QuickTimeのムービーは単に再生するだけでなく、ムービーを使って遊ぶこともできます。ムービーを操作したり、ブラウザ、サーバ、他のムービーと組み合わせて使用したりすることができます。コントロールパネル、ゲーム、パズル、楽器など、さまざまな機能をムービーに持たせることができます。

トラックベースのQuickTimeはさまざまなメディア、言語に対応しており、QuickTimeスプライトの使用からSMILなどの業界標準まで、思い通りのムービーを作成できます。

QuickTimeスプライト

QuickTimeスプライトを使って、メディアにインタラクティビティを加えることができます。QuickTimeスプライトは、画像、短い画像シーケンス、ビデオクリップから作成できるアニメーションで、ベクトルパス上のムービーフレームを中心に動かして、アニメーションを作成できます。スプライトを作成するには、画像(たとえばロゴなど)を作って、動き(たとえば回転など)を指定し、別のアクション(サウンドの再生など)を加えれば、スプライトのできあがりです。残りはQuickTimeがやってくれます。アニメーションの最初のフレームには画像データが、以降のフレームには画像のリファレンスと動作、画像が表示されるXY座標情報が入っています。計算は全部ビューアのコンピュータで行われるので、スプライトは効率的に小さな帯域幅で動きが出せる方法なのです。

スプライトをアクションに追加

スプライトのアクションは、マウスの動作やキー入力のようなシステムイベントによって操作可能です。ですから、スプライトを使って、視聴者がクリックできるカスタムムービーコントローラをデザインできます。また、スプライトは他にも、スプライト自身の位置座標、レイヤ番号、インデックスをチェックし、定めた基準によってその動作を変えることができます。たとえば、スプライトはフレームの端にぶつかったかどうかを見ることができるので、ぶつかったときには跳ね返る動作を実行することができます。スプライトはまた、ムービー時間(ムービーが再生している時間)でも、実時間でも、時間の経過によってその動作を変えることもできます。実際、ムービーが一旦休止したり停止した後でさえ、スプライトは行動しつづけることができます。

このスプライトに付属したアクションにより、フレームの端に達すると常に、跳ね返る動作が実行されます。スプライトのアクションは、Totally HipのLiveStage ProやAdobeのGoLiveを使って、スクリプトをスプライトに追加することでコントロールされます。

Webページのロード

プラグインヘルパーを使って、ムービーやビデオトラックをクリック可能なリンクに埋め込み、WebページやQuickTimeムービーをWebブラウザ、QuickTime Player、QuickTimeプラグインにロードできます。

Javaを使ったアクセス

QuickTime APIはJavaからフルアクセス可能です。Javaを使ってQuickTime対応のアプリケーションを作成したり、ブラウザでQuickTimeからJavaアプレットを実行したりすることができます。

URLへのリンク

HREFトラックを使って、ムービーの表示域をクリック可能なリンクに埋め込み、再生中に別のURLを開くことができます。

ムービーをクリックすると、ウインクします。

JavaScriptヘルパー

JavaScriptを使って、ムービーをWebサイトに追加する方法を検出できます。

ムービーのチャプター

ムービーのチャプターへのハイパーリンク、あるいはポップアップメニューとして、語句をテキストトラックに埋め込むことができます。