業を自分自身の手で |
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