What's On vol.7 SOFFet

 
── 音楽活動についてお聞きします。ラップとポップスをかけ合わせたようなサウンドが人気のお二人ですが、どのようにしてSOFFetを始められたのですか?

■Y:二人で始めたのが、中学2年の時。クラシックギターを買って、フォークソングとかを弾き語りして遊んでたんです。その頃、地元の先輩がオリジナルで曲を作ってたんですけど、それがラップと歌が両方入ってるものだったんですよ。ヴァースがラップでサビが歌というような構成のものが多くて。それを真似して始めてみたんです。それが中3の時ですね。

What's On vol.7 SOFFet ── ニューアルバムには純粋な歌ものも入っていますし、これまで以上にポップな印象を受けました。

■Y:自分達の場合、ヒップホップ的な2小節、4小節ループのものが基本となってるんですけど、今回のアルバムは、より展開を持たせることを心がけて曲を作ってるんです。4小節ループみたいなのから抜け出して、Aメロ、Bメロ、Cメロ、Dメロまであるような。そういう新鮮なものが作りたくて。だからよりポップスに近いようなものというのは意識しました。

──アルバムタイトルにも『SWINGIN' BROTHERS』とありますが、スウィング・ジャズ風のサウンドが多いのも特徴的ですよね。

■Y:高校の終わりからジャズっぽい音に興味を持ち始めたので、とりあえずジャズを勉強しようと思ってバークレー音楽院に行ってみたんですよ。音楽理論をゼロから勉強しながら、1年間必死にピアノを練習してました。そこでいろいろと聴いているうちに、1930年代から40年代くらいのジャズがめちゃくちゃ好きだなってのに気づいたんです。

── そういったサウンドには生の楽器が必須ですよね。実際、新作では生音の比重が高くなったように感じます。

■Y:最近、より生の気持ちよさみたいなのを覚えて、自然に今回のアルバムは生演奏の比重が高いものになりました。打ち込みと生演奏と両方やっていきたいな、ってのはずっと思ってるので。

── その2つを両立させるうえで、やはりMacは欠かせないのでは?

■Y:そうですね。生音の編集はやっぱりコンピュータでやったほうが断然便利です。従来のサンプラーだと画面が小さくてめんどくさかったのが、大きい画面でグラフが見れる。音をコピーしたり貼りつけたりも一瞬でできるし。波形を細かく切って、ちょっとしたタイミングの編集とかもできるようになったり。エフェクトをかける時も何系統でもかけられる。そういうのはMacだからこそですよね。

What's On vol.7 SOFFet ── 音楽制作の中で、Macが負う部分というのは大きいですか?

■Y:はい。僕の場合、まず家のMacでかなり作り込むんですよ。だからスタジオでは、家で打ち込んだデータをそのまま使うことも多いです。スタジオでは生音を録って、そのデータをまたMacに入れていじくって。でも、そうやって生音をデータとして編集できるようになったのは自分にとって大きいですね。そういう意味では、Macを使うようになって音楽の作り方も変わりました。できることの幅がかなり広がった。

── では、お二人にとってのアップルの魅力を教えて下さい。

■G:やっぱり、スタイリッシュでかわいくて、かっこいい。そういうところですね。
■Y:僕もそうですね。アップルはデザインがめちゃめちゃおしゃれだし、使い続けているのもそれが大きいです。音楽を作るうえで欠かせないっていうのももちろんあるんですけど、単純にアイコンがかわいいとか、そういうところも大好きです。だからiPodもすんなり欲しくなっちゃう。いま使ってるPower Mac G4はやっぱりスタジオへの持ち運びが大変なんですよね。だからノートブックだったらいいな、とも思ってます。


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1: 「今日iPod買うんだ」って、急に思い立ったんですよ
2: Macを使うようになって、できることの幅が広がった